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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

jlj0011のblog 黒川・閣議決定は大間違い<本澤二郎の「日本の風景」(3592)

2020年02月12日 17時35分27秒 | 国際・政治
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黒川・閣議決定は大間違い<本澤二郎の「日本の風景」(3592)
2020/02/12 10:13
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黒川・閣議決定は大間違い<本澤二郎の「日本の風景」(3592)より、転載させて頂きました。


<法曹界のコケンにかかわる重大事件>


 安倍・自公内閣の犯罪もみ消し人といわれる東京高検検事長・黒川定年延長問題を閣議決定で強行したことは、検察庁法に明白に違反している。日刊ゲンダイと朝日新聞が真正面から報道、国権の最高機関での追及と、同時に日本法曹界の重大事件として、波紋が広がっている。


 集団的自衛権の行使で味をしめたのであろう、破憲内閣は閣議決定で違憲明白な戦場海域の中東に自衛艦なる軍艦を派兵したばかりの、安倍・桜内閣


は、政治屋を含め主権者の生殺与奪の大権を握っている検察のボス役に、想定できなかった定年延長を閣議決定した。


 安倍の母校・成蹊大学の恩師いわく「心臓は無知と無恥でずるい男」を、見事に演じ切っている。三権分立どこ吹く風である。日本法曹界に衝撃が走っている。


<内閣法制局の無能・大失態>


 政府の法令が日本国憲法に違反していないかどうかは、内閣法制局が正常に機能していることが、主権者に対して決定的に重要である。


 どうやら、この法制局が、安倍に比例して、歴代の方針を踏み外して、狂ってしまっている。それは、違憲である集団的自衛権の行使を容認、自衛隊の参戦を容認する自衛隊法が強行されたことが、見事に証明している。


 以来、法制局は名存実亡でしかない。1月には自衛艦の中東派兵を閣議決定強行を黙認、今回は国民すべての生殺与奪の大権を握っている検察人事(ありえない定年延長)にもかかわらず、これまたこっそりと閣議決定、法務検察のみならず法曹界を大混乱の渦に巻き込んでいる。


 この許しがたい暴挙に対して、市民から刑事告発が検事総長あてに成された。法務検察の異常事態は、国会のみならず司法全体、さらには法曹界、国民全体へと及んでいる。


 


<どうする!検事総長・日弁連>


 国家主義・国粋主義の不正と腐敗の著しい内閣を、検察権の乱用によって、擁護することが確実視されている真っ黒な人物を、次期検事総長へと格上げする閣議決定という暴挙を、主権者は容認することはできない。


 地に落ちた内閣と検察を象徴する重大事件であろう。


 これを検事総長がどうさばくのか。目下の関心事、政局の核心となってしまった。新聞テレビは、このことをわかりやすく解説する責任を負っている。国会議員は、有権者に説明する義務があろう。


 日弁連の動きが伝わってきていない。いつもながら、動きが鈍い。内部に右翼弁護士が多いのだろうが、今回の事件は論評に値しない国粋主義者の愚挙である。


 国民は、国民の権利を擁護する弁護士の団体の決起に期待している。


<内閣不信任案に相当する事案>


 今回のあまりにも露骨すぎる閣議決定に、釈明の余地はない。


 内閣不信任に相当する。国会は準備を開始すべきだろう。健全な与野党なのかどうかも問われる。


 賛同しないものは、選挙で追放する責任を、有権者は負うことになる。


 以下は日刊ゲンダイの記事の一部である。


<日本は法治国家でない>


代理人を務める元大阪高裁判事の生田暉雄弁護士がこう言う。


「政府は国家公務員法の規定で定年延長を閣議決定したわけですが、同法の対象は一般職で、<法律に別段の定めのある場合には定年制度の対象とはならない>とあり、従来から他の法律により定年制度が定められているものについては、それぞれの法律による定年制度を適用しようとするものと解釈されている。その例が検察庁法第22条による検事総長や検察官で、すでに法律に明確に規定されているものを勝手な解釈で変えてはならないのは言うまでもありません。本来は法律のプロ集団である内閣法制局が見逃すはずがないのですが、おそらく安倍政権は『後で説明すればいい』と考えて内閣法制局に相談しないまま閣議決定したのではないか。これは法治国家ではない。とんでもない無茶苦茶なことが起きているのです」


2020年2月12日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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jlj0011のblog 高い国民宿舎・九十九里思考<本澤二郎の「日本の風景」(3591)

