3月28日10時10分配信 琉球新報
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地主らに軍用地契約の同意書を提出しないよう呼び掛ける古波蔵委員長(写真左奥)=27日、名護市の辺野古交流プラザ |
『【名護】米軍普天間飛行場移設問題に関し、政府が5月末に米軍キャンプ・シュワブ陸上部への移設を最終決定した場合、名護市の辺野古、久志、豊原の久辺3区が、同基地内に保有する区有地について、軍用地契約が切れる2012年5月以降、契約を結ばない方針であることが27日分かった。
3区の区長を中心に同方針を申し合わせているという。名護市辺野古の普天間代替施設等対策特別委員会の古波蔵廣委員長と区長が同日明らかにした。 シュワブ陸上部への移設案に対しては、辺野古が2月に反対を全会一致で決め、近隣の久志、豊原も同調している。 古波蔵委員長は27日、辺野古交流プラザで開かれた名護市軍用地等地主会の終了後「陸上案には3区とも100%反対。陸上案に決まったら絶対に契約できない」と、反対姿勢を強調した。 古波蔵委員長は、同地主会の席上、参加した約200人の地主に対し、政府案が決まるまで軍用地契約の同意書を提出しないよう呼び掛けた。これについて「契約の同意書を出すことで政府に『地元は陸上案を容認している』という間違った勘ぐりをされたらたまらない」と説明した。
同日の地主会は12年に軍用地契約が切れるのを前に、地主に契約更新について説明するために開かれ、沖縄防衛局の職員らが仮契約の同意書を提出するよう要請した。』3月28日10時10分配信 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュースryukyushimpo.jp
3区の区長を中心に同方針を申し合わせているという。名護市辺野古の普天間代替施設等対策特別委員会の古波蔵廣委員長と区長が同日明らかにした。 シュワブ陸上部への移設案に対しては、辺野古が2月に反対を全会一致で決め、近隣の久志、豊原も同調している。 古波蔵委員長は27日、辺野古交流プラザで開かれた名護市軍用地等地主会の終了後「陸上案には3区とも100%反対。陸上案に決まったら絶対に契約できない」と、反対姿勢を強調した。 古波蔵委員長は、同地主会の席上、参加した約200人の地主に対し、政府案が決まるまで軍用地契約の同意書を提出しないよう呼び掛けた。これについて「契約の同意書を出すことで政府に『地元は陸上案を容認している』という間違った勘ぐりをされたらたまらない」と説明した。
同日の地主会は12年に軍用地契約が切れるのを前に、地主に契約更新について説明するために開かれ、沖縄防衛局の職員らが仮契約の同意書を提出するよう要請した。』3月28日10時10分配信 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュースryukyushimpo.jp
米軍普天間飛行場移設問題で、従来は反対派、賛成派の人達の主張しか余り知られていなかったと思いますが。沖縄に住んでいる人にしか分からない米軍基地に長年自分の所有する土地を貸している地主さんの問題と緊密に関係していることも忘れてはならないことです。米軍基地には反対、賛成では見えて来なかった問題でも有ります。以前琉球大学で自然地理学を研究され大阪の国立大学教授をされていたI先生、沖縄で買ったトヨタ自動車のコロナマークⅡwww.toyota.co.jp は左ハンドルで、国内仕様と違っている言われましたが。沖縄の米軍基地問題は、米軍基地に土地を長年貸している地主さんの事も考えないと反対、賛成だけでは問題は見えて来ず、解決しないと言われたことを米軍普天間飛行場移設問題のニュースを読み問題の35年前に大學から帰りに伺ったお話を思い出しました。それぞれの立場に有る人達の意見や要望を聞かないと県内移転や県外移転代替案だけではすぐに解決出来ない広大な土地の米軍普天間飛行場移設問題でも有ると思います。