教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

jlj0011のblog 安倍吐血!?<本澤二郎の「日本の風景」(3805)

2020年08月04日 15時21分09秒 | 国際・政治
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安倍吐血!?<本澤二郎の「日本の風景」(3805)
2020/08/05 09:350
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安倍吐血!?<本澤二郎の「日本の風景」(3805)


<飼い犬記者もしびれを切らし、形だけの質問に官房長官の嘘答弁>


 6月18日以降、官邸と自宅に雲隠れしてきた安倍晋三は、程度は不透明だが、病に冒されていた。7月6日に官邸執務室で吐血していた、と写真週刊誌が報じ、そのことを昨日、内閣記者会の勇気ある記者が、政府スポークスマンに質問した。


 これの情報漏洩先は、警視庁か自民党本部か首相官邸か、主治医のいる慶大病院ということになろうか。もう年貢の納め時ということなのであろうが、筆者は、ある程度想定はしていたものの「引きこもり」と皮肉って書いた。




<病気原因は美食三昧か1・5億円事件の心労か>


 まだはっきりしない点もある。吐血なのか、喀血なのか、その量はどれくらいなのか。吐血であれば、消化器系の炎症か、重ければガンの可能性が高い。喀血であれば、肺の炎症ということになる。




 吐血だと、予想される原因は、官房機密費という血税を使って、毎夜繰り広げてきた美食三昧が考えられる。仮に喀血だと、一連の1・5億円事件に絡んでの、稲田検察との攻防戦による心労であろう。両方に原因があろう。


 ここ1・5か月の安倍日程を見れば、一目瞭然である。ドクターストップだ。大好きな美食三昧とゴルフが姿を隠し、小さなアベノマスクから大きなマスクに交代した。




 無知な人間は気づかないだろうが、病は気から、起こるものである。わが妻は、息子を東芝病院(現在、東京品川病院)で命を奪われ、それでも反省も謝罪もしない東芝を刑事告訴した。


 しかし、電通大魔神の威力に配慮したであろう、東京地検の検事・松本朗は、あろうことか東芝に軍配を上げた。これらの心労で、妻は肺の病にかかり、息子の後を追った。不安や恐怖は肺を直撃する。




 公明党創価学会が支える、3分の2議席に胡坐をかいてきた安倍に、政治責任感がない。そうして8年も政権を継続してきたが、1・5億円事件の勃発で、窮地に立たされてしまった。これが官邸の御用聞き検事・黒川弘務を検事総長に昇格させようとしたが、見事に失敗した。


 この間の心労は、たたごとではなく、文字通り心臓を直撃、精神的に疲弊してしまった。「韓国の朴前大統領の夢見る日々が続いた」との指摘も聞かれたほどである。




<すぐ辞められない心臓の特別事情>


 「1日も早く辞めてもらいたい」と切実に祈っているのは、老いた岸信介の長女で、母親の洋子に相違ない。妻の昭恵も、自由に羽を伸ばしたい気分だろうが、そう簡単に辞められない事情がある。




 1・5億円事件の問題だけではない。TBS強姦魔事件もみ消しやモリカケ事件、桜事件と官邸・首相犯罪が山積している。これらに蓋をかけてくれる後継者探しが、実際問題、容易なことではない。




 辞めることが出来ない。「解散で圧勝して、麻生に継承すれば、なんとか逃げ切れる」というが、麻生が自民党内をまとめきれる力も能力もない。彼もまた日本財政を破綻させた人物である。黒田・日銀の株買い占めを止めて、財政再建に舵を切ることなど、期待ゼロだからである。




<仕事はしない、しかし、辞めない夢遊病者政権が続くのか>


 日本はいま、どえらい事態に直面している。国会を開こうとしない自公・安倍もろとも地獄へと真っ逆さまなのか。仕事をしない心臓、仕事が出来ない心臓を、いつまで支えるのか。夢遊病者のような政府を、いつまで継続させるのか。


 機能不全に陥った自公・日本会議の末路なのか。世は21世紀である。


菅官房長官、安倍首相の健康不安説を否定
8/4(火) 12:28配信


時事通信


 菅義偉官房長官は4日の記者会見で、安倍晋三首相の健康不安説について「私は連日お会いしているが、淡々と職務に専念しており、全く問題ないと思っている」と否定した。  首相は第1次政権末期に持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、約1年で退陣した経緯がある。  永田町では新型コロナウイルスへの対応が長期化し、豪雨災害も重なったため「首相が疲れている」との観測が出ている。4日発売の写真週刊誌「FLASH」は、首相が7月6日に首相官邸内の執務室で吐血していたとする情報を掲載した。(以下は共同)