2020年02月12日 17時28分15秒 | 国際・政治
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高い国民宿舎・九十九里思考<本澤二郎の「日本の風景」(3591)
2020/02/11 15:51
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高い国民宿舎・九十九里思考<本澤二郎の「日本の風景」(3591)より、転載させて頂きました。


<提案・年金生活者が手軽に利用できるコースも>


 カミさん孝行のため、誕生日に合わせて、思い切って国民宿舎・九十九里サンライズに一泊した。お目当ては太平洋から登る直後の赤い太陽を見物するためだ。トランプと心臓が邪魔したものか、前回と同じく目的を達成することが出来なかった。


 せめて安い料金であればうれしいのだが、二人分2万4000円。年金でかすかすの生活をしている貧乏人にはきつい。


 提案だが、老人コースをシーズンオフに実現してはどうか。食事の


量や品ぞろえを削減すれば、可能であろう。20年余のデフレ経済は、異常である。国民宿舎を名乗るのであれば、是非とも配慮してほしい。実現すれば、兄弟や縁者、仲間を誘ってもいい。


 宣伝を無料でもしたい。どうだろうか。


<安倍晋三のように官房機密費を利用できない庶民>


 国民は財政破綻の日本財政の行く方を心配している。しかし、心臓はどこ吹く風である。


 確か韓国の大統領は、自費で食事しているが、安倍晋三は血税である官房機密費をふんだんに使って、毎夜グルメ三昧である。


 健康にも悪い。慶応義塾の主治医は「やめなさい」と注意すべきだろうが、今まではそうしていない。


 超軍拡予算を7年連続編成して恥じない。


<無念・今回も太平洋上に黒紫の雲が邪魔する>


 太平洋上に浮かぶ赤い太陽を、2月11日も拝むことが出来なかった。


 日の出は6時22分ごろだ。同15分ごろ4階の大浴場に飛び込んだ。すでに6、7人のおじさんが入浴して、太平洋をにらんでいたが、無駄な努力だった。


 東の地平線に沿って、帯状に紫がかった黒雲がどっしりと居座って動こうとしない。手前は、これまた黒い帯が幾筋も海岸に迫ってきて、最後は真っ白なしぶきとなって、泡となって消えている。


 太陽は黒雲の頭上へと飛び出す瞬間は、山の端ならぬ黒雲の端が、溶鉱炉の鉄のようになって、多少は期待させてくれたが、そこから飛び出すと、もはや赤い太陽ではなく、普通の太陽となってぐんぐん上昇して、日本列島を照らし出して、九十九里サンライズの大自然の舞台は幕を引いてしまった。


<トランプの嫌がらせか、サンダース頑張れ>


 初めてここで赤い太陽を見たのは、およそ40年前である。その日も真冬だったので、今回も期待したのだが、駄目だった。


 やっかみ半分に「トランプのせいだ」と勝手に解釈した。


 目下、米民主党の大統領候補の78歳、サンダース上院議員に、改めて期待をかけた。富裕層への課税強化は、アメリカのみならず、日本もそうしないと経済は窒息する。時代の流れである。


 財閥500兆円に手を突っ込んで、消費税をゼロにしないと、この国は壊れるばかりである。


<帰路・大多喜城・養老渓谷経由で帰宅>


 帰路、高額の高速道路を利用しないで、ゆっくりと一般道を走った。


 途中、大多喜城に立ち寄った。久留里城とよく似ているが、こちらは有料だ。途中で引き返す人たちも見られた。駐車場の料金にもびっくりした。


 ここには40年以上前、環境庁長官をした森美秀代議士の後援会で講演をした後、秘書が案内してくれた。当時は誰もが自由に出入りできた。世知辛い世の中である。


 2年ほど前に養老渓谷を視察したが、代表的なホテルが朽ち果てていたが、いまも変わりなかった。数件で営業していたが、客は極端に少ない。


 庶民向けの値段にすれば、客足は落ちないはずだが、日本の観光地は、いったん吊り上げた値段を下げない。疲弊して当然である。


<千葉日報の大木晃記者は4年前に逝って会えず>


 今回の九十九里行きには、もう一つの目的があった。千葉日報の記者で活躍した大木晃君との、50年ぶりの再会である。彼は九十九里の近くの山武町の出身である。


 いまは山武市かもしれないが、必死で電話番号を探し当てたのだが、もう4年前に別世界に逝っていた。衝撃を受けてしまった。筆者よりは、3歳か4歳若いはずだ。


 生きていれば、彼はこの界隈の事情を知る主である。昨年の15号台風時に雲隠れした、俳優崩れの知事の正体に詳しいはずだ。いい人間は早死にするのだろうか。


2020年2月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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検疫官含む40人新たに感染 クルーズ船、重症者4人

