![]() |
さらば日米同盟! 平和国家日本を目指す最強の自主防衛政策 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2010-06-22 |
天木 直人
- 7月28日(土)午後8時より「戦後史の正体」の著者である孫崎享
氏と私の対談が以下の通りニコニコ動画で実況配信されます。
戦後から今日までの日本外交の対米従属の正体を、二人の元外務
官僚が縦横に語り合う必見の動画となります。
お見逃しなく
■番組情報■
<番組ページURL>
http://live.nicovideo.jp/watch/lv101499152
<ツイッター>
https://twitter.com/nicorondan
<番組タイトル>
ニコ生トークセッション 「戦後史の正体」を語る 孫崎享×天木直人
日時:28日(土)20:00~21:00
【出演者】
●孫崎享氏(元外務省・国際情報局長)
●天木直人氏(元駐レバノン大使)
●小口絵里子氏(フリーアナウンサー)
2012年07月26日
かくも簡単に東電の値上げが許されていいのだろうか
東電の値上げ交渉が政府と東電の間で行なわれていることは知っていた。
値上げ幅をいくらにするかで枝野経済産業相と松原消費者担当相が交渉
していたことは知っていた。
しかしまさか政府が東電の値上げをここまであっさりと認めるとは思わなかった。
国民が許すとは思えないからだ。
国民の反発をこれ以上受ければ野田政権はもたないと思ったからだ。
しかし、それは甘かった。
野田政権はもはや国民のことなど本気で無視しているということだ。
政官財の政官財の側に完全に軸足を移しているということだ。
きょうの各紙が一斉に書いている。
枝野幸男経済担当相は25日、東京電力が申請した家庭向け電気料金の
値上げを正式に認可した、と。
値上げ幅は平均8.46%であると。
9月1日から値上げされると。
政府が家庭向け電力料金の値上げを認可したのは1980年以来32年
ぶりだと。
こんなことがまかり通っていいのか。
値上げは原発事故を起こした東電の救済のためだ。
その負担をなぜ被害者である国民に付回されなければならないのか。
しかもはやくも再値上げを想定しているという(7月26日日経)
しかも他の電力会社も値上げを検討しているという(7月26日朝日)。
電力は国民にとっては選択の余地のない公共サービスだ。
これでは消費税増税と同じだ。
しかも時期は消費税増税よりはるかに先行し、9月1日からだ。
最初の値上げ幅も消費税以上だ。
それにもかかわらずメディアはそれを当然のように報道する。
だから国民も気づかない。
気づいてもあきらめているかのようだ。
消費税増税の時のように反対の声を上げない。デモをしない。
それにしても枝野経済担当相、松原消費者担当相、細野原発担当相
など野田内閣の閣僚は皆役立たずだ。
ひどい政権になってしまったものである。
了
「天木直人のメールマガジン」は反権力、脱官僚支配、反民・自・公大連立、
対米従属 からの自立、平和外交、判官びいきの立場からニュースの裏に
ある 真実を 追求して毎日配信しています。
申し込みはこちらから ⇒ http://bit.ly/arIQo1
定期購読申込と同時に当月配信のメルマガ全てがさかのぼって
購読 できます。