夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

しら雲のたえまになびくあをやぎの

2011年03月29日 21時06分11秒 |  気になる詩、言葉


しら雲のたえまになびくあをやぎの
          葛城山に春風ぞ吹く
            藤原雅経
            新古今集 1-74
            


柳って便利な木ですね。
風が吹けば、千路に乱れる恋心
枝を折れば、別離の悲しみ、、、

でも、この詩はちょっと違う。
春の活き活きとした息吹が伝わってきそう。

東京は桜の開花宣言が出ました。
でも、私の周りの桜はまだ蕾。
今は、この詩の感じが嬉しい。


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2 コメント

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Unknown (さち)
2011-03-30 21:17:03
柳って、しなだれているものだと思っていました。

こちらの柳は若くてお元気そうですわ。
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若いと (赤い風車)
2011-03-30 22:44:21
しなだれないのですか?
それはちょっと、、、、、、
若い娘にしなだれてきたおいちゃんとしては受け止めにくいお言葉。。。。
なんて、、、
嘘ばればれか。
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