2020年02月12日 12時46分32秒 | ニュース
検疫官含む40人新たに感染 クルーズ船、重症者4人
共同通信2020年02月12日12時27分
 
 
 厚生労働省は12日、横浜港に入港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者のうち、新たに39人に新型コロナウイルスの感染が判明したと発表した。さらに検疫官1人も感染が確認された。11日までに感染が確認されクルーズ船から医療機関に搬送された乗船者のうち4人は重症としている。国内の感染者は計203人になった。
 厚労省によると、新たに検査結果が判明した乗船者53人のうち、39人が陽性だった。年齢は10〜80代で、国内での10代感染は初。クルーズ船で感染が確認されたのは、検査した延べ492人のうち174人となった。感染者は医療機関に入院している。』
10代でも感染することが、判明しました。
油断大敵の新型肺炎です。
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上白石萌歌は「頬がふっくら」女子だ

2020年02月12日 12時14分01秒 | 芸能ネタ
2020/02/12 07:00
 
上白石萌歌は「頬がふっくら」女子だ
(NEWSポストセブン)
 最近、ドラマや映画などで活躍する女優の顔にはある特徴があるという。キーワードは「頬ふっくら」だという。その人気の秘密をコラムニストのペリー荻野さんが解説する。
 * * *
 近年、女子の理想の顔型といえば「小顔」だと信じられてきたが、ここへきて大きく変化してきた。ふっくらぷっくり下膨れフェイス女子の元気のよさが目立っているのだ。
 その先駆けとなったのが、日本を代表する下膨れ系、日本テレビの水卜麻美アナである。『ヒルナンデス!』時代は物産展ハンターと呼ばれてカニなどを豪快に食べまくり、『嵐にしやがれ』のゲストになったときはカルボナーラをほおばって「パスタを飲んでる」「ヘビの領域」と言われるなど伝説を次々打ち出し、昨年の『24時間テレビ』でも黄色いTシャツで総合司会をしつつ、マラソンまでしてのける張り切りぶりを見せた。出てくるだけで画面を明るくする彼女のパワーの源は何かとよくよく見れば、やっぱりパンチのある笑顔。ほっそりと頬がコケたアナウンサーにはできない、面積多め、文字通りの「満面の笑み」であった。
 そんな水卜アナに対抗すべく(?)フジテレビが送り出してきたのが、杉原千尋アナだ。『石橋貴明のたいむとんねる』で、石橋に「パグパン」「ぶり女」(杉原は富山出身)などと呼ばれる杉原は、平成7年生まれの24歳で、番組のネタが昭和歌謡などだとさっぱりついていけず、きょとんとしている。「満面のきょとん」という新たな路線(※本人は新たな路線だとは思ってないと思います)で、今後、どう成長していくか楽しみでもある。
 女優陣では、ともに朝ドラ女優となった土屋太鳳と有村架純という二大若手下膨れ系の活躍が目立つ。このふたりには貫禄さえ備わった印象だ。
 そして昨年からぐぐっと出てきた下膨れ系が、上白石萌音、萌歌姉妹である。
 大河ドラマ『いだてん』では、萌歌が伝説の金メダリスト、前畑秀子役。国民の期待を背負い、決勝のプールに飛び込んだ前畑をカメラが正面から追う。水泳帽で髪をまとめているため、しっかりフェイスラインがわかる水中丸顔アップに、奮闘ぶりがリアルに出た。その萌歌は、まもなく放送されるNHKBSプレミアムドラマ『ファーストラヴ』で父親を殺した女子大生という難役を演じる。うつむきがちの「満面憂い顔」にも注目したい。
 一方、萌音はドラマ『恋はつづくよどこまでも』で、高校時代、偶然出会った医師の天堂(佐藤健)に恋した新人ナース佐倉七瀬に。「あの日、見えたんです。道が。先生へと続く道が」と、いきなりそう言われても困るような熱烈告白をするものの、病院内で「魔王」と呼ばれる完璧主義者の天堂は、お前を相手にする確率は「0.0001パーセントもない!」と嫌な顔をし、どうするのかと思ったら、七瀬の頬を片手でむぎゅっとすしぼめてしまった…。自慢の(かどうかは知らないが)下膨れほっぺをしぼめられてはひとたまりもない。魔王は弱点をよく知っているのである。
 癒し系とは一味違う愛され顔の彼女たち。『女の一代記』など大きな作品では、30代でも女学生姿になることも多い。その点、童顔に見られがちな下膨れ系なら、違和感なし! 強みを活かして、幅広い作品に進出してもらいたい。』
 
