しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

気になる風景

2010-12-06 00:10:20 | 旅行
設計事務所に勤務していた頃の気になる風景でした。

群馬県は社長の出身地と言う事もあって現場が多く

東武伊勢崎線で通過している館林駅。

一度は訪ねようと思いながらも20年が経っているwww

このすぐ手前までサイクリングで来ていたのは

地図を見て改めて気が付いた

ただし自転車で往復するとなると距離は170km近くなりそうなので

アマガエル色の80ccのバイクで行くことにした。

土曜の夜から一晩、バッテリーを充電して

キックペダルを20回程踏んでやっとエンジンに火が入った

出発して5分くらいの信号待ちでタイヤの空気圧が低いのに気が付いて

引き返してしまったwww

しばらく乗っていなかったので整備不良ですね

仕方なく車に自転車を積んで出掛けました(最初からそうしろ!)



東北道をかっ飛び、駅近くのパーキングに車を停めて

自転車を降ろしてデジカメで写真を撮りました。



館林駅は伊勢崎線、小泉線、佐野線の分岐点にもなっているし

車輌センターにもなっているのですね。



一応、普通電車を写しといた。

私の記憶では車窓からは葛生セメントの貨車が見えたはずなのだが…

駅周辺は中途半端に整備されて昔の面影は無くなっている。

それでも古い建物が少しは残っているようなので

自転車で走り回ってみれば



古い倉庫がありました。

大谷石を使用した組石造になっておりますが

ブロック塀の控え壁のような補強をしてあるのが特徴。

館林駅西側には日清製粉の工場と正田醤油の工場がデンと構えている。



写真は新しく建て替えられた正田醤油の本社社屋です。

倉庫建築と和のテイストをミックスした優れたデザインですね~。

そう、私自身がこういうデザインの建物に落ち着きを感じる

そんな年齢となっているのです…



この日使用した自転車は電動アシストMTBです。

地図帳やウインドブレーカー等の収納に便利だからなんですけど…

自転車の後ろには高さ1М位の柿の木に実が生っている!

廃屋の前にあって通り過ぎてからも気になってね。



館林城鐘と説明にありました。


栃木と群馬は旧徳川幕府領だった為に寂れるように

明治政府によって鉄道を避けられた経緯がありました。

歴史が古い街なのにもったいないと思う。

東武鉄道も敷地を住宅地として切り売りなんかせずに

集客力のある建物に整備するべきだと思うのだが

余計なお世話かもね(笑)


自転車でがむしゃらに走るだけでなく

こうして写真を撮るのも良いもんだぁ~。。。









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鍛 錬

2010-05-10 05:08:41 | 旅行
自転車ブログを気取って書いてみますね☆

自転車で遠乗りを成功させるためには日頃からの練習が必要だ!

休日を充実させるのが目的では無い

ペダルを漕ぐ感覚を足に覚えさせる


荒川沿いのサイクリングロードを走ってみた。

家から3km、小松川橋の真ん中から土手に出る

荒川と中川の間にある土手は頭上に首都高中央環状線が走る


れんげの花が咲いている

れんげの首飾りを作りたかった

不気味に感じるだろうから止めておいたけど…

気温が上昇してるから風が強く吹いている

しかも向かい風だからスピードが乗らない



春なのに紅葉があった?

東京のはずれにあるさくらレストランで休憩

埼玉に入ると遠くに山が見えてきた(写真では見えませんねぇ)



河川敷を走ったり土手の上を走ったりと忙しいなぁ…

土手の上は線路や交通量の多い道路で寸断されているし

河川敷は用水路や支流の川で寸断されていたりしてね

案内標識が無いので他のサイクリストも道を間違えてUターンしてます!

彩湖の周辺では迷子になってましたよ(泣)

JR武蔵野線をくぐり「さくらそう水門」で折り返しとする。



さいたま市桜区あたりですね

対岸は朝霞市と志木市の市境でしょうか?

