先日からの雨で気温が下がり、立山にも雪が降り標高1500m近くまで白くなっている。
いよいよ、冬将軍の到来で、新雪でのスキーを楽しんだ頃が懐かしい。テレビでは室堂で30cmの降雪を映している。
快晴なので「うれ往来・鎌倉街道」のある丸坪山へ写真に収めに行く。8月に仲間の皆さんと林道の草刈りをしたので車はスムーズに着く。
常願寺川を挟んで、富山市内と新湊、滑川・魚津方面がハッキリ目に入り、その先には日本海と能登半島がかすかに見える。
この場所に来ると、とやま平野を見渡す「うれ往来・鎌倉街道」を通った人々の思いが心に過る。有峰の人、多くの旅人、商人、武士等がこの風景を見ながら越中と飛騨を行き来していた人々はどんな思いだったのか・・・余念が尽きない。
林道の横には赤い土が露質している。過去に立山カルデラの噴火で堆積した火山灰と思われる。この赤い土を見るとブラジルで見た光景を思い出す。
まだ、近くに居て知らないことが多くある「うれ往来・鎌倉街道」であり、想いは尽きない。