町内にありながら、行ったことのない山里をロードバイクで訪ねてみました。千種川の支流の谷を溯ってさらには山の尾根へとの厳しい登りの末、帰りの残り4kmはハンガーノックに見舞われてフラフラで帰ってきました。
皆坂集落です。ここは無人化しています。
バイクを預けている石材は、穀物を突いたりする唐臼踏板の支点とされていた石です。
見捨てられたテント車庫下には、ファミリアバンが眠っています。今は故人の中学同級生が最初に乗っていた車が、ロータリーではなくレシプロエンジンでしたが、このファミリアスポーツでした。はからずも、今回も亡き友人をしのぶチョイ乗りとなりました。
山を上り詰めた広がりにある黒石集落です。
ここは在住の家がいくらかあります。ここまでは、町内から標高差4百mほど登ります。ここの生徒はどのように通学したのでしょう?町内の中学にて長く教鞭をとった叔父が存命であれば、聞くことができたでしょうが。
この突き当りには巨大な養鶏場があって、急こう配でつづら折れの道を道幅いっぱいのトラックが繁く走ります。そして、この山奥に2件の宗教団体施設らしきものがあります。体をいじめぬく、自虐的楽しみの他には味わい少ないチョイ乗りです。
市原集落です。空き家が目立ちますが、在住の家が数軒あります。