 菅義偉官房長官は4日の記者会見で、安倍晋三首相が体調不良に陥っているとの見方を否定した。先月6日に吐血した情報があるとした週刊誌報道を元に首相の健康状態を問われ「私は連日会っているが、(首相は)淡々と職務に専念している。全く問題ない」と強調した。


2020年8月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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外苑前の人気和食閉店へ 都も国も「現状知らない」

2020年08月04日 15時19分14秒 | ペットフード
外苑前の人気和食閉店へ 都も国も「現状知らない」
日刊スポーツ2020年08月04日07時00分

新型コロナウイルス感染再拡大を受け、東京都が都内の酒類を提供する飲食店などに対し、営業時間を午後10時までとした短縮要請が3日から実施された。収束の見通しが見えない中、コロナ感染拡大予防の「新しい生活様式」を忠実に守った上での営業継続は不可能と、飲食店の存続を断念した人もいる。東京・外苑前の人気和食店「木ノ下」のオーナー、後藤知義さん(56)は「都も国も現状を知らなさ過ぎる」と話す。
   ◇   ◇   ◇
「木ノ下」は深夜まで旬の食材が楽しめる貴重な店とあって、政財界や芸能界にもファンが多かった。緊急事態宣言発令3日前の4月4日から6月30日まで休業。7月から常連客の予約だけを受ける形で、政府が発表した「新しい生活様式」を守って営業再開した。
再開に当たり、席数を3分の1以下に減らした影響から、7月の売り上げは通常の3分の1以下に落ち込んだ。感染再拡大から8月分の予約キャンセルも相次いだ。都の要請通り、3日から営業を午後10時までに短縮。さらにお盆休みを前倒しし、8日から再び休業する。再開時期は未定だ。
「人との間隔はできるだけ2メートル空ける」「料理に集中、おしゃべりは控えめに」「対面ではなく横並びに座ろう」…。政府が打ち出した「新しい生活様式」を見た後藤さんは「これらを守って営業したら、すぐに経営が立ち行かなくなるが、きちんと守らなければならない」と考えた。
さらに、休業要請協力金や持続化給付金は何の足しにもならず、冬までに経営危機に陥ると予想。店の存続をきっぱりとあきらめた。家賃は契約上、半年先まで支払い義務があった。4月に10月中旬分まで支払っているため、9月末で閉店する。今後の身の振り方は決めておらず、当面は貯金を切り崩して生活する。
最近は会食による感染が増えている。後藤さんは「利益を出そうと、『新しい生活様式』を守らず営業をしている飲食店も少なくない。特に席と席の間をあけていない店が多く、そこからクラスター(集団感染)が発生する恐れもある。僕はお客様や従業員を危険にさらすことはできませんでした」と話す。
11月に10周年を迎えるはずだったが、目前で店を畳む。後藤さんは「悔しさはありません。コロナは終わらない。これまで同様に営業するのは無理ですから」と淡々と話した。【近藤由美子】
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キッシンジャー博士が、二階俊博、今井尚哉、秋元司、森裕子の処分、安倍晋三首相の退陣、菅義偉官房長官の首相就任など「日本に対する重大決定事項」を安倍に伝えてきた

2020年08月04日 11時01分04秒 | ペットフード

キッシンジャー博士が、二階俊博、今井尚哉、秋元司、森裕子の処分、安倍晋三首相の退陣、菅義偉官房長官の首相就任など「日本に対する重大決定事項」を安倍に伝えてき

<iframe id="fif_slot__6301_8328" style="box-sizing: inherit; margin: 0px; padding: 0px; border-style: none; font-weight: inherit; vertical-align: baseline; width: 320px; height: 50px;" name="fif_slot__6301_8328" width="320" height="50" frameborder="0" scrolling="no"></iframe>
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
キッシンジャー博士が、二階俊博、今井尚哉、秋元司、森裕子の処分、安倍晋三首相の退陣、菅義偉官房長官の首相就任など「日本に対する重大決定事項」を安倍に伝えてきた