一昔前までは、眼鼻立ちが整った瓜実顔が、美人女優と言われていました。吉永小百合さんや松原智恵子さん酒井和歌子さんが、美人と言われていました。
お好み焼き顔が、好まれるようになってからの傾向ですね。
最近鼻筋の通った鼻の高い美人女優が少なくなったと思います。
自我の強い女性が好まれるようになったとでしょうか。
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国内で複数重症者=新型肺炎、容体深刻な人も

2020年02月12日 11時18分59秒 | ニュース
国内で複数重症者=新型肺炎、容体深刻な人も
2020/02/11 18:06時事通信


 日本国内で確認された新型コロナウイルス感染者のうち、複数の人が重症になっていることが11日、関係者への取材で分かった。呼吸困難となるなど容体が非常に深刻な患者もいるといい、感染者の拡大が続く中、各地の医療機関で懸命の治療が続いている。


 関係者によると、重症者は複数おり、高齢で深刻な基礎疾患を持つ人が含まれている。そのうちの1人は2月上旬、発熱の症状があり、インフルエンザの検査をしたが陰性だった。その後、新型ウイルスの検査で陽性と確認された。


 受け入れ先の感染症指定医療機関で、抗エイズウイルス(HIV)薬の投与などが検討され、家族が同意したケースもある。患者は家族を含め、病院関係者以外との接触を認められていない。


 新型ウイルスに感染した場合、軽い風邪のような症状で終わるケースが多いとされる一方、高齢者などは重症化する可能性が指摘される。流行の発生源とされる中国・武漢市で死亡した日本人は、60代男性だった。


 厚生労働省によると、国内で確認された感染者は11日までに160人を超え、検査結果待ちの検体も残っている。感染者はさらに増える恐れがあり、ワクチンの開発や治療法の確立が急務となっている。 


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小沢一郎や山本太郎をかついで政権を奪え 亀井静香・元建設相

2020年02月12日 10時51分52秒 | 国際・政治

格差階級社会をなくそう

小沢一郎や山本太郎をかついで政権を奪え 亀井静香・元建設相

 
小沢一郎や山本太郎をかついで政権を奪え 亀井静香・元建設相
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200207/pol/00m/010/006000c
2020年2月10日 政治プレミア 毎日新聞
 
 今の野党はかつての社会党みたいになっている。居心地が良くなってしまっているのではないか。批判だけしておけば、そうだそうだ、と言ってくれる人がいて気持ちがいいのだろう。
 
 政権を取ろうという気概が感じられない。 
 
相手にドスを突きつけろ 
 
 国民民主党の玉木雄一郎代表には、参院選前に「トロイの木馬になれ、与党に入り込め、自民党と連立しろ」と言った。ところが立憲民主党の枝野幸男代表と組んで、正面から城攻めをすることにしたんだな。
 
 正面からやるのはいいだろう。しかし、ならばもっと腰を入れてやらないといけない。
 
 私が今の野党に不満なのは審議拒否をしないことだ。マスコミの批判を恐れているのだろうが、しかし「野党が審議拒否」と新聞に書かれれば宣伝になるではないか。
 
 批判されればされるだけ、反対に支持する人が出てくる。敵の力を利用して勝つということを知らない。
 
 政治家というのは相手の首にドスを突きつけないとならない。爪切りを持って行って、爪切りしましょう、なんてのはダメなんだ。 
 
小沢氏は遠慮しすぎ 
 
 枝野氏も玉木氏も自分が大将になりたいというようなことを言っていないで、小沢一郎氏を大将にすればいい。
 
 小沢氏も弁慶みたいに「義経がんばれ」なんて言っていないで、自分が出てくればいい。まだ若いじゃないか。
 
 小沢氏は自分は嫌われ者だから、と思っているのかもしれないが、羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹いている。遠慮しすぎている。 
 
