栄養改善普及会は
「個人の努力と社会の責任で健康を守ろう。
栄養・睡眠・運動・休養・経済・環境・人間関係等の条件がそろって
はじめて人間は健康になれます。
したがって、みだりに「健康」情報にふりまわされず
自分の健康は自分で守る心意気を育てましょう。」
と言う目的を掲げました。
とっても良いことが書いてあると思います。大賛成です。
しかし、世の中が「もっともだ」と思う目的を掲げた組織が必ずしも正義の組織ではないのです。
ある宗教雑誌、ある詐欺組織も世の中の問題点を鋭く指摘し、あたかも自分が正義の味方であるかのような表現をしています。
それは国民を信用させる一つの手段なのです。実際に何をするのかを検証しなければなりません。
実際にやった運動は「フライパン運動」です。
組織の会長が
『私は「1日1回フライパン運動」にも取り組んできました。第二次大戦後、米が十分作れず、人々が飢えていた時代、GHQは米の代わりに同じカロリー数に相当する砂糖を配給しました。当時厚生省に勤めていた私が日本人にとって米は主食であり、砂糖は調味料であるといくら抗議しても、文化の違いからか受け入れられません。
そこで注目したのが油でした。同じ分量でも米が4カロリーのところ、油は9カロリーです。それに気づいたとき、私は「油ってすごい!」と思ったものです。そして、そんな油を摂れば米がなくても何とかなるだろうと考えたことが、「フライパンを使って、もっと油を摂ろう」という運動につながりました。全国さまざまな場所でフライパンと油を使った料理の普及に努めました。』
油はカロリーが高いので日本人に油をもっと摂取させようと言う運動です。
この運動は正しかったのでしょうか。砂糖はいけなかったのでしょうか。
食糧がない時、二つの島があって、一つは油がある島、も一つは砂糖がある島、そのどちらかの一方しか選べないと言うとき、どちらの島に行くことを選びますか?
この組織は油の島を選んだのです。
油は同じ量でカロリーが高いので生き延びられるという考え方です。
そこで各家庭フライパンを揃え油を使いましょう、と言う運動を展開したのです。
フライパンで油を飲むのではありません。
油とフライパンで何かを料理するのです。何を料理するのでしょう。
何か食料があるということは、油か砂糖しかないという条件と違っています。
不足している米とこれこれの食料と後もう一品、油か砂糖かの選択を迫られているとした場合、という設定条件にしなければなりません。
この組織はその中で油を選んだのです。良い案だとは思えないのですが全国に運動を展開しました。
「砂糖は調味料」と言うことですが油も主食とは言えません。調味料みたいなものです。栄養学的には問題が多いのですがこれを使うと料理が美味しくなってしかも簡単なのです。料理の万能薬・魔法の薬みたいなものと考えています。
油って安かったのでしょうか、砂糖より油を選んだのはカロリーが高いと言うだけなのでしょうか。
そこで私は「正しい食事」を考える場合には考慮しなければならない15にポイントがあるということをこのブログの「食育と食事教育」に書いています。食事の費用等も考慮しなければならないのです。油が安いとは言えません。
現代の食事の問題点は食事の欧米化、特に脂肪の摂りすぎの方向に向かっていることが心配されています。
スナック食の増加、砂糖の増加などが切れる子にさせていると言われています。
そこで食育が叫ばれていますが、戦後の栄養改善運動の過ちによるものです。
栄養改善普及会が油の摂取を推進したのです。表面的には国民の味方という顔をして、誰かのために、油の広報宣伝したのです。
米はもう過剰状態で生産調整をしています。国民はカロリーが高い食事をして生活習慣病が増えています。
なのに何故まだ油を宣伝するのでしょう。
栄養改善普及会さん貴方方の当初の目的はとっくの昔に果たしていますが今も油を推進しなくてはいけないのですか。
私は、国民を騙しているとしか考えられないのですが・・・・
「個人の努力と社会の責任で健康を守ろう。
