あいあいネットワークofHRSのブログ

人間関係づくり・人間力育成の授業

2014年7月8日 奈良女子大学臨床心理相談センター×大志学園コラボ 第7回

2014-07-08 08:10:06 | 研修会

二週間ぶりの奈良女子大学臨床心理相談センター×大志学園コラボです。今日で7回目。おやつは四万十町で仕入れた紫芋けんぴです。見事に紫色にしあがったけんぴを召し上がっていただいて、研修開始です。
今日は、アイスブレーキング3連発(一致団結ソーレ!、ぱんぱん頭、あとだしじゃんけん)に続いて、「なんでもキャッチ」「だまってキャッチ」のキャッチ2連発でした。ボールを投げているにも関わらず、相手をしっかり見る、タイミングを合わす、アイコンタクトをとる、相手が取りやすいボールを、等々、コミュニケーションを豊かにするツールやスキルに気づきが出ましたね。みなさんがあまりにも楽しく取り組んでいたので、大志学園に通っている坊やが窓に顔を押しつけて一目見ようとしてました。チャンチャン。

Taishi7_3

 









*********************************************************

Book

深美隆司著「子どもと先生がともに育つ人間力向上の授業」

2013年10月下旬、図書文化社より発売

価格:¥ 1,800(+税)

*********************************************************

 Facebook「深美隆司」

  「友だち」依頼をして情報を交換しましょう。

*********************************************************

Aiainet

 

あいあいネットワーク of HRS 

学校の先生119番URL:http://aiainet-hrs.jp/10sensei119/index.htm

(mail:info@aiainet-hrs.jp)

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2014年7月2日 高知県... | トップ | 2014年7月11日 島根... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
深美先生 (キャシー)
2014-07-08 21:35:37
深美先生

本日も楽しい授業をありがとうございました。

特に、「なんでもキャッチ」が心に残りました。ボールを持っている人からのアイコンタクトがあり→自分の名前が呼ばれ→返事をして→ボールを受け取り→次の人にアイコンタクトをとり→名前を呼び→返事を聞き→投げ→受け取ってもらったのを見届ける。という一連の動作をすることによって、つながっている感覚を味わうことができ、心が温かくなりました。ボールではなく言葉でも同じですね。また、キャッチするものをいろいろに変化させることによって、それに見合った配慮も生まれます。
確かに、このワークを学年初めの子どもたちに行うことによって、お互いの距離が縮まるように思いました。そして、失敗したらはじめからやり直しがルールなので、緊張感も高まり、もっと人数が多ければ、受け取った人は座る等…の工夫も生まれてくると思います。

将来、機会があればどこかで実施してみたいと思いました。

ありがとうございました。来週もよろしくお願いいたします。

(深美です・・・チャンスがあれば大志学園の子どもたちに実施してあげてください。わたし、ひとつ忘れていたことがあって、それは「ボールを投げるときは、座ったまま投げる」というルールです。男子なんかは立ってしまうと強く上から投げてしまうことが起こってしまうことがあるので、それを和らげるルールです。それから、全員が立ってしまうと投げての的が広がってしまうので、座って受けとる、ただし、投げ損なったボールも受けとらなければならないので、受け手は席を離れたり、立ったりするのはOKにしなければいけませんね。なので、受けとって投げた後は、立つのもOKですかね。結局、全員で工夫してみるということが肝かと感じます。)

返信する
先日のワークもとても楽しかったです。 (シータ)
2014-07-10 11:38:40
先日のワークもとても楽しかったです。
ご教授ありがとうございました。

「一致団結ソーレ!」ではみんなで手拍子の数を合わせることができ、最後のターンを叩き終わったあとはすごくすっきりとした気持ちになりました。一斉に同じタイミングで手を叩くことで、その場全体の呼吸もひとつにまとまっていったような気がします。
「ぱんぱん頭」と「あとだしじゃんけん」は、頭では分かっているのに動作として自分の思うようにいかない窮屈さが良い負荷になっていました。個人的には、目から入ってくる情報よりも耳から入ってくる情報の方が集中しやすかったように思います。
「なんでもキャッチ」は、相手の返事を待ってから物を渡すというところが面白いなと思いました。相手に受け取ってくれる意思があるのか、準備はできているか、タイミングを合わせられるかなど、いろいろなことに配慮しながらだったので、うまく受け取ってもらえたときにはすごく安心しました。実際の生活の場でも、一方通行ではなく双方のやりとりであることを念頭に置いたコミュニケーションが大事なのだと思いました。