◆〔特別情報1〕
 これは、上皇陛下の側近である吉備太秦が、米戦略問題研究所(CSIS)の最高顧問でありトランブ政権を作ったキッシンジャー博士(ニクソン政権の元国務長官、世界恒久の平和と繫栄を構築する「新機軸」のトップ・リーダ)から直接伝えられた「日本に対する重大決定事項」である。それに合わせて、ワシントンの有力シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が、「日本における中国の影響力」と題する調査報告書を作成して7月末に公表された。
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キッシンジャー博士が、二階俊博、今井尚哉、秋元司、森裕子の処分、安倍晋三首相の退陣、菅義偉官房長官の首相就任など「日本に対する重大決定事項」を安倍に伝えてきた

2020年08月04日 10時58分18秒 | 国際・政治

キッシンジャー博士が、二階俊博、今井尚哉、秋元司、森裕子の処分、安倍晋三首相の退陣、菅義偉官房長官の首相就任など「日本に対する重大決定事項」を安倍に伝えてき

<iframe id="fif_slot__6301_8328" style="box-sizing: inherit; margin: 0px; padding: 0px; border-style: none; font-weight: inherit; vertical-align: baseline; width: 320px; height: 50px;" name="fif_slot__6301_8328" width="320" height="50" frameborder="0" scrolling="no"></iframe>
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
キッシンジャー博士が、二階俊博、今井尚哉、秋元司、森裕子の処分、安倍晋三首相の退陣、菅義偉官房長官の首相就任など「日本に対する重大決定事項」を安倍に伝えてきた

◆〔特別情報1〕
 これは、上皇陛下の側近である吉備太秦が、米戦略問題研究所(CSIS)の最高顧問でありトランブ政権を作ったキッシンジャー博士(ニクソン政権の元国務長官、世界恒久の平和と繫栄を構築する「新機軸」のトップ・リーダ)から直接伝えられた「日本に対する重大決定事項」である。それに合わせて、ワシントンの有力シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が、「日本における中国の影響力」と題する調査報告書を作成して7月末に公表された。
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抗戦線 『詩の終わり この国の終わり』

2020年08月04日 09時51分15秒 | 国際・政治
抵抗戦線
『詩の終わり この国の終わり』より、転載させて頂きました。
20/08/04 09:33


 繰り返せば、多くの国民の憤懣やるかたない思いとは別に、国民の神経逆撫で発言(「東京問題」、「沖縄にはホテルの確保を何回となく促している」「自治体の責任」)、奇天烈愚策(アベノマスク、アベノミクス)、悪策のごり押し(GoTo地獄)に満ちた西村担当、菅官房、幼稚な居留守使いの安倍ら自公政権、特に自民党は、その党是として明確に「国家優先滅私奉公」(自民改憲草案)をうたい、結果として如何なる政策の結果責任も、架空の媒体に仮託して敵前逃亡を図るという、この国の伝統的に習い性となった無責任政治家を地で言っている輩だ。(ここでいう架空の媒体は私見によればどうやら万世一系の「天皇制」のことだ)。


 沖縄在住の筆者は、菅官房禿頭のこれまでの不埒な発言に、辺野古高江等に関しいつもいつも苦々しい思いをさせられてきたが、今次、明らかにこいつらの政府がやらかした、GoToトラベル(GoTo地獄)のごり押しが齎した、沖縄における稀に見る急激な感染拡大(8月3日現在37人感染、累計554人、退院回復者148人)で、医療ひっ迫状況(マンパワー不足)、病床確保の難事(入院調整中数の過大)に対し、口にするも汚らわしい発言を臆面もなく述べ立てて、またしても県民の神経を逆なでし傷口に塩を塗り込む暴言を吐いたことは、まことにこいつらは国民の犠牲の上に彼らだけの国家(そんなものは存在しない)をおったてて、自分らの失政の責任など取るべくもない連中だと、改めて認知させられた次第。


 菅義偉官房長官が3日の会見で、沖縄県内での新型コロナウイルス患者の急増を受け軽症者向け療養ホテルの確保が追いついていないことに「政府からは県側へ何回となく確保すべきであると促している」と述べたことに対し、県の大城玲子保健医療部長は3日、「国の通知に従い、病床確保計画を進めてきた」と反論した。(沖縄タイムス記事)


