高橋康彦の水彩スケッチ便り TAKAHASHI YASUHIKO watercolor painting

自転車世界旅からのスケッチをはじめとした透明水彩画紹介

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白侘助

2017-11-30 22:27:41 | アート・文化

 白花のワビスケが咲いています。清楚な美しさです。山茶花のようには見苦しい花柄を残さず、咲き盛りで首からポトリと落花します。その潔さが小気味よいものです。しかし残念なことには凍害に弱く、霜に会えば白が褐変します。

備前八塔寺スケッチ行

2017-11-27 21:11:19 | アート・文化

八塔寺 藁屋根落ち廃屋 2017年 11月 27日   Lamp light 342x 250 mm

 日付を間違えて26日と書き込んであります。
 今日は穏やかな小春日和に恵まれて、スーパーカブで備前八塔寺へスケッチ行でした。カエデ紅葉は終わりかかりですが、ススキと山肌の黄葉が見事でした。この廃屋は、去年までは屋根が抜け落ちてはいなかったのですが荒廃の進行が激しく、そのうちに原型を留めなくなるでしょう。
 この家の前は、妨獣ネットで囲んだ小さな野菜畑になっています。スケッチ中におかみさんが野菜を採っていきました。ここは我が家に比べて夏野菜の霜傷みが少なく見えます。山の上集落故に、谷間平地集落の我が家に比べて冷気の淀みが無くて霜が少ないものと思われます。


 先の金曜日の寒さとは異なり、スキー国体お仕着せスーツのジャケットを脱いでも温々スケッチでした。

備前八塔寺スケッチ行

2017-11-24 22:14:54 | アート・文化

八塔寺 終わりのモミジ 2017年 11月 24日   Lamp light 342x 250 mm

 本日、備前八塔寺へスケッチにスーパカブ行でした。陽が差せばそう寒くはあるまいと高をくくって行きましたが、強い風は冷たくて曇りがちで日はほとんど差さず、寒さがこたえました。小一時間頑張りましたが、勇気ある撤退を決行しました。
 撮って帰った写真を参考に、こたつに入って仕上げました。PC画面に映像を映し、KCSM(カリフォルニア州Oakland にあるFMジャズラジオ局)をストリーミングで流しつつの作業でした。


 寒さ故、吸気効率が上がり、空冷故に冷却効率も上がり、オラがスーパーカブはなおさらに好調です。それに乗るくたびれたオヤジは寒さでよれよれです。
 昼前に帰ってこたつに潜り、あったかいものを食べても体の冷えは取れず、結局回復したのは、夕刻に「スイミングプールの湯」につかって温もったときでした。

楓の紅葉

2017-11-23 22:21:44 | アート・文化
 新宅南庭のモミジです。盛りを過ぎました。


 本宅庭の楓の若木の紅葉は盛りです。

 おそらく前出のカエデの子です。いろいろなカエデの実生苗を育てていて、記録も記憶も残っていませんが、色付いた様が似ています。

 ドウダンツツジの紅葉も鮮やかです。

赤に緑

2017-11-21 22:16:08 | アート・文化

 庭の松を剪定しています。落とした緑松葉と、楓の紅葉と南天の赤い実の対比が興味深いものになっています。
 一本が剪定済みとなりました。残るは5本です。一昨日はイブキを刈り込んだのですが、北西風が強くて樹頂はかなり揺れて船酔いになりそうでした。今日は穏やかな晴れで、落ち着いて作業を進めることができました。

霜枯れ

2017-11-17 21:43:58 | アート・文化
 今朝は結構な霜が降りました。夏作物が大方萎凋しました。

 隼人瓜ですが、昨日の収穫で木が傷んだわけでなく、霜枯れです。


 キウイです。この後、実の収穫と枝の切りつめを行いました。台風風でへたったままの棚をそのうち修復せねばなりません。

 空心菜も、

 ヤーコンも、
 里芋も、

一気に凍みあがりました。


 百日草は一朝にして色を失いました。千日草は、葉は黒変しましたが花は変わりません。


最終収穫

2017-11-16 22:02:16 | アート・文化
 厳しい寒さが来るとのことなので、生り物の最終収穫です。

 柚子です。


 隼人瓜と、まだ食べれそうで竿が届く柿も取り込みます。
 明日朝は本格的な霜が降りそうです。ピーマンとシシトウも霜で傷む前に取り込みました。水道凍結防止策も施しましたが、北国や山国ほどではないにしても、冷え込みがきつくなる前にやるべきことはまだまだあります。

備前八塔寺集落スケッチ行

2017-11-13 20:46:43 | アート・文化
 秋晴れに恵まれて今日は八塔寺へ、スーパーカブでスケッチ行でした。


 八塔寺 欅 2017年 11月 13日   Lamp light 250x 342mm

 楓の紅葉を目当てに行ったのですがまだ早く、3スケッチ連続でケヤキがテーマになりました。
 いつもながらに逆光の光景で、正直に写生すると重苦しくなります。今回は透明水彩絵の具の特性を生かすべく、明暗を無視して描き、すっきりしたものにしてみました。

 先日スケッチした干し稲を脱穀する機械のエンジン音が響いておりました。

 帰り際に作業するおかみさんに話しかけました。ここに来て30年ということなので、その初期に小生が一度稲刈りを手伝った御夫婦に間違いありません。当時は手刈りしていました。おかみさんは小生のことを覚えてはいませんでしたが。
 脱穀の後には乾燥と籾摺りが控えています。まだまだ大変です。小生の子供時代のように、ムシロの上にモミを広げて乾燥するのでしょうか?このような昭和初期中期の手法でコメ作りをしている人たちは、日本中で何人いることでしょうか?


 オラがスーパーカブは絶好調、フットワークの軽さが発揮されてます。

欅黄葉水彩スケッチ

2017-11-11 11:19:04 | アート・文化
 今日は冬のような空模様ですが、昨日の日中は穏やかで暖かい秋晴れでした。でしたので、近所の小さな古墳公園で植え込みケヤキをスケッチしてきました。


 古墳公園の欅  2017年11月6日  ARCHES 300g/㎡ cold press 230x310mm

 穏やかな風にも黄色や茶色の葉を散らすケヤキの木々でした。まもなく繊細な梢を冬空に浮かべることでしょう。
 背景に赤く色付いている木々はカラハゼです。斜面のその灌木は鳥が実を食ってひりだした種から繁殖したものと思われます。
 使用したアルシュ紙は絵の具の定着が強固で、コットン紙ゆえの強靭さはあるのですが水消し修正は困難です。それだけ恒久性が高いということでしょう。北米でのスケッチに使った、バークレーで買った紙ブロックの残りです。相当高価なものでしょうが、日本国内価格より相当安価だったと思います。