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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

お金がないと高校に行けないの? 高校生が授業料無償化訴え

2009年07月28日 18時41分54秒 | 受験・学校

お金がないと学校に行けないの? 高校生が授業料無償化訴え
(共同通信)

 『深刻な不況で授業料が払えない家庭が増えているとして、高校生や教員が26日、「お金がないと学校に行けないの? 首都圏高校生集会」を埼玉県三郷市で開き、授業料の無償化を訴えた。高校生や大学生、教員らでつくる実行委員会の主催。シンポジウムや劇で高校生らは「多くの国で高校の授業料が無料なのになぜ日本は違うのか」「定時制高校では給食が命綱になっている生徒もいる」と自分や仲間の苦しい実情を訴えた。』共同通信・2009年7月26日(日)18:38
☆「学費などに不安」75%…高校生に不況の影。 読売新聞 ・2009年7月27日
『不況の影響で、学費や生活費に不安を感じる高校生が増えている。 派遣切りに遭う定時制生徒、昼食を節約する全日制生徒。首都圏の高校生たちが同世代を対象に実施したアンケートでは、回答者約2090人の75%が「学校生活を続けるのに不安がある」と答えた。危機感を持つ高校生らが26日、「お金がないと学校に行けないの?」と題するシンポジウムを埼玉県三郷市で開いた。 埼玉県内の定時制高校に通う女子生徒(17)は昨年秋、授業料が払えなくなった。親が病気で、自分のアルバイトで学費や住居費を賄っていた。しかし、不況でガソリンスタンドの仕事を雇い止めになり、新しい仕事先も見つからない。授業料減免は受けたが、給食費や参考書代などの工面は無理で、退学を考えた。「先が見えず、本当につらかった』

日本の高等学校への進学率も97.5%になっています。ほぼ高等学校が義務教育化 していると考えて良いのではないでしょうか。高校や大学の学費無料化を目指すという国際人権規約の条項を承認していないのは、世界157カ国のうち、日本、ルワンダ、マダガスカルの3カ国だけです。未曾有の世界大恐慌の深刻な影響を日本が受けている現実を現役高校生の生の声から聞き取れます。国公立、私立を問わずに全日制、定時制、通信制の総ての高校生に高等学校の入学金や授業料の全額免除制度の導入と就学援助制度の拡大と奨学金制度の貸付充実の緊急救済措置を実施すべきです。今のまま行けば高校中退者や来年度高校を卒業出来ない高校生が全国的に増加すると思います。子供達は、国の宝です。これから日本を背負って立つ人材への国の人的資源への財政投資です。今選挙戦たけなわです。高等学校の無償化を唱えられても何時から実現するのでしょうか。切羽詰まった家庭の経済的状況の高校生を救済し、支援すべきだと思います。世界に冠たる経済大国日本です。文明先進国の日本に似つかわしく無いと思います。来年度から本当に日本の公立の高等学校が全部が無償化になるか今の所分かりません。深刻な今の不況状況で、経済的に困窮している家庭の高校生を早急に支援、救済するほうが大切では有りませんか。教育が今の日本経済の景気状況の一つの経済的指標になっていると思われます。経済的に困っている家庭の子供達や母子家庭の子供達を見捨てないで下さい。日本は、民主主義国家なのですから、社会的弱者を切り捨てないで下さい。

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公立中学:27%が授業時間増 夏休みや行事削減も

2009年07月28日 14時42分49秒 | 受験・学校

 『公立中学校の27%で今年度から授業時間を増やしていることが、文部科学省の調査で分かった。 新学習指導要領(12年度全面実施)で授業時間が増えるのに備え、理数教科を中心に「学力重視」へのシフトを早めているとみられ、夏休みや行事を削り授業に充てているケースも目立つ。 今年4月1日時点の授業計画を、全国の公立中9930校に尋ねた。68%が「授業時間は変わらない」と回答したが、10%は「今年度から週当たりの授業を増やす」とした。また、20%は「学校行事を見直して授業を増やす」とし、9%は「長期休業を短縮して授業を増やす」と答えた(重複回答あり)。増加時間は年平均で、1年29.8コマ▽2年31.6コマ▽3年29.4コマ(1コマ50分)。 文科省は今年度からの移行措置期間中、小学校(11年度全面実施)の総授業時間を増やす一方、中学校については「教員の負担増に配慮する」などとし、総授業時間を変えていない。理数教科を段階的に増やし、その間は選択教科などを減らして対応する計画だが、実際には選択教科などを維持する学校も相当数あるとみられる。 一方、習熟度別授業など「個に応じた指導」を今年度計画しているのは公立小学校の90%、中学校の92%だった。08年度の実施率と比べるとそれぞれ6ポイント、3ポイント下回っている。 文科省は「授業増への対応が必要となる分、習熟度別授業などに教員を充てられなくなっているのでは」とみている。』毎日新聞 ゆとり教育の是正で、今度は授業時間数の増加と理数教科の「学力重視」で、教科書中心の詰め込み教育で教科の消化不良にならないようにして欲しいと思います。ゆとり教育の反動で、急に教科書の教える内容を増やし、授業時間数を増やし過ぎるのはどうかと思います。段階的に中学生の学校での学習状況を把握しながら教科書の内容や授業時間を増やすべきでは有りませんか。教科書の内容が増えますと理科の実験や実習がおろそかになりがちです。理科離れを防ぐ為にも中学校の段階で、基礎となる理科の実験や実習、自然観察は授業の中で重視すべきです。歴史離れかも叫ばれている今日社会科でも校外での社会科見学や歴史的な史跡や名所から直接学ぶことも大切です。教科書内容を重視しすぎる授業に偏らないようすべきです。大事な学校行事や夏休みを削らずにこの際週休五日制を公立小学校から公立高等学校まで廃止したらどうでしょうか。新型インフルエンザも秋には再流行する可能性も有り、未だ新型インフルエンザの流行も納まっていません。新学習指導要領で、教科書の教わる内容が増えれば、自ずと授業時間数の増加に繋がります。ゆとり教育実施で、学力低下と私立校との学力格差が拡大したと言えますが。中学生の学習負担も考えないと授業内容が理解出来ない生徒や勉強嫌いの生徒増えないか心配です。「ゆとり」学習から「学力重視」へ急ハンドルを切るとひっくり返ります。教科書の内容や授業時間数を増やせば子供達の学力が、一度に上がるとは限りません。戦前から根強い詰め込み主義教育への憧憬と大人の評価です。先生に長い時間授業で教えて貰えば学力がつくと言う思い込みです。注入主義教育の欠点も考えるべきです。子供達が、基礎学力をつけるためには反復学習や自主的に勉強する習慣を身に付けることも必要です。そうしないと小学校から大学生になるまで家庭教師をつけなければならなくなります。我ね餅の政治家のお坊ちゃんで無いと無理です。大人の目線に立たずに子供達の目線に立って基礎学力の向上を図るべきです。

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