 菅の言いぶりに見るレイシズム(人種差別)と厚顔無恥な態度には、むしろ(金輪際彼らが認めたくない)琉球民族の存在性(アイデンティティ)を暗に認知している様子が伺えるが、これまで繰り返されてきたた国連勧告https://www.hurights.or.jp/archives/newsletter/section4/2018/11/post-201822.htmlには一向に耳を傾ける様子はない。つまり菅の発言には彼があるいは属しているかもしれない「大和民族」の、既に敗戦で滅び去った魂の抜け殻が見えてくるということ。同時に現行自公政権乃至安部一派の「ゾンビ的性格」(殺しても死なない怪物性)が垣間見られる。


 安倍の逃亡は今井ら側用人の政権死守悪巧み路線がいよいよ暗礁に乗り上げ、如何に逃げ切りを図るかということに必死な事情を暗示しているかのようだ。


 臨時国会10月以降予定って(臨時じゃあないじゃないか)、こいつらは完全に代議員の責任を放棄し、彼らだけの脳漿に宿った彼らだけの「国家」を遵奉し、自慰的に空中浮遊する大うつけものとなりおうした。(野党に)責め立てられるだけの国会と認知し、責め立てられることばかりしてきたおのれらのことは等閑に付し、明らかにくずどもの牙城と化した自公政権をできるだけ長く存続しようと、手詰まった画策状況から逃げを決めて、国民は政府頼みの虚しさばかり骨身にしみて知らしめられている。


 戦後民主主義は痰ツボに過ぎない。あらゆる表象が、腐った悪臭漂う我々の生存生活環境を示し始めている。もし現行自公政権並みの国政環境を見逃し続けたら、最後には投票率20%の公職選挙の結果自公代議員が全議席を占めて、国民はあってないような政府の愚策悪策、殺人的国政の無力な犠牲者となって、ヒトラーナチスに抵抗しなかったユダヤ人のように、崖から落ちる羊の群れのごとく諸共に滅び去ることだろう。安部などはそれをしも望んでいないとは言えない。(つづく)

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jlj0011のblog 大逆転<本澤二郎の「日本の風景」(3803)

2020年08月04日 09時46分14秒 | 国際・政治
jlj0011のblog


大逆転<本澤二郎の「日本の風景」(3803)
2020/08/03 10:145
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大逆転<本澤二郎の「日本の風景」(3803)より、転載させて頂きました。


<老いた熊が傷だらけの狼に襲い掛かる政局夏の陣>


 永田町を野獣・猛獣に例えると、コロナの猛威に傷だらけの安倍晋三はオオカミ、対する老いた熊が、寝たふりをして、唯々諾々と狼に服従していた自民党大黒柱の二階俊博。


 その立場が逆転した!オオカミは、自宅と官邸内に引きこもって姿を見せない。一国の代表者として、目に余ってぶざま過ぎる。安倍に若いころから、中国共産党のことを教え込んだ師匠である、台湾の李登輝死去にも、遠慮がちのコメントで逃げた。


 側近を使っての中国批判に対して、二階は「心が小さい連中」と切って捨てる。親中派二階の、決起さながらの初めて見せた自信だ。


<「解散して何を問うのか」と安倍と麻生にかみついた二階の正論>


 1・5億円事件の核心的捜査について、肝心の稲田・林の検察が、自民党本部と安倍事務所の家宅捜索をしなかった、何のことはない、両者とも黒川弘務レベルで、事実上、安倍と手打ちをしてしまった。


 追い詰められた狼は、窮鼠猫を噛むの譬えで、早期解散に打って出ようとした。盟友の麻生に解散ラッパを吹かせて、政治資金集めのパーティーを開催させたりしたのだが、自民党内に一緒に踊ろうとする者は現れなかった。


 二階は月刊誌のインタビューで「今解散をして一体何を問うんですか」と公然と安倍に水をぶっかけた。


 まさかのゴマスリ幹事長の一撃に、全く想定していなかった首相は驚愕して声も出なかったという。そう言えば、彼が自宅と官邸に引きこもったのが6月18日以降からである。


 国内では、五輪優先のコロナ対策のツケが表面化、PCR検査の数を増やせば、記録的な感染者発覚は火を見るよりも明らかである。


 安倍が学校を閉鎖する際「2週間後が山場」と嘘をついて、もうどれくらい経過したろうか。新型コロナに対して、本物の専門家は一人もいない。誰も分からない。素人専門家に委ねての五輪優先のコロナ対策について、その元凶が大魔神の電通ゆえに、新聞テレビも真相を報道できない。