(深美です・・・そうですよね。こころを合わせてタイミングを合わせるというのは緊張しますけど、うまくいくと、なんかスキッとしますね。ウォーミングアップの三種はともにリードが大切なんですね。わたくしの失敗が良い例です。あんなふうになると、場が落ちてしまいます。幸いリセットしてうまくいきましたが、リードする側にもウォーミングアップが必要ってことですね。「なんでもキャッチ」は、あの単純な動作の中に、いろんな情報を入手して判断するというプロセスが含まれているのですね。瞬時のうちに処理してるので無意識になりやすいですが、シータさんのような分析を入れてみるとおもしろいですね。)
返信する
今回もたくさんのワークを教えていただき、本当に... (チェリー)
2014-07-10 22:13:10
今回もたくさんのワークを教えていただき、本当にありがとうございました。
まず、あとだしじゃんけんでの先生のリードの上手さにすごいなあと思いました。わたしも似たようなものを部活で小学生にやったことがあるのですが、なかなか上手く惹きつけられませんでした。参考にさせていただきたいと思います。
また、なんでもキャッチ・だまってキャッチでは、先生の「どのようなことに気をつけてボールを投げましたか?」という問いで、ボールを落とさないようにと何気なく気をつけていたアイコンタクトなどを、改めて意識することができました。このように、目に見えるボールを繋げていく上で大切なことがわかると、目に見えない言葉や気持ちのキャッチボールであるコミュニケーションにおいて、言葉や気持ちがこぼれ落ちたり、一方通行になってしまわないために必要なことも意識しやすくなるのではないかと思いました。わたしもぜひ将来実施してみたいと思いました。
また来週の授業も楽しみにしております。よろしくお願い致します。は

(深美です・・・チェリーさん、タイミングと息ですかね。わたし、英語の教員としてリピートやキューの入れ方を工夫してましたので、その結果だと思います。でも、始める前のシミュレーションをしてないと、「一致団結~」のような失敗をしてしまいます。緊張感、大事ですね。
「見えること」をつうじて「見えないこと」を理解する。うむー、名言ですね。使わせてもらいますね。ありがとうございます。
チェリーさんへのコメントをお借りして・・・実は7月22日まで出来る、と思っていたのですが、22日に入っている研修にロールプレイングを入れていたことをすっかり忘れてまして、練習を11時からしなければならないことが頭からすっぽりと抜けてました。なので、次週、15日が一学期の最後になります。続きは、一学期明けなのか前期明けなのかわからないですけど、ひとまず休憩ってことです。ありがとうございました。)
返信する
 私も耳から聞く方がやりやすかったです。でも実... (やまちゃん)
2014-07-12 23:55:54
 私も耳から聞く方がやりやすかったです。でも実は耳からの情報把握の方が苦手なので、情報処理が遅い方が間違いが少ないのかなと思いました。弱点がいつも弱点ではないことを発見しました。
 いま私は「もし高校野球部の・・」を読んでいます。友だちから勧められた時に、直接ドラッガーに挑戦し挫折しました。それで心を入れ替えて読み始めたのですが、深美先生の本に紹介してあったのでにんまりしています。先生たちとのコンサルテーションに良いヒントになりそうです。
 学部生の頃「マーケティング(市場調査)」をやりたかったのに、今は臨床の場に居て人間関係のマーケティングをしています。初心からとてつもなく離れた場所に来たもんだと思っていましたが、資産としての人をどのように活かすかという点で同じだと思いました。もう「マネジメント」を読むしかないです。
 2つ質問があります。①ワーク中ファシリテーターは何を考えていますか。②ファシリテーターとして自立するための要件は何でしょうか。②はあいまいな質問ですが、切り口が分からなかったのでこのような尋ね方になりました。

