先日、同じロマンを求める仲間のМ皆さんから一部に「未発見の道跡があった。」と知らせて戴く。沢伝いの上にあり、浅い堀込があると言うので現地へ知人と行って来る。
先日からの降雪で水須山は雪を抱き冬眠に入っている。
林道から途中の目印の杉林へ入り鉄塔巡視路を進む。
沢伝いの出会いと鉄塔巡視路が交わるところに着く。
沢の出会いから約50m進んだ所には樹齢200年以上という大杉が鎮座している。この付近では一番太い大木であり、芦峅寺雄山神社内の杉と変わらない立派なもなので記憶に残っていた。
大杉から約20m過ぎた所の右側の笹薮にテープが小枝に付けてあり、Мさんの切り開いた跡がある。知人と切り開かれた跡を辿る。浅い堀込が続く。
少し進むと、右側に開いた道跡が続くのだが、前の笹薮には浅い堀込が続くので目線を下げて見ると沢の方へ降りて行く。雨で掘れた跡ではない。沢の上を巻く様に続くので間違いないと思い笹薮を刈り込みながら進む。沢の平坦な所に着く。
上の小杉の間から沢に降りる。
沢にある平坦な所に着く。対岸は水須から向山野峠越えてこの上で道跡が
突然無くなった場所であり、全員で沢に降りた所だった。後日道跡は途中から谷筋を降りこの沢に着くと判る。その時から気にしていた台地であり数回訪れていたが道跡は崩れて無く、沢沿いにあると信じてしまっていた。
今回の道跡には気づかなかった。これで水須から牧の峠、岡田の尾根筋へと続き「うれ往来・鎌倉街道」が繋がった。
水須で林道工事が続けられる現場を見る。