いつも思うのです。
大都会の大きな花屋さんの店先を飾っている花たち。
そりゃ綺麗ですよ。
美貌が売り物になる、、、売り物にしているんだから。
「綺麗でしょ」ってのが見えてても、綺麗だね~って溜息が出るくらい。
でも、そんなのただの幻。
この町に来ればいちころよ。
夏の太陽、冬の北風、、、
降れば洪水、降らなきゃ日照り、
肥料なんて誰もやってくれない、
手もかけてくれない。
それどころか、車に轢かれたり、
鹿や兎に食べられたり、
猪に掘り起こされたり、、、
周りは病菌だらけ。
そんな中でも逆教に耐えて健気に咲いている足元の花を見ると、
これが本当の生活。生きる様。ほれぼれしちゃう。
都会の生活なんて、ただの絵にかいた餅にしか見えなくなってくる。
花びらがちじんでいても、
葉っぱが病気になっていても、
まして、モデルさんのようにきれいじゃなくても、
いいじゃない。
なんて、、、この程度でいい?
ねぇ、僕が悪かったから、、、もう怒んないでよ。