教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

国旗掲揚、国歌斉唱は公務員の義務、教科書で「一部の自治体で強制の動きがある」との記載は間違い

2013年09月22日 19時46分34秒 | 国際・政治

2013年09月22日 03時20分24秒 | 政治
◆国旗「日の丸」掲揚、国歌「君が代」斉唱に関し、実教出版(東京)の高校日本史教科書が「一部の自治体で強制の動きがある」と記載していることから、この教科書の採択が是か非かをめぐり、教育界の一部がもめている。
 東京都教委が「使用は不適切」とする見解を議決、神奈川県教委も、この教科書の使用を希望していた県立高校28校の校長に再考を促し変更させた。これに対して、埼玉県教委は、県立高校8校が使用を希望したことに県議会文教委員会が採択の再審査を求める決議を賛成多数で可決。これに抗議する形で、県教委の清水松代委員長が突如辞意を表明した。
◆教育界をもめさせている元凶は、実教出版の高校日本史教科書が「一部の自治体で強制の動きがある」と記載していることにある。県立高校は、地方公務員である教職員によって運営、教育が行われているという当然のことを、実教出版と執筆者は、軽視しすぎている。
 公務員は、国家公務員、地方公務員を問わず、国民の奉仕者であり、国家国民に忠誠を誓っているはずである。国旗「日の丸」を掲揚し、敬礼するとともに国歌「君が代」を斉唱するのは、義務である。義務を果たすべき事柄について、「一部の自治体で強制の動きがある」と記述して義務違反を煽るのは、それこそ、秩序を乱す行為で犯罪的である。「思想信条の自由」を持ち出して、入学式や卒業式といった厳粛な儀式の際、国旗「日の丸」掲揚、国歌「君が代」斉唱を実力行使して妨害する不逞の教職員は、レッキとした「業務妨害罪の犯罪者」である。この法律違反を生徒たちに見せつけていたのでは、「順法精神」を植え付けることはできない。そんなに義務を果たすのが嫌ならば、公務員の身分から外れて民間人になればよいのである。
◆小中高校は、「日の丸 君が代の歴史」をしっかり教えなくてはならない。私は、「小中高校の教科書が教えない日の丸 君が代の歴史」(同文書院刊、1999年7月8日)なかで、以下のように書いている。
 「日本の国家を示す政治的シンボルが、国旗『日の丸』であるなら、『天皇』は、『日本国の象徴』であり『日本国民統合の象徴』である。日本国憲法第一条は、『天皇が国の象徴たる役割をもつことと、天皇の地位が国民の意志にその存立の根拠を有すること』を定めている。憲法は、国家機関としての役割を定めているので、憲法が示している『天皇』は、『国家機関としての天皇』を意味すると解釈されている。人格を持った人間天皇が、『政治的シンボル』としての役割を担い、菊の紋章をあしらった『天皇旗』は、それを表象している。国歌は、国家国民を讃える歌であり、統一国家の国民の帰属意識を確認し、団結心を高揚させ、国家への忠誠心をより強化させる役割と機能を果たす。日本においては、国歌が『日本という国家』と『日本国民統合の象徴としての天皇』を讃える内容であって初めて国歌の資格を持つ。単に国家国民を讃えるのみでは、不完全である。『日本国民統合の象徴としての天皇』が讃えられていなければ、日本の国歌とは言えない。『日本国民統合の象徴としての天皇』に対する讃歌の否定は、日本国憲法の否定を意味している。天皇讃歌に反対する者は少なくとも『第一章天皇』(第一条~第八条)を否定し、『憲法改正運動』を起こすほどの覚悟を持たなければならない。『君が代』の歌詞の古来の意味がどうあれ、『君が代』には、『日本国民統合の象徴としての天皇』に対する讃歌でなくてはならない。そうでなければ、国家国民を讃える国歌とは言えず、国歌としての価値はない。『君が代』を忌避する人たちに対していたずらに迎合するあまり、『いまの君が代には天皇を讃える意味はなく、国民の長寿と幸福を願う気持ちが込められている』と勝手な新解釈を下すのは間違いである」
【参考引用】朝日新聞DIGITALが9月20日午前4時7分、「埼玉県教育委員長が辞意 日本史教科書採択めぐり」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「埼玉県教育委員会の清水松代委員長は19日、実教出版(東京)の高校日本史教科書の採択をめぐり、県議会の批判が高まっていることを受け、『けじめをつけたい』として辞任する意向を表明した。県教委は8月、実教出版の教科書を県内8校で来年度から使うことを認めた。この教科書には、国旗掲揚と国歌斉唱について『一部の自治体で強制の動きがある』との記載がある。県議会文教委員会は『自国や郷土に誇りを持つという県の教育方針に沿わない』と反発。今月、県教委に再考を求める決議を可決した。清水氏は19日の県教委定例会で辞意を表明する一方で、『採択は正しかった』と述べ、県教委の決定を撤回する考えはないことを強調した」

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 定価(本体1500円+税)

