しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

今日から4月

2016-04-01 00:10:20 | 日記
サイモンとガーファンクル ~ 四月になれば彼女は


昨日3月31日、建材問屋の営業マンが転勤の挨拶に来た。

後任者を連れている。

入社11年目、うちの担当になって6~7年のY君は向井理似の優男タイプ。

だけど城東地区担当の彼は全国でもトップクラスの成績を誇るそうです。

新しい勤務地の神奈川県川崎市はいくつもの問屋が入り乱れる激戦区!

「暴れます!」との覚悟を表明したので

「頑張ってね☆」と送りだした。


前任の「何時まで待っても来ない君」が全国でNo,1の成績らしいが

「担当地区内に大口の顧客が居るだけ」と陰口を言われてるそう(笑)

見た目にもエリートには見えませんしね~

彼はよく「今月は石膏ボード販売強化月間です。お願いです、石膏ボード買って下さい」

そんな電話を掛けてきた。

「正直、年度末で数字が足りません!10枚だけでもお願いします!」ってな調子。

1軒あたり10枚でも10軒に売れば100枚になる。

そんなK君が茶目っ気のある男だと生前の父は可愛がっており

よく石膏ボードを買わされてました。


東京市場を担当する営業マンは、毎日終電で帰る生活。

だけど自分の勤める会社をブラック企業だとは思わないだろう。

同一労働、同一賃金なんてクソ喰らえ!

努力した奴は同僚の給料よりはるかに多い。

東京の営業所勤務は出世コース。

怠け者は地方に飛ばされる。


配送のトラックの運転手さんは外部の運送会社の社員です。

いつも4tトラックに積みきれない程の仕事量があり他の地区担当の応援を受けている。

交代が居ないから仕事は絶対に休めない。

新木場の営業所には毎朝4時に出勤するそうです。

事務所内のソファーには女性が寝ている事があるそうです。

営業職を希望したIさんは会社に泊りこんで頑張る女性だった。

電話の応対でも彼女の商品知識の凄さに驚く事も多い。

女性だからって甘えない姿勢も多いに評価できますね。


午前中、損保代理店を営む兄から電話で、6月に車検の私の乗用車の

自賠責保険を呉れと頼まれた。

3月31日、この1年間の仕事の締めくくり、あと1件契約が足りないらしい。

損保代理店は親会社の相次ぐ統廃合で代理店も厳しい競争を強いられる。

保険証をFAXしたら直ぐにお礼の電話があった。

「あと1件の契約で入賞出来るかの瀬戸際だったよ」って聞いて

経営が苦しいんじゃなくて全国の代理店のトップクラスを狙ってたみたい。

そんな兄を誇らしく思う。


最近のニュースを見ていても日本企業は苦戦続きのようです。

私の周囲にはこんなに頑張っている人が多いのにねぇ~

昔から家を購入したら転勤させられるのが日本企業の常でした。

新居に待つ家族の元へ帰りたがるマイホームパパは会社にとっては不要なのです。

目標があり同僚よりも一歩抜きんでてやろうみたいな野心が無くては

会社に利益をもたらしません。


台湾企業の傘下で再建するシャープも経営陣の優柔不断さだけでなく

突破力のある社員が不在なのでしょうね。


こんな私も汚れたままだった会社のトイレを掃除して

猫皿を洗い気分一新、4月からの仕事、頑張りまちゅ☆☆☆







コメント (2)
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