行きに比べて帰りは距離が長く感じられるものだが

土手の上を走るか河川敷を走るのか迷うことなく走った分

予想より速いペースで走れた



埼玉から東京に入ってすぐのさくらレストランで迷うことなくビールを注文

黒生ビール ¥550 うめ~!

行きに飲みたかったのを我慢したことだけはある、一気に飲み干した

日焼けがすごい

汗が乾いて顔は塩だらけでザラザラしてた

本日の走行距離76km  所要時間6時間
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真岡駅

2010-05-07 00:09:09 | 旅行


ごめんなさい

たった1日のお出掛けなのに3日分の記事を書いてしまいました…

時系列では順番がまったくの逆ですね

この真岡駅でSLに追いつくかな?

連休中は白バイがうじゃうじゃしててペースが上がらないぞっ!



以前、初めて蒸気機関車に乗った時に途中で停車した真岡駅です。

真岡鉄道の本社と車庫はここにあります

赤字に苦しんでいた地方鉄道でした

客寄せにSLを走らせ、駅舎をSLの形に似せて建て替えました

写真が下手でごめんなさい

詳しく知りたい方は検索してね

建物の3階4階は情報センターになっており入場無料ですよ!



ちなみに非電化なのでディーゼルカーが走っております

「SLもうか」は毎週末、下館駅Am10:32発でしたっけ?

6月は点検の為運休ですのでご注意を!

関東在住の方にはお奨めの小旅行

終点茂木駅では転車台でSLの向きを変えるのを見学して

道の駅「もてぎ」で食事をしてさっ!

一番興奮するのはパパさんですよ(笑)

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林道を行く

2010-05-06 00:05:06 | 旅行

ブログをやってなかったら写真なぞ撮りませんよ

楽しい道を探して走りまくりです

と言うか予定もありませんから気の向くままに走るのですニャ!

蒸気機関車の撮影をするまでの時間潰しと先日書いてますが

本当は林道を走りに来ております(笑)

筑波山と加波山の中間に位置するきのこ山。

ハンググライダーの滑空場所を通りすぎて

一本杉峠に林道入り口があります。

バイク限定のルートではあるけど時折四輪もいますよ(内緒)

ジムニー軍団がウインチでお互いに引っ張り合いながら登っている。

江戸川から一番近い本格的な林道は私のお気に入りコース

大きな石がゴロゴロしていてMTBや小さいバイクでも走っています。

上の写真は林道に入り間もなくのサービスショット


間もなく巨岩の落石を確認

4月の雨が多かった為に大荒れのダートになってました

次第に道は川のように水が流れ大きな石がゴロゴロだから慎重に進む…

バイクのタイヤ跡が残っているからそれをなぞるのがベスト

スリッピーな路面と傾斜がきついから1速のまま慎重に…

ブレーキをかけると即転倒しそうな状況が続き口の中が渇いているぜ!

や、やばいっ!道が無いぞ!

停まれ~、停まってくれ~~~!

ギリギリで停まった(ホッ)

と同時にコケました(泣)

深さは1メートル、幅は5メートル程の川が道を寸断!!!

バイクから降りて歩いてルートを探すが無理でした…

ほぼトライアルのセクション並の難易度?

すでに林道の半分は走っているけど引き返し決定。

登り返すのも至難の技っすよ

後輪のグリップを考えながらルートを決めてアクセルを開ける

ハアハアハアと息を切らして無事に入り口へ戻ったのね。

蒸気機関車の撮影時間が迫っています(アセアセ)

転倒時の壊れた箇所をチェックして急ぎ撮影ポイントに戻る。

真岡駅には間に合わないからぐっと手前の折本駅に辿り着く。

ああ、ここでいいやと撮ったのが昨日の写真ね!

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鉄馬と蒸気機関車

2010-05-05 02:46:17 | 旅行
真岡鉄道「SLもうか」折本駅の横の踏切にて撮影

下館発→茂木行に間に合わず4時間程時間を潰さなければならなかった。

この写真を撮りたくて280kmのツーリングになりましたとさ…

鉄馬(バイク)と蒸気機関車の共通点は機能美です!