 もう1月からであるが、早期発見・早期治療という当たり前の鉄則を実行していない。運よく陰性になっても再発するし、重い後遺症が残る。


 大魔神・電通も打つ手なしである。1年延長の東京五輪も不可能だ。五輪経費の無駄遣いは途方もない金額になる。日本経済の水没を深めるだけだ。秋から冬にかけて、地獄が待ち構えると誰もが予想している。五輪どころではない。人々は生きるか死ぬか、の不安の瀬戸際に置かれている。


 二階は、コロナの実情を言外にチラつかせて、安倍の解散権を封じ込めたことになる。


<錆び付いた解散刀は抜けなかった、早期解散は雲散霧消>


 モリカケからTBS強姦魔を不起訴にした性凶悪犯罪もみ消し事件だけでも、とうに内閣はひっくり返っているはずだ。野党が死に物狂いで追及すれば、安倍は存続できなかったが、バラバラ野党が救世主となってくれた。


 これに桜事件が追い打ちをかけた。これも壮大なる公選法違反事件である。カジノ事件も起きている。これも雑魚一匹捕獲では済まない。検察にお願いして、真っ黒な大魚を見逃してもらった。


 そして元法務大臣が関与した、その実、安倍事件といえる1・5億円事件が、列島を爆発させた。だが、結果的に見ると、安倍逮捕の場面で、検察を抑え込んだ。法務検察内部には、今も黒川弘務のような人物は、いっぱいいるのである。


 国民・主権者に対する法務検察の腐敗は、底なし沼なのだ。破綻した日本民主主義を証明している。国民を裏切り続ける法務検察に、反省も謝罪もする意思はない。


 しかも、半年以上前から、新型コロナの猛威にさらされている日本である。安倍の退陣で済む話ではない。財政も経済、外交も破綻してしまっている。「辞めます」で済む話ではない。フランスであれば「ギロチンにかけられる」という場面といえよう。


<ゴマスリ幹事長の大変身、安倍後継者づくりにも奔走>


 安倍の引きこもりの実態は、官房長官の菅義偉経由で、ほぼ正確に二階の耳に届いている。「官邸の宦官」との戦いを制した、といわれる菅も、二階の後押しで元気が出てきたらしい。


 官邸の金庫と自民党本部の金庫の一体化は、強力そのものなのだ。メディア・マスコミにも流れているのであろう。「夏のボーナスに浮かれている怪しげな評論家も多い」という噂は、本当かもしれない。


 ともかく潮目は変わった。二階大変身である。言葉も動きも滑らかに早くなるものだ。要するに、ゴマスリ幹事長を返上したかに見える。安倍失墜を印象付けている。


 死に体首相を棚に上げて、次の後継者づくりが、二階の残された課題だ。その過程で、息子を後継者にすることが、彼の悲願ともなっている。


<怪しくなった安倍の幹事長降ろし、強行なら政局へ>


 解散を封じ込められた安倍の手段は、国会を開いて堂々と言論戦で反撃すればいいのだが、いまその勇気が全くない。引きこもりが唯一の生き延びる術なのだ。


 残るは人事で、菅と二階を外すことが目標になる。だが、両者はがっちりスクラムを組んでいて、隙間がない。内閣党人事は、これまでと様相が違っている。下手にやろうとすると、大やけどするかもしれない。


 人事強行なら、政局へと発展して、足元の土台がひっくり返ることになろう。動くに動けない。11月大統領選挙前にトランプとの最後の出会いが待っているが、安倍に勢いをつけるような場面は想定できない。


 それとも、李登輝仕込みの北京封じ込め作戦を主導するのだろうか。それで展望が開けるとも思えない。


<安倍側近や反中言論者を「心が小さい」とバッサリ>


 二階変身の一つは、安倍解散の封じ込めと、もう一つが、返す刀で「中国いじめは心が小さい人間のやることだ」とばっさりと切り捨てている点である。


 それかあらぬか、安倍側近で検察に助けられた甘利や、稲田朋美のワシントンの意向を忖度した反中行動に対しても「人間として心が小さい」と斬って捨てているという。


 G7外相会談で、中国封じ込めに手柄を立てたと、米国務長官・ポンペオに褒められて有頂天の外相・茂木を、あげつらっているようにも聞こえる。


 今まで完全無視をしてきたのだが、ここしばらくは自民党幹事長が、コロナ・夏の政局の中心に座った格好である。


2020年8月3日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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