夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

立葵

2009年06月03日 23時29分51秒 |  岬な日々

先日(5月17日でした)、「葵 葵の紋 葵の上 そして「かれにける葵のみこそ悲しけれ」という題で葵に関したことを書いています。
(私ってやっぱり古いのかな~、、、、タイトルが長すぎるのが優雅で、当たり前みたいに思っているんですよね~
昔はよかった、タイトルが1ページに書ききれなくても、誰も文句を言わなかったけど、今じゃ絶対に許されないでしょうね~)



葵について書きたかったけど、きっかけがないと思っていたけど、ふと気がついたら大多喜の城主、本多忠勝の家紋が葵だったということから、徳川の葵の紋、、賀茂神社の神紋、、、双葉葵、、、、なんて話で始めて、植物分類と常識の乖離なんてことになったり、源氏物語の葵の上に飛んでみたり、新古今の贈答の詩、、、

かれにける葵のみこそ悲しけれ
  あはれとみずやかもの瑞垣



いにしへのあふひと人はとがむとも
  猶そのかみのけふぞわすれぬ

なんてことにまで飛んでいったり、相変わらず私の書くものって、あっちゃいっては、こっちゃいって、まあ、まとまりのないことおびただしいですね~

おまけに、その後に松浦家の展覧会に行って、松浦さんのご先祖様って、光源氏のモデルじゃないなんて、、、、話まで別な日記に書いておりましたな~



ということで、今日はタチアオイ。
いすみの家の下に咲いているもの。先週末に撮ったのですけど、今日やっとリサイズしましたのでご紹介します。
徳川の家紋の葵は葵じゃない。昔は立葵(唐葵とも呼ばれていたようです)がむしろ普通の葵でした。(万葉時代にはまた違いますね。あちらはトロロアオイの方でしたって書いてましたよね)
葵(あふひ)は仰日の意味。葉っぱが太陽を向いていくでしょう、そこから来たらしいですね。



でも、今日は何をご紹介しましょうか、、、、、
万葉も、新古今もご紹介済みだし、、、
先日の松浦さんがらみで。、またまた源氏物語でも引っ張り出しますか。

くやしくぞつみをかしけるあふひ草
   神のゆるせるかざしならぬに
          若菜


ところでこれは、葵の巻にこんな詩があってそれを受けているのかな?

はかなしや人のかざせるあふひゆへ
     神のゆるしのけふを待ちける

これって? 犬の防犯グッズ?

2009年06月03日 22時30分57秒 |  これがまあつひのすみかか我が日本


この子は、鳴きません。ただす~す~ってお腹を膨らませて息をしているだけ。
でも、寝姿を見ていると、ちょっと和むかな~



ところで、もう一月ほどになりますか、お風呂に入ったり、マンションの中の通路を歩いていると犬の鳴き声がするのです。2~3秒おきに、昼間はずっとワン、ワンと鳴いているし、鳴き声も微妙に変化している。

このマンションでは犬は飼えるので、飼われている犬の数は少なくないけど、外に漏れるような声で鳴いている犬ってほとんどいないので、おかしいな~って思っていました。

部屋の中にいるときには聞こえないくらいの音量なので、こちらは気にならないのですけど、あんなに一日中鳴いていては犬がまいってしまうのじゃないかとそちらが心配。飼い主を探して、鳴かさないようなトレーニングをするように談判しようかなってさえ思っていました。

今、ふと気がついてググってみましたら、やっぱり、ありましたね。犬の防犯グッズ。センサーが付いていて、ドーベルマンの声で、遠めだとワンワン、近くになると威嚇するような声で鳴くのだそうです。たぶんこの手の犬が置いてあるのでしょうね。
本物の犬でなくてよかった。


下で紹介しているのは、上の防犯グッズというより、犬を飼えない人のための癒しグッズなのでしょうね。こちらもセンサー付きで、玄関などにおいておくと、ドアを開けるとワンワンって鳴いて迎えてくれるそうです。

センサー内臓「プチポチ」 ミニチュアダックス

富士パックス販売

このアイテムの詳細を見る