gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

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Technics SU-8044G プリメイン アンプの修理

2018-02-01 22:14:34 | 修理一般(ラジオ、デジカメ等)
2018年2月1日 外気温:7℃ 室温:19℃

今日は雪?の天気予報ですが、私の場所は小雪が降り、今小雨状態です。
明日の朝がどうなっているか心配です。

今日は愛用のプリメインアンプ TechnicsのSU-8044Gが電源オンするとガリガリ音が出て使えません。
以前も出ていたのですが時間と共に消えていたし、重いし面倒と思っていたのですが、
思い切ってケーブル類を外し修理して見ました。

又、左右のレベルメータの振れも差が有ったのでこれも調整して、2時間程様子を見て解決した様です。

1.私のAUDIO装置(プリメインアンプ修理後)

・下にあるのはTechnicsのFM TUNER ST-7300Ⅱ
・その下にAKAI カセットデッキ CS-M01A
・アンプの上に有るのはPIONIERのダブルカセットデッキ CT-X720WRです。

2.SU-8044Gの仕様

ここを参照させて頂きました。
http://audio-heritage.jp/TECHNICS/amp/su-8044g.html



3.修理


まず、開けて見ないと分からないので上蓋と底板を外しました。

調査
・電解コンデンサの液漏れ:異常は見られない
・半田クラック:電流の多い部分の追半田:PA部のハイブリッドパワーTRの足全て
・出力用の電解コンデンサの足4ケ所
・その他、クラックが疑われる部分:追半田10ケ所


ハイブリッドPAが2個搭載


等価回路


こいつは底板を取ると半田面が見えて楽でしたが重いですね。
半田面の画像を撮り忘れました。

・左右のレベルメータの調整は下記画像です。

デリケートです。MDから音源、テスト用SPを2つ付けて調整


左右が均等に振れる様に調整と言うかゼロレベルを合わせる。

4.気が付いた事

・MICのエコーはBBDかと思いきや、スプリング式でした。(笑)



何しろ、入出力RCAジャックが多い。SPも2系統切替出来る

5.終わりに

元の場所に戻して、電源のオンーオフからカセットデッキでテープを再生
して様子を見ましたが問題は発生しない様です。

さすが、現PANASONICのAUDIO ブランドです安いが作りは良いです。
ICなどは使われておらず、個別部品です。(PA部がハイブリッドです)

良かった。外は雪?だが

2018.10月11日 追記

久振りに電源を入れて見ると、ガリガリ音が出て来たので再修理。

・現象:ガリガリ音が出る、しかも両チャネル。

・調査
①電源部の整流ダイオードの良否:問題無し。
②出力用の電解コンデンサを抜いて調べた:異常無し。
③電流の流れる部分の再半田:変わらず

・仮定
両チャネルに影響している部品は無いか調べると1個有った。
C521:100μF 25V ZDの電圧安定と雑音吸収?

これを交換してダメなら、メインアンプの電解コンデンサ左右で6個交換の覚悟をした。


C521交換後


半田面


外した電解コンデンサ:116μF有り、特に不良とは思えない。

・交換後の試聴

小型SPを繋いで、MP3PLAYERの音源をいれて再生して見たり、VOLを大小して見たり、
電源をオンオフして見たり、しばらく放って置いて電源を入れなおすが、ガリガリ音出ず。

本来は30年以上経過しているので電解コンデンサ(信号伝達用)を交換すべきだが、様子を見る事にした。

本当にこの機器は修理しやすいです。

良かった。だが、心は

2020ー03-15 再発したので再修理 
https://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/6a68d2e6b700fe5cf46b043aed26e2d3
しばらく様子を見る。

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