教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

奨学金は、所得の低い家庭優先!

2008年02月12日 15時09分46秒 | 受験・学校

 コラム・萩原博子さんのやりくり上手!を読ませて頂き、皆様方のお役に立つと思いまして、引用させて頂きました。『子供 が合格したのは嬉しいけれど、学費のことを考えると大変という御家庭も多いでしょう。 解決策として奨学金を使う方法があります。 日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金で、高等学校、短期大学、大学、大学院の進学に貸与されます。良い成績の学生には、第一種奨学金・無利息で、月づき、2万1000円から12万2000円の間で貸与されます。成績の基準は、中学校、高等学校の成績が3.5以上です。私立大学に下宿して通うと4年間、月6万円貸与されると、返却は最長期間12年で、月、8750円になります。社会人になってから、本人が返却して行くことになります。 成績がそれほど良くない学生には、第二種奨学金・利息が付きますが、高校、大学の場合は、貸与額は月づき3万円、5万円、8万円、10万円から選ぶことになります。利息は、固定金利で1.5%。利率見直し方式の場合には、0.9%・おおむね5年毎の見直しが有ります。大学生活での4年間、月5万円を貸与されると返却は最長15年間になります。毎月1万4767円づつ返却することになります。 奨学金を貸与を受けるには年収、所得の制限があります。御夫婦合わせて1000万円以上になるご家庭では貸与されません。奨学金の申し込みは、各学校にある奨学金窓口に申請する事になりますが、奨学金の申込者が、一定枠以上に応募があると年収が低いご家庭から貸与されて行くと言うことになります。 利息の付き奨学金の場合は、海外留学や短期留学でも対象となります。 「アメリカでは、大学に通うのに親がお金を出して貰うより、子供達が奨学金を貰って大学に行くのが一般的です。奨学金は、社会人になったら返していかなくてはならないので、一生懸命勉強し良い会社に入って高い給料を貰うと頑張るそうです。親が自分の老後まで食いつぶして子供の学費を捻出する日本とは大違い。でも、アメリカ式のほうが、子どもも勉強して、親も老後が安泰かもしれませんよ!」とファイナンシャルプランナーの萩原博子さんは、言われています。』合格後の皆様方の御参考になると思いましてプログに書かせて頂きました。各都道府県の奨学金制度もありますから、窓口にお問い合わせ下さい。東京に下宿されますと生活費も要りますし、家計の経済的負担になると思います。新聞の調査によりますと、東京で下宿している大学生は過去最低の月4万2700円で生活しているとの結果が出ています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害のある男子生徒の両手首をビニール製のロープで縛った県西部の県立学校の男性教諭

2008年02月12日 11時20分26秒 | 受験・学校

広島県教育委員会は、2月8日に障害のある男子生徒の両手首をビニール製のロープで縛った広島県西部の広島県立学校の男性教諭・44歳を減給10分の1・1カ月とするなど教員3人を懲戒処分にした。これで2008年度の懲戒処分は計33人となった。広島県教委によると、男性教諭は2007年10月3日、担当する男子生徒の両手首を計3度、ロープで縛った。男性教諭は「彼と遊ぶという感覚でやった。不適切で反省している」と話していると言う。教育者としての障害のある生徒に対する思いやりが有りません。社会的弱者に対する教育者としての配慮が無い先生なのでしょうか。遊びと言っても、この先生が何の為にこの男子生徒の両手首をビニ-ル製のロープで縛ったのか分かりません。障害のある生徒の目の高さに立った教育者としての姿勢が必要です。この生徒の心を傷つけ、嫌な思いをさせたことは事実です。学校教育では、教育現場で生徒の人権を尊重すべきことは教育人権論の常識と思いますが。もちろん学校の先生の人権も尊重されるべきですが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする