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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

有害サイトを擬似体験 授業で活用、怖さ教える・岩手

2008年02月18日 22時17分09秒 | 受験・学校

 新聞記事によりますと子供にインターネットの危うさを教えたいけれど、有害サイトに実際アクセスするわけにもいかない――。そんな悩みに応えようと、ネットの危険を疑似体験させる取り組みが岩手県で始まっている。チャットやフィッシング詐欺、アダルトサイトまで、さまざまな「冒険」が可能だ。  陸前高田市市立気仙(けせん)小学校のパソコン室。6年生の菅野健太さんと父親の拓夫さん・45歳は思案顔でホームページ(HP)画面をのぞき込んでいた。現れたのは「大人のアイドルのページへようこそ」の文字。アダルトサイトへの入り口だ。 「18歳以上ですか」の質問が迫り、どぎまぎする2人。画面を閉じて事なきを得たが、「はい」と「いいえ」のどちらを選んでも「ご利用ありがとうございます。60日間2万4000円」の表示が出るからくりだ。 、岩手県総合教育センターが開発した教材ソフトだ。外部のネットと遮断されており、実際のサイトで被害に遭わずに怖さを体験できる。気仙小学校では昨年末の授業参観日で使ってみた。拓夫さんは「家にもパソコンがあるけど、『危ないHPにいくなよ』と言うだけ。子どもを留守番させるときなんかは正直不安ですね」と話した。  「自動車教習所でも、外に出る前に教習所で走らせますよね。それと同じ発想です」とセンターの及川晃貴研修主事は言う。開発を始めたのは2004年で、長崎県佐世保市で小学6年の女児が、チャット仲間を殺害した事件があった年。  このソフトでは、チャットやネットオークションの詐欺、カードの暗証番号を聞き出されるフィッシングなど、さまざまな「落とし穴」が体験できる。  センターは岩手県内の小・中・高校からの要請で「出前授業」をするほか、先生向けの「10年研修」でソフトの活用法も教える。今年度はすでに1500人以上の先生や子どもたちが参加した。  県立軽米高校では、研修で学んだ先生がさっそく昨秋から授業に採り入れた。 椛沢(かばさわ)和歌教諭・34歳は「生徒がネットに載せている個人情報などをみて、これはまずいと思っていたが、実際どう授業で教えたらいいか、これまではわからなかった」と話す。  国立教育政策研究所で情報科教育を担当する永井克昇(かつのり)教育課程調査官は「これほどリアルな体験型ソフトは全国でも珍しい」と言う。「情報が人を殺すこともある。交通安全教育と同じように情報安全教育も必要だが、これまでは危ないサイトを実体験するわけにもいかないという課題があった。他県にも参考になるはずだ」と期待する。有害サイトも多く、迷惑メールや メールの中にウイルスが入ったものやフィッシング詐欺など大人でも騙される人も多いです。私もプロバイダーの本物にそつくりのメールアドレスのものが送られて来て昨年騙されました。インターネットによる犯罪が多発しているのが現実です。臭いものには蓋よりも、先生と生徒がお互い授業で学びながら、体験しなくては役に立たないと思います。 子供達は、大人よりパソコンの上用達が早い分不正請求をされたり、金銭的なトラブルに巻き込まれたら大変です。情報教育の一環として、学校でもパソコンを利用してきっちり勉強すべきです。先生も子供達に教えるべきことは、学校で教えるべきです。この頃サイトが、いじめの書き込み使われています。このようなサイトは、いじめを無くす為子供達と一緒に見て考える必要が有ると思います。体験ソフトも有害サイトか巧妙化しているのが今日この頃です。実際のものに近い内容に常に改良し、対処して下さい。ウイルスのセキュリティと同じ様にいたちごっこになるかも分かりません。子供達が、インターネットのサイトを見る場合やメールを開く時注意点も、先生がバソコンを使われる場合の注意点と共通すると思います。大人も子供達もウイルスへの基本的対応が、一番大切です。これからは、パソコンのウイルス対策も学校においても、個人情報保護の立場から必要ですし、先生も生徒の個人情報が流失しないようにして管理して貰わなくてなりません。最近情報流失事件も多いですから、情報管理の専門家を招いて、情報保護為先生の講習会や各々学校のセキュリテイ対策とマニアルも考え下さい。

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