しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

恐ろしい副作用

2016-04-13 00:10:20 | 日記
会社の隣の女将さんは長年自営業者の妻として経理を担当していた。

昨年、アルツハイマーを発症してからは自転車に乗って出掛けて

市川市の警察で保護されてしまったりとトラブルもいくつかあった。

見た目はいたって健康体、会話をして初めて認知症なんだと気付く程度。


先月から高齢者専門の病院へ入院した。

病院では車イスに座らせてテーブルに拘束された。

一人でトイレにも行けるのに紙おむつを装着させられ自由を奪われた。

向精神薬を投与してから副作用が酷くて

入院から2週間で寝たきり老人になってしまったそうです。

面会に行っても目を開けているのは僅かな時間だけ

「このままじゃ、女房が殺されてしまう!」

そう思ったご主人が医師との面談を行った。

これから女将さんは胃ろうが始まると説明を受けて激怒したそうです。

アルツハイマーの治療法があると知り入院したのに

ネットで調べた副作用の症状が次々と表れて

健康体だったのに今は寝たきりの状態。

とりあえず担当の医師が交代して今後の治療方針の説明を受けたが

転院を強く希望するご主人。


まるで医療費の抑制をするために認知症の老人は殺されるみたいな印象を受けた。

昨日の朝のニュースでも伝えていたが向精神薬の副作用を理解している

医師の割合は非常に少なくてこうしたトラブルが増えているそうです。


料理を作る事は難しいけれど普通に箸でごはんを食べる事が出来た女将さんは

鼻の穴からチューブで胃に食べ物を流し込む胃ろうが始まる。

息子と嫁さんが認知症の状態はそのままで良いから

せめて入院前の母親に戻そうと病院との闘いが始まっている。


私も毎日のように顔を合わせた女将さんだけに何か力になれないかと

こうしてブログで訴えております。

自分の母親と年齢も近い女将さん、助けてあげたいです!

後期高齢者医療保険制度のお荷物みたいに扱われて怒りを覚えてます。



コメント (8)
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