走るのに必要なもの以外は装備していない

男のロマンだぜぃ♪
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春を探して!2

2010-04-27 04:49:05 | 旅行
上総中野駅で休憩した。

ここは小湊鉄道といすみ鉄道の接続する駅でもある。

今日は大多喜れんげまつりにお越しの方にお茶を振舞っておりましたよ

鉄道を利用しない私はトイレを借り、自販機で缶コーヒーを飲んだ

ちなみにバイクツーリングでは鉄道の駅を休憩場所に使う事が多いですね


途中で今年が最後の「大多喜れんげまつり」の会場を素通り…

時間に余裕が無いから仕方ないのです


写真はいすみ鉄道「国吉駅」のホームで「ムーミン列車」をパチリ

アニメのムーミンに出てくるムーミン谷って言うのか、この駅を拠点に赤字に苦しむいすみ鉄道の応援団がおそろいの黄色のジャンパーを着て頑張ってます。

上り下りの列車がここですれ違う単線。

予定ではバイクの後ろに「ムーミン列車」が写る写真の予定だった

次の列車は1時間以上待たなければならないので諦めましょう

写真を写していると黄色のジャンパーを着た応援団の一人がこの列車に乗って帰宅。

背の高い美しい女性でした。

「おーい、ジャンヌさんが帰るってよ~!」

ええっ、ジャンヌさんて聞いた事あるぜい。。。

ゲゲッ!!!ブックマークにある「いすみ鉄道ファン」のブログ管理人さんだった

お話したかったです美しかったです


渋滞を避けて県道をかっとんで帰りましたが寒~い



                本日の走行距離 201km 使用ガソリン7ℓ
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春を探して!

2010-04-26 00:16:42 | 旅行
仕事がありません…

ブログも一周年を過ぎてからはだらけてしまっているかな?

気分転換に久しぶりにバイクで出掛けました

カワサキの80ccのバイクは雨ガエルの色

高速道路を使う程、急がない

春を探しに房総半島へツーリングです。

今日は寄り道だらけの林道探検もしてみた

アスファルト舗装こそされておりますが、杉林の中を抜ける気持ちが良い道。

半島の真ん中を南北につらぬくロングルートなのら!

丹原林道→音信山林道→万田野林道→大福山林道(ダート)→戸面蔵玉林道

各林道の入り口をしっかり確認、繋いで約20kmを楽しんだ

終点は養老渓谷。

ここからはもう一つの目的でもある「いすみ鉄道」を楽しむために向かう
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五感で感じろ!

2010-03-29 06:08:38 | 旅行
 誰だ?このおじさん???

 おじさんになると顔が大きくなるのはなぜ?

 そろそろ面が割れてもいいかな~なんて思ってさ・・・

 がっかりさせてごめんなさいね(泣)

 ブログ通信簿ではいつも女性なのに

 実はこんなおっさんだよ!




 写真は甥っ子と蒸気機関車を乗りに行った時のものです。

 車内でのこの写真くらいしか手元に残っていないからさー。

 SL(蒸気機関車)には私も初めて乗車したからすごく興奮です。

 乗り物大好きな甥っ子が幼稚園に入って間もなく真岡鉄道の「SLもうか」を乗ろうと茨城県の下館駅に車を駐車しての思い出だよ。

 ママ(妹)とお姉ちゃんもついでに便乗です。

 家から国道を走り2時間の予定が1時間ちょいで到着。

 SLは後ろ向きにディーゼル機関車によって引っ張って入線、レトロな客車が3両連結されて一番後ろの客車に乗り込んだ。

 おばちゃんの団体客が1両目に乗り込んでピーチクパーチクとおしゃべりがうるさくて、折角のSL旅が台無しにならぬようにとの考えだよ。

 サービスの一環として「ふーてんの寅さん」に扮した役者さんが盛り上げてくれますが、我々は一緒に写真を撮ったり話しかけられるのは迷惑。

 進行方向に向かって窓から顔を外に少しだけ出す甥っ子は無言です。

 しゅっしゅっぽっぽ しゅっしゅっぽっぽ 音と共に出発した。

 煙のにおいは良い匂い、石炭を燃やす煙の中には塵が混じっていて目の中に入る。

 緩やかな登りになるとガッガ・ゴッゴ ガッガ・ゴッゴと力強い音とガツン ガツンと定期的に前に引っ張られる振動。

 カーブに入ると先頭の機関車が見えてくる。

 もうねー、五感をフルに使って感じる感動に男2人は痺れっぱなしです!

