春に、友と知人の家に出掛けて見つけたのが、知人の横の地主さんの一角に在る鬼瓦だった。
今までに見たことのない大きさと解体された量に圧倒されて・・・・・つい好奇心が・・・
知人に、地主さんが使用されるのか聞いていただくと、元は主屋の上に挙げてあったが雪で一部破損したのと重量が重いので屋根を壊したら大変なので降ろしたと言う。其れ以後は蔵の所に積んだが使用はしないと聞く。入用であれば持って行って欲しいと聞き挨拶に行き家族の方の同意を取り付ける。
しかし、持って来ても組み立て方が解らないので写真でも・・・とお願いすると過去に航空写真があるから
参考にすれば・・・と言われて写すが・・・参考にはならない。
持って来てからユックリ組み立てることにする。
庭に降ろして並べて見ると、瓦には番号が記載されているではないか・・・・〆た。
実際に組み立てて行くと2組分あるがまとめると1組しか使用出来ない。残念・・・・
今日は、仮の組立とする。実際には、瓦を銅線で固定させながら組むのだが・・・・早る心は抑えきれず。
試行錯誤しながら組み立てると立派な鬼瓦が見えてくる。
真ん中には家紋の飾りを取り付ける穴が・・・
この上には、鯱の置物を設置するのだが・・・・1m以上の高さと40㌔近くの重さが在る。
鯱の細工も細かく彫ってあり目が輝いている。
鯱は、四段に分かれているのを組み立てるとこんなお大きさになる。これは凄い・・・・
はやる心を抑えて今回はここまでにする。