サッカーの第90回全国高校選手権は9日、東京・国立競技場で決勝があり、千葉の市船橋が、三重の四日市工業を延長戦の末、2-1で下し、9大会ぶり5度目の優勝を成し遂げた。
市船橋は、四日市に0-1とリードされ、最早勝利は風前の灯と思ったが、後半ロスタイムの46分、ゴール前の混戦から、主将の和泉が奇跡のゴールを決め延長戦に持ち込んだ。延長後半5分に、またも和泉がゴールをねじ込み遂に逆転、勝利をもぎ取った。
市船橋は3日、優勝候補の一角と見られていた静岡の清水商業を3-0で破り、ベスト8へ進んだ。その段階で、市船橋が優勝する予感が有った。「関連:1月3日」