近所で2か所、住宅の解体工事をしているので賑やかです💦
建物本体よりも土間コンクリートの解体は振動もすごい。
親戚筋の家は自営業で敷地も広いので3分割で売りに出されるそう。
広いと言っても70~80坪程度です。
坪単価100万円としてそのままでは売れないので切り売りされます。
こうして子供の頃からあった建物が次々に姿を消していく。
もう一か所の解体現場は中古住宅として売り出されていたが(まだ1年も経たないのに)
都内の不動産事情は相変わらずスクラップ&ビルドが繰り返されている。
まだ使えるのに勿体無いと思う。
確か2400万くらいで売りに出されていたが買い手が見つからない。
新築に建て替えると4000万を超えるが住宅金融公庫の35年ローンが組める。
日本人の平均年収400万と言われ、男性は一生をローン返済のために働き続けるのです。
35歳で購入したらローンを完済するのは70歳ですぜ~
でも10万円の家賃を35年払い続けると4200万にもなるので家を買う決断をするのです。
ローンを組む時に加入するのが団体生命保険。
男は命を担保にして家を買うのですよ(泣けるよねー)
子供の頃、新小岩駅北口の蔵前通り沿いにボーリング場が建てられた。
と同時にボーリングブームが去ってしまい鉄筋コンクリート造りの大きな建物は解体された。
クレーン車のワイヤーに大きな鉄球が吊り下げられて
未使用の建物が壊されてゆくシーンが忘れられません。
赤字経営が予想されると新築の建物でも壊す決断ができるのが事業家だと父に教わる。
でも当時の私には勿体無いと言う気持ちしかありませんでしたけど。
そういえばホームセンターコーナン江戸川店の前身もボーリング場として建てられた建物だった。
ここはボーリング場としてオープンしなかったけどスーパーナコスが入居した。
バブルが崩壊して会社員から材木屋(家業)に転身した。(平成4年だったかな)
浮き沈みも激しかったけど昭和の時代の方がスケールの大きい男が多かったと思う。
低所得者層なんてみんな歯を食いしばって働いてたし。
現代って何か違うような気がする。
どん底から這い上がるパワーがない日本人が増えたのかな?