■TPP本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか2013年9月刊
まえがき
第 1 章 TPPとアメリカの食糧支配
第 2 章 TPPの最大のネライは保険だ
第 3 章 TPPで日本医療界への食い込み ―― 国民皆保険制度の崩壊
第 4 章 TPPで雇用はどうなる ―― 解雇自由の法制化
第 5 章 米国「軍産協同体」が防衛省を食い物に ―― 米国の肩代わりをする「国防軍」の建設
第 6 章 米国が日米事前協議で日本政府に強い圧力をかける
第 7 章 日本のTPP参加に向けての経緯
あとがき



本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
消滅間近の韓国が「ウォン高の嵐」を受けて破綻寸前、日本の支援得られず、朴槿恵大統領の自業自得

◆〔特別情報①〕
 消滅間近の韓国が、経済破綻寸前に陥っている。とくに韓国が海上保険などの再保険を専門とする英国ロイズとトラブルを起こしたのをキッカケに世界中の保険会社からボイコットを受けて、無保険状態になっているからである。これでは、韓国企業の大半が、世界企業との取引がストップしてしまう危険があり、大ピンチに立たされている。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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米金融資本主義と二人三脚の安倍首相の強さ new!!

2013年09月22日 17時43分28秒 | 国際・政治

新刊発売のお知らせ
2013年1月19日発売KKベストセラーズから、
田母神元航空幕僚長との共著を発売します。

new release

Naoto Amaki

天木直人
天木 直人

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 「驚くべき発言が国のトップから発せられました!」。 こういう書き出しで始まる「驚くべき記事」を、9月20日の夕刊フジの株式市場欄「天海源一郎の木曜は株式フジ」のなかで見つけた。すなわち9月17日に外資系証券会社の講演会が開かれたという。 出席者の大半が内外機関投資家であるという講演会で安倍首相が次のようなメッセージを寄せたというのだ。 「今の日本は買いだ」、 「投資は他人より半歩先んじることだ」 と。

 一国の首相が株屋もどきのこのような発言を行なっていたというのに何故大手メディアの経済記者は書かないのか。そう思っていたらきょう9月22日の紙面で天下の経済紙である日経新聞が書いた。「日曜に考える 羅針盤」というコラムで梶原誠編集委員が要旨次のように書いている。 
 すなわち、安倍首相の講演は先週、メリルリンチ日本証券部が都内で開いた投資家向けの講演会であったという。その講演会に出席していた米国の投資家が「アベさんの話を今度はニューヨークで聞くのが楽しみだ」と筆者に打ち明けていたという。 安倍首相は国連総会出席のため来週ニューヨークへ行く。そこでまたアベノミックスについて何か話すということだ。さらにまた安倍首相は今年の5月に首相官邸に米大手投資会社カーライル・グループのトップを読んで彼の話に耳を傾けていたという。 6月にはロンドンの金融街シティーでやはり市場関係者向けに円高是正や法人税減税について宣伝していたという。 これを要するに、安倍首相は株式相場と政権浮揚をインサイダーもどき手を使って明確に関連付けていたということだ。

 私が驚いたのはこのような話を紹介している梶原編集委員の書きぶりである。 投機マネーを煽るような首相の市場介入発言をいましめるどころか、投資家の期待にアベノミックスで応えよと応援するかのごとくだ。 結局世の中は金が儲かればすべてよし、ということである。 ここまで米金融資本主義と親和的な政権がかつてあっただろうか。 それを大っぴらに認めるような風潮がかつてあっただろうか。 無策を続ける安倍首相に対して安倍批判が起こらない。 そんな安倍首相の強さの秘密は米国金融資本主義と二人三脚にあるからだ・・・

 この続きはきょうの「天木直人のメールマガジン」で書いています。そのほかにも多くのテーマで報道の裏にある真実を追求して毎日解説しています。

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引用元http://www.amakiblog.com

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朝に多い心筋梗塞、睡眠時無呼吸症候群が関係か

2013年09月22日 16時08分01秒 | 健康・病気

読売新聞 9月22日(日)10時7分配信

 心筋梗塞が朝方に起きやすいのは、寝ている間に呼吸がたびたび止まる睡眠時無呼吸症候群が関係している疑いがあるとの研究結果を、長崎市立市民病院の中島寛・循環器内科部長が21日、熊本市で開かれている日本心臓病学会で発表した。
 2006~11年に同病院で治療した心筋梗塞の患者に対し、発病から2週間後、睡眠時の呼吸や脳波などを測定。空気の通り道である気道が狭くなることで起きる閉塞性睡眠時無呼吸症候群と診断された216人と、診断されなかった72人について、6時間ごとの時間帯に心筋梗塞の発症率を調べた。
 その結果、無呼吸症候群の人は、午前6時~正午の発症率が38%と他の時間帯に比べて高く、「無呼吸」の程度が重い人の43%がこの時間帯に集中していた。無呼吸症候群でない人は、どの時間帯も25%前後と差がみられなかった。