栄養・睡眠・運動・休養・経済・環境・人間関係等の条件がそろって
はじめて人間は健康になれます。
したがって、みだりに「健康」情報にふりまわされず
自分の健康は自分で守る心意気を育てましょう。」
と言う目的を掲げました。
とっても良いことが書いてあると思います。大賛成です。
しかし、世の中が「もっともだ」と思う目的を掲げた組織が必ずしも正義の組織ではないのです。
ある宗教雑誌、ある詐欺組織も世の中の問題点を鋭く指摘し、あたかも自分が正義の味方であるかのような表現をしています。
それは国民を信用させる一つの手段なのです。実際に何をするのかを検証しなければなりません。
実際にやった運動は「フライパン運動」です。
組織の会長が
『私は「1日1回フライパン運動」にも取り組んできました。第二次大戦後、米が十分作れず、人々が飢えていた時代、GHQは米の代わりに同じカロリー数に相当する砂糖を配給しました。当時厚生省に勤めていた私が日本人にとって米は主食であり、砂糖は調味料であるといくら抗議しても、文化の違いからか受け入れられません。
そこで注目したのが油でした。同じ分量でも米が4カロリーのところ、油は9カロリーです。それに気づいたとき、私は「油ってすごい!」と思ったものです。そして、そんな油を摂れば米がなくても何とかなるだろうと考えたことが、「フライパンを使って、もっと油を摂ろう」という運動につながりました。全国さまざまな場所でフライパンと油を使った料理の普及に努めました。』
油はカロリーが高いので日本人に油をもっと摂取させようと言う運動です。
この運動は正しかったのでしょうか。砂糖はいけなかったのでしょうか。
食糧がない時、二つの島があって、一つは油がある島、も一つは砂糖がある島、そのどちらかの一方しか選べないと言うとき、どちらの島に行くことを選びますか?
この組織は油の島を選んだのです。
油は同じ量でカロリーが高いので生き延びられるという考え方です。
そこで各家庭フライパンを揃え油を使いましょう、と言う運動を展開したのです。
フライパンで油を飲むのではありません。
油とフライパンで何かを料理するのです。何を料理するのでしょう。
何か食料があるということは、油か砂糖しかないという条件と違っています。
不足している米とこれこれの食料と後もう一品、油か砂糖かの選択を迫られているとした場合、という設定条件にしなければなりません。
この組織はその中で油を選んだのです。良い案だとは思えないのですが全国に運動を展開しました。
「砂糖は調味料」と言うことですが油も主食とは言えません。調味料みたいなものです。栄養学的には問題が多いのですがこれを使うと料理が美味しくなってしかも簡単なのです。料理の万能薬・魔法の薬みたいなものと考えています。
油って安かったのでしょうか、砂糖より油を選んだのはカロリーが高いと言うだけなのでしょうか。
そこで私は「正しい食事」を考える場合には考慮しなければならない15にポイントがあるということをこのブログの「食育と食事教育」に書いています。食事の費用等も考慮しなければならないのです。油が安いとは言えません。
現代の食事の問題点は食事の欧米化、特に脂肪の摂りすぎの方向に向かっていることが心配されています。
スナック食の増加、砂糖の増加などが切れる子にさせていると言われています。
そこで食育が叫ばれていますが、戦後の栄養改善運動の過ちによるものです。
栄養改善普及会が油の摂取を推進したのです。表面的には国民の味方という顔をして、誰かのために、油の広報宣伝したのです。
米はもう過剰状態で生産調整をしています。国民はカロリーが高い食事をして生活習慣病が増えています。
なのに何故まだ油を宣伝するのでしょう。
栄養改善普及会さん貴方方の当初の目的はとっくの昔に果たしていますが今も油を推進しなくてはいけないのですか。
私は、国民を騙しているとしか考えられないのですが・・・・
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