教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

1コマ30分に短縮 埼玉の高校初「集中力アップ」

2008年02月26日 10時36分58秒 | 受験・学校

 高校の授業時間は、通常一科目50分と決まっていますが。今春現在の鶴ケ島高等学校と毛呂山高等学校の2校を統合して出来る全日制の単位制普通科高校・埼玉県立鶴ケ島清風高等学校で、1コマ・一科目30分授業の試みが埼玉県で初めて始められる。人間の頭の集中出来る時間を考えると30分は、良いところと思います。教える先生も30分ですと疲れないと思います。教える先生の頭も生徒と同じ脳の機能なので、集中して教えることが出来ると思います。「短期集中」と言う学習法大切だと思います。一年生の国語・英語・数学毎日3コマに限定されるそうですが。基礎から毎日続けて学べば学習の習慣がつき、短い時間でも継続は力となります。高校生に取って大事な課目なので良い成果が出ると思います。私立の中高校一貫高校で、休み時間なしで100分授業をしているところも有りますが。授業は進みますが後の50分は先生も、生徒も頭が疲れると思います。沢山学習するより短期に集中して学習すれば、ひとり一人の勉強する習慣も付き、学習内容も理解出来る楽しさも体験出来るのでは無いでしょうか。今問題なっている基礎学力の低下も防げるかも分かりません。 30分1コマ授業が行われている東京都や兵庫県の高校を視察して取り入れられたそうですが。記事に書かれいますが、『大木教頭は「30分授業は一つの側面。生徒に一つでも多くの刺激を与えて、ニーズに合った授業を提供したい」と話す。』生徒の勉強嫌いや授業内容が分かりにくい不満も解消し、問題の出ていた兵庫県の神崎高校も教育再生したと言われていますが。高校の授業内容が分り難かったりすることが、高校生の学習意欲の低下や学校嫌いになっている根本原因かも分かりません。学習の楽しさが身に付けば、苦手課目も好きになるかも分りませんね。学校以外の勉強として、いろいろな社会施設の見学や埼玉県の伝統産業や企業施設の実地見学も実施して下さい。

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