(深美です・・・ほおぅ! やまちゃんさん、「もしドラ」読んでるんですね。良い本でしたし、良い映画でした。力をあわせて何かをやり遂げるには、マーケティングが必要であることを非常に解りやすく表現していますし、何よりストーリーが感動的でした。映画は鳴かず飛ばずだったようですが、わたしは大好きです。ブログ http://aiai-net.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/06/post_2412.html にも記事書いてますので、もしよかったら読んでみて下さい。
さて、ご質問ですが、本質的なことを聴いておられますね。まず①に関してですが、わたしの場合は、ほとんど「考えておりません」。考えるのではなく、「感じる」ことに集中しています。研修の場面ですら、伝達したいと感じていることについては、頭ではなくて身体にしみこませていますので、いちいち頭から出していくという作業ですら無意識で行っています。ただ、研修終了後にはふりかえってみて、伝達内容の精査を必ず行っています。ですので、ワークショップ中は、考えているのではなく、その場で「起こっていること」をしっかりと観察し、参加者のつぶやきや発言にこころを傾けています。参加者の皆さんが、この一線まで到達すればいいな、というゴールのようなものを設定していますが、その一線のハードルは極めて低く、そこから垂直に伸びたり、変化しながら伸びていく参加者のみなさんの行動や気づきに集中しております。なので、終了後、思ってもみなかった地点にワークショップが到達している場合もあります。そこに対してフィードバックを返す、ですかね。
②につきましては、何よりもまして「聴く」ということでしょう。つまり、マーケティングそのものですね。ファシリテータは自分でものごとを構築しません。すじみちをたてて、そこに進んでいく参加者のみなさんの行動や気づきに乗っかっているだけです。つまり、参加者のみなさんへの「信頼」というものが基本なのですね。それがあるからこそ「聴く」こともできるのです。これは、カウンセラーの仕事はもちろんのこと、教員の仕事、販売の仕事、ものづくりの仕事、サービス業に関する仕事その他もろもろの仕事にも共通するものだと感じております。わたしの書籍の最後の章「教員の資質」のところに詳しく述べさせてもらっています。「聴く」という観点で最後の章を読み直していただければ、違った気づきがあるかもしれません。最後に、「弱点がいつも弱点でないことに気づきました」、ファシリテータにとってもっとも嬉しい言葉ですね。)
返信する
深美先生 (G-RED)
2014-07-13 12:11:37
深美先生

「なんでもキャッチ」で名前を呼び合うのを、例えば好きなものや料理、趣味などに置き換えるなど、応用がききそうだと思いました。

(深美です・・・フルーツバスケットで好きなものを言って、進めていくやり方の変形になりますかね。ボールは一人にしか投げることができないので、そのへんの工夫が必要かもしれませんね。とにかく、ワークショップは、工夫してみることだと思います。思わぬ学びが生じることがありますから・・・)
返信する
深美先生 (たっきぃ)
2014-07-17 10:30:31
深美先生

コメントが遅れて申し訳ありません。
アイスブレーキング(一致団結ソーレ!、ぱんぱん頭、あとだしじゃんけん)は知らず知らずの内に集中してしまうような感覚がありました。ただ楽しいだけでなく、全体と一体感を味わうことができ、楽しいなと思いました。あとだしじゃんけんでは三人があいこになるように考えるが少しひねってあって楽しめました。「なんでもキャッチ」「だまってキャッチ」は相手のことを思いやりながら進めていけたらなあと思います。ヒートアップすると周りが見えなくなる子もでてきそうで。
さっそく火曜日に、一致団結ソーレ!とぱんぱん頭を導入でやってみました。みんな集中していましたし、うまくできていました。間違った子もいましたが、特に気まずそうにはしておらず、失敗してもわからないところはいいなと感じました。

(深美です・・・そうですか。試してみたのですね。ショートのワークショップは、いろいろたくさんあります。例えは、しりとり自体もウォーミングアップになりますが、絵しりとりにすれば、さらに盛り上がりますし、深まります。タンバリンかカスタネットで童謡のリズムをとり、「この唄なぁに?」とかね。いろいろできますよ。工夫してみましょう。)
返信する

コメントを投稿

研修会」カテゴリの最新記事