第88回東京箱根間往復大学駅伝(箱根町芦ノ湖駐車場-東京・大手町=5区間109・9キロ)は、今日快晴の中、復路レースが行われ、往路で快進撃した東洋大が復路でも山下りの6区などで区間賞を連発、復路優勝を新記録で遂げるとともに、総合で、昨年早稲田が出した大会記録を約8分縮める10時間51分36秒のタイムで2年ぶり3度目の優勝を果たした。
昨日、山の神:柏原などの快走で往路記録を5分以上も更新し、48年ぶりの往路4連覇を果たした東洋大が、復路でも強さを見せつけた。真っ先にスタートした6区山下りで市川が区間賞、7区の設楽悠は区間新をマーク、8区の大津も区間記録に迫る快走を見せ、3連続区間賞で駒大以下を大きく引き離した。9区はやや苦戦したが、最終10区では、斎藤がまたも区間賞の激走を見せ、正にブッチ切りの文句のつけようも無い完勝だった。
往路4位の駒大は、復路で巻き返し2位に入った。明大は10区のエース鎧坂で早大を逆転し3位、今季ビック3の一角を崩した。早大は総合連覇を逃し4位に終わった。来年のシードは東洋大、駒大、明大、早大、青学大、城西大、順天大、中大、山梨学院大、国学院大の10校となった。青学大は過去最高の5位をキープした。
サッカーの第90回全国高校選手権で、11年ぶりに郷土代表となった清水商は、千葉の市立船橋に0-3と完敗した。清水商は前半1点を先取され、後半の巻き返しに期待が掛ったが、後半も得点ができず、逆に2点を追加され、良いところなく敗退した。「関連:1月2日」