土曜日は早めに会社を閉めて午後4時すぎに帰宅
猫にごはんをあげてから土手へ一緒にさんぽでもしようかと思ってたら
携帯が鳴って急いで駐車場に行き車で実家へ向かった。
電話は実家の向かいにある会社の社長さんからでした。
「お母様が近隣トラブルで警察を呼ぶかどうかの騒ぎです
暴言を吐かれ興奮状態なので今、私が側に付き添っているのですが…」
詳しい事は分からないのですが多分、猫がらみのトラブルでしょう。
橋の舗装工事で交互通行の為渋滞中。妹にも電話をして自転車で向かうとの事。
実家に到着すると向かいの社長さんにお礼を述べてから
玄関前の階段に座り込んでいた母を確認。
状況説明をする母の手が震えていた。
案の定、近所の会社の社長の高級車が猫に汚されたり傷付けられたりの苦情だった。
玄関の外で植木の水やりをしてた母。
高齢者の一人暮らしと知って苦情を言いに来たのだろう。
怒鳴り声を聞いて向かいの社長さんが仲裁するもとんだとばっちりを受けたそう。
母が面倒を見る野良猫たちはすべて手術済みです。
震災の翌年、当時は実家の隣が駐車場で同じような苦情があり
ボランティアさんの協力で捕獲器を使用しながら手術を受けさせました。
人慣れしないから近所に迷惑を掛けているのでは?
そんな心配から母は毎日、近所の清掃を怠りません。
先日も実家の斜め前の運送屋の社長が手土産を携えて挨拶に来て下さいました。
「いつもお母様がゴミを拾ったり掃除もしてくれて、そのお礼です」
「こちらこそ猫がご迷惑を掛けているみたいで申し訳ありません」
そんなやりとりもあるのですが…
妹も到着してトラブルに至ったいきさつを尋ねると
「そんな高級車を乗るから気になるんでしょ!」みたいに
相手の感情を逆なでするような母の言動でエスカレートしたもよう。。。
「猫が入らないようにシャッターを取り付けるならお宅で負担してくれ!」とも言われたそう。
「それって恐喝になるよなぁ」と進言した。
「景気が悪くてイライラしてるだけかもね」と妹(笑)
少し落ち着きを見せた母にこう付け加えた。
「猫は弱い存在。毒餌でも置かれたら殺されちゃうよ。ひたすら謝ることで猫を守れると思う」
悔しくても丸く収めないと猫が犠牲になってしまうから。
保育園落ちた 日本死ね!
そういう考え方はブーメランのように自分に返ってくるはず。
車は傷だらけになったら新車に買い替えれば済む。
命ある動物はそうはいかない。
そもそも車は新車購入から10年で価値は0になるもの。
売却する時に査定が下がるとか言うなら
ベンツを背伸びして乗っている証拠だよね~
自分本位の苦情を言う人物は、やがて消えてしまうのです。
人としての品格を持たない人物は、今以上の生活にはなれません。
尊厳を感じない人物こそ、平等とかを叫び社会の仕組みを変えたがります。
世の中、お互い様の気持ちで譲り合うのが日本人の心。