夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

淺みどり深くもあらぬ柳は

2011年03月29日 22時52分10秒 |  気になる詩、言葉


淺みどり深くもあらぬ柳は
     色かはらじといかがたのまむ
        女御藤原生子
        新古今集 14-1253


この詩、後朱雀院の

春雨の降りしくころは柳の
     いと亂れつつ人ぞこひしき
        14-1250

から、返歌、そのお返し、またまたお返しということで続いているラブレターの交換。
断られても、断られても、、、、
男は辛いよね~

 


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2 コメント

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春待つ心 (サッチー)
2011-03-30 10:05:01
多摩川べりをチビ太くんと散歩中に新古今和歌集などを思い出す頭脳に羨望(^^♪

浅みどりの柳に託す春を待つ心も希望が持てますね。

風車さんが気持ちを切り替えて詩人になられたこと良かった(*^_^*)
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はいはい (赤い風車)
2011-03-30 16:12:44
私の脳味噌、爆発だ~ってあちこちに棘を伸ばしておりますので、切り替えは早いほう、というのか支離死滅ってのか、、、、、

「おみゃあさんのは浅いばかりで深みがないっちゃ」って言われておりましたよね。
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