 女2人はそうでもない・・・

 お姉ちゃんが飽きてきたので無言で窓の外を眺める弟にちょっかいを出す。

 甥っ子の顔がその時の気持ちを表しております(笑)

 「もう一度来ような!」

 「うん、今度の日曜日にパパも誘ってねー!」

 「あたしはつまらないからもういい・・・」姪っ子の言葉に一気に盛り下がるのを感じてしまった男2人であった。
 
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知ってた?

2010-01-05 10:34:12 | 旅行
 人気の記事ってどうやって表示させるのかな?

 設定方法が分からないで誰かに相談しようかと思ってたところ。

 えっ?投票してもらうの?

 なんかそうだったみたい・・・


 gooあしあとウィジェットの一番下にある人気の記事の事でやんす!

 ご面倒でしょうがクリックしてあげてくださいませ。

 ちょっと謙虚な言葉に変えてますニャ!


 1、面白いじゃん!

 2、頑張りが足りん!

 3、何やってんだか?

  
 訪問して下さったついでにもうひと手間お願いしますニャ!

 きっと人気の記事が表示されるはずだニャ!

 違ってる?

 頑張りが足りん!なしゃちくんなのら~。
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30年目の約束

2009-12-07 06:43:57 | 旅行
 子供の頃は毎日自転車に乗って遊びに行っていた。

 浦安や水元公園に釣りに行くのも自転車があるから行けたんだね!

 素朴な疑問に「このままペダルを漕いで何処まで行けるのだろう?」

 だれでも考えたこと、1度はあるのではないでしょうか?

 そんな夢を現実のものにした中学2年生の夏休み。

 江戸川区から千葉県館山までのサイクリングは120kmを超える冒険だった。

 僕たちのスタンド・バイ・ミーさ!

 ♪ボンボンボーンボー ボンボンボーンボー ボボボンーボー♪


 写真は館山の海岸でテントを張らせてもらった海の家をバックに旅の相棒の自転車を写してます。こんな写真しか残ってない程の過酷さでした。

 夜の7時に出発して翌朝の7時まで12時間走りっぱなしです。

 日中は海で泳いだりして肉体的にも精神的にもヘトヘト。

 夕方の6時にはテントで3人仲良く死んだように寝てました。

 翌日は日焼けしてヒリヒリする肩にリュックサックが食い込みながら炎天下の中ペダルを漕いで家路に向かう、1泊3日の冒険でした。

 詳しくはブログを始めた頃に書いてあるので省略しております。


 

 今年は「あれから30年サイクリング」を予定していたのです!

 仲間が会社を倒産させて自宅もスペシャライズドの自転車も全て処分してしまい一人で決行するしかない状況になり、うだうだ迷ってます。

 世の中不可能なんて無い!そんな精神状態を呼び戻すためにも行きたい。


 「あれから20年サイクリング」を成功させた時にも約束したじゃないか!

 打ち合わせはスナック。当時34歳の男3人がなにやら楽しげにへんてこりんな冒険の話を始めたら、なんと店中の女の子が興味を示してしまい他のテーブルのお客さんを放り出して盛り上がったものだから、ケンカになりそうだったよ。

 少年のように目を輝かせてロマンを語ると女の子の目もキラキラ輝く。

 夜の9時に出発して中間点の木更津のラーメン屋では「とりあえずビールね!」
「あとおつまみチャーシューもね」かなり酔っ払ってしまい苦労したぜ・・・

 反省会も同じスナックで行いましたよー!