 ある日突然、オセロのように一挙にひっくりかえる時がくる。悪者待望論というのがある。ぐにゃぐにゃした妙な善人より、悪人のほうがいい時がある。善人が場合によって害をなし、悪人が場合によって善をなす。 
 
山本氏の言葉は胸に響く 
 
 れいわ新選組の山本太郎代表もいいね。ぐちゃぐちゃ、ややこしいことを言わないで、スパッと国民の胸に響くことを言う。ずばりといま言うべきことを言っている。彼はいいと思う。政策的にも、消費税廃止など鋭角的なことを言っている。
 
 山本氏を中心に野党がまとまればいい。いい野党になる。枝野や玉木がぐちゃぐちゃしているなら、もう山本でいいじゃないか。
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HOME 天木直人のブログ 危機が常態化したに過ぎない米・イラン対立の深刻さ

2020年02月12日 10時43分14秒 | 国際・政治

危機が常態化したに過ぎない米・イラン対立の深刻さ
2020-02-12
このところ、中東情勢についての寄稿依頼が重なった。
 いまもそのひとつの原稿を見直しているところだ。
 もちろん、新年早々に起きたスレイマニ司令官殺害による一触即発の危機はどうなるか、それを占うのが依頼者の注文である。
 そして私の答えは、予断を許さないというものだ。
 メディアはつねに一過性だ。
 見えなくなれば取り上げない。
 しかし、一触即発の危機は終わったわけではない。
 常態化しただけなのだ。
 見えなくなっただけ、より危険で深刻だ、と言うものである。
 米国とイランの対立が深刻さを増す最大の理由は、トランプが経済制裁をさらに強化してイランに完全非核化を迫っているからだ。
 その背後にはもちろんイスラエルの安全保障の確保がある。
 しかしイランは核放棄には絶対に応じない。
 イランにとって、北朝鮮以上に、核は米国・イスラエルの弾圧から自らを守る武器になるからだ。
 そして何よりもイランはいまやイスラエルのパレスチナ弾圧を正面から批判する国だ。
 歴代のどの大統領よりもイスラエル寄りのトランプはいま大統領選の勝利しか頭にない。
 そしてトランプの最大の支持基盤であるキリスト教福音派はユダヤ系米国人よりも親イスラエルだ。
 イランに強硬にでるしかない。
 スレイマニ司令官の殺害はハメネイ師のイラン体制壊滅の予告に過ぎない。
 それを一番知っているのはハメネイ師だ。
 そしてまともに戦っては勝てない事も知ってる。
 だからこそ反米テロ組織を支援し、「シーア派の三日月」を作って来た。
 その命を受けて活躍し、テロ組織から慕われて来たのがスレイマニ司令官だった。
 スレイマニ司令官の暗殺は米国にとっては時間の問題だったのだ。
 しかもテロ組織は皆パレスチナに味方している。
 そもそも、1979年にイスラク革命を掲げたホメイニ師は、「イスラエルの占領下で苦しむパレスチナ人を解放する」として、登場し、革命後にただちにイスラエルと断交した。
 あのオサマ・ビン・ラデンもパレスチナ解放を訴えた。
 そして、いまではISがパレスチナ解放を口にするようになった。
 たとえトランプがハメネイ師を倒しても、反米はもはやハメネイ師を離れて反米武装抵抗組織にひろがりつつある。
 トランプが中東和平提案と称するパレスチナ占領を強行する限り、中東に平和は来ない。
 私が、危機が常態化したという理由がそこにある。
 なぜ私がきょうのメルマガでこのような事を長々と書いたのか。
 それは、きょう2月12日の朝日新聞が、「聖戦の英雄かテロリストか」という見出しを一面トップに掲げ、一大イラン特集を掲載したからだ。
 そこに、私がこのメルマガで書いて来たすべてが書かれている。
 中東情勢に縁のない日本国民必読の特集記事である(了)


朝日新聞デジタル


(イラン 抵抗の三日月)聖戦の英雄か、テロリスト
2020年2月12日 5時00分
  • 27面 社会1

イラク中部ナジャフで昨夏、実戦さながらの訓練をする「人民動員隊」(PMF)の戦闘員ら=高野裕介
 ■プレミアムA

 闇の中で燃え上がる炎に包まれる車両。その映像に、世界が震えた。
 1月3日未明、米軍はイラクの首都バグダッドの空港近くで、イランのイスラム革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害した。
 発火点は、イラクの親イラン武装組織「人民動員隊」(PMF)。昨年末、イラクでは米軍駐留基地への攻…
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