心筋梗塞が朝方に起きやすいのは、寝ている間に呼吸がたびたび止まる睡眠時無呼吸症候群が関係している疑いがあるとの研究結果を、長崎市立市民病院の中島寛・循環器内科部長が21日、熊本市で開かれている日本心臓病学会で発表されたのは新しい研究発表です。
冬の寒い時期は、午前6時より朝早く起きない方が安全かも分かりませんね。

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うつ病の怪 44『 生活習慣病としてのうつ病』

2013年09月22日 11時15分25秒 | 健康・病気
オトナの教養 週末の一冊

『 井原裕氏インタビュー生活習慣病としてのうつ病』

本多カツヒロ (ほんだ・かつひろ)  ライター

1977年横浜生まれ。2009年よりフリーランスライターとして活動。政治、経済から社会問題まで幅広くカバーし、主に研究者や学者などのインタビュー記事を執筆。現在、日刊サイゾーなどに執筆中。ブログ:http://golazo-sala.cocolog-nifty.com/pinga/

オトナの教養 週末の一冊

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厚生労働省の患者調査によると、1996年には約43万人だったうつ病などの気分障害の患者が2008年には約104万人と2倍以上に増え、メディアでも「うつ病」の文字を目にする機会が多くなった。また、国立精神・神経医療研究センターの調査では、精神科で処方される向精神薬の服用により薬物依存症になった患者の割合が2000年から2012年の間で約2倍になったとも報道されている。

 かねてより、マスメディアでは精神科医による薬の多剤併用が指摘され、多くの患者が薬から離れられず悩んできた。どうしてこれほどまでにうつ病患者が増えたのか。また薬の多剤併用が繰り返される裏には何があるのか。今回『生活習慣病としてのうつ病』を上梓された、著者で、獨協医科大学越谷病院こころの診療科教授の井原裕氏に話を聞いた。

――本書の冒頭で「精神科医は患者を薬漬けにしている」と認めざるをえないと書かれていて、現役の大学病院の先生が書いたとは思えませんでした。

『生活習慣病としてのうつ病』
(井原 裕、弘文堂)

井原裕氏(以下井原氏):私は、大学病院に所属する現役医師です。だから「精神医学」の立場に立っているのであって、「反精神医学」の立場に立っているわけではありません。同僚を裏切るつもりもありません。ただ、向精神薬の多剤併用や大量投与については、批判するマスコミに一理あると思います。批判に対して、精神医学側はこれ以上知らぬ存ぜぬを決め込むこともできないし、センセーショナリズムだとして逆にマスコミ批判をして返すなどできないと思います。

 マスコミは怒っています。国民だって怒っています。私は少数の同僚を敵にまわすことよりも、1億の国民を敵にまわすことを恐れます。逆に言えば、1億の国民の批判を少しも恐れない精神科医同僚たちを見ていると、「なんて度胸があるんだろう」とも思ってしまいます。

――厚生労働省が発表している気分障害の患者数は96年と08年の12年間の間に2倍以上増えていますし、都内にも真新しく、外観もきれいで受診しやすそうな心療内科をよく目にするようになりました。どうしてこんなにうつ病患者が増えたのでしょうか?

井原氏:99年に最初のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が日本で発売されました。同時期に、製薬会社はうつ病を啓発する一大キャンペーンを開始しました。「うつ病はこころの風邪」というフレーズをご記憶でしょう。

一昔前までは、ノイローゼ、ノイローゼ気味、神経症の診断が主で、精神分裂症、今の統合失調症が多かったと思います。最近は鬱病気味や鬱病の診断ばかりです。時代と共に病名も変化するのかはなはだ疑問です。今の人間疎外の時代とインターネット時代の超高速時代における過剰なストレス、薬漬けで鬱病は本当に治るのか。本人の心に抱え悩んでいる社会的背景や矛盾を解決しないと薬漬けで回復するのは難しいと思います。精神科医の先生は忙しいので、カウンセリングや心理療法よりも薬の処方に偏りがちなのでは有りませんか。日本の精神科医にいや医学者として、問題意識を持ち今の日本の社会病巣を精神医学的に分析し改革する旗手になって貰わないと一億総鬱病化、何でも鬱病お題目で患者の増加と薬漬け医療の拡大ばかりでは有りませんか。医学者は、科学者です。研究者と言う立場から真実を探求する責務が有ります。ある精神科の病院に勤務されていたベテラン薬剤師さんに伺いますと朝起きて,今日も元気だ気分が良い思う大人は、今の日本にはほとんど居ず、小さい子供達だけだそうです。ストレスのここに与える影響では有りませんか。精神科医が、鬱病患者を治療していて鬱病になっている現実もあります。鬱の気がうつるのでしょうか。うっとおしい顔、人相を見れば他人にも分かるそうです。ミイラ取りがミイラになる現象です。国民が、皆将来の不安に苛まれず明るく希望が持てる日本を作ることが政治家の責任と思います。明るいナショナルの社会の実現です。

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YouTube: 心の草原(セルフカバー) 岡村孝子

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