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立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

スキー場開設以来の活用ご苦労様でした。

2007年09月05日 | Weblog
富山県内2番目のスキー場として・・・。
北陸最大のスキー場として・・・・。
立山山麓スキー場で初めての本格的なスキー場として昭和35年12月に営業を開始しされました。
開設以来リフト管理事務所として30年間粟巣野スキー場を支え、以後はスキー場のパトロール小屋として現在まで長く使用されてきました。しかし、建っているものは何時か自然に帰る運命であるが、良く、長く、我が侭も言わず。グチもこぼさずに耐えてくれました。
このスキー場には、多くの「兎」がゲレンデに姿を見せていたものです。
新雪が降り、晴れた日は朝から「兎」を捕らえる計画が何処かで着々と進む。
集合時間が何処からともなく聞こえて来ると、あちこちから人が寄って来て、山から下る人、山の下で「兎」を待ち受ける人と決まれば実行である。私達はスキーをするので山の上からの追い手である。
スキーの帰りには、この建物に入り当時の方々と良く「兎」の鍋を作って食べた事、また、当時オリンピック選手の「ヒンターゼア」さんがこの粟巣野で滑った事、プロスキーヤーの「三浦雄一郎」さんが毎年来日され、特に、エベレストでの直滑降でのスピード記録をされた翌年に、当地に御出でになったので、粟巣野の男性がこの管理事務所に三浦さんの話を聞くのに集まり、まだ、海外へ行った事のない私達はエレベストの話を聞き、「湯のみ茶碗」で酒を飲みながら杯を交わした事、各種大会では現場の事務所として・・・・。
 外の外壁を剥されて行く姿を見ると哀れだが、懐かしさが思い出され、建物に向かって「ご苦労さまでした」と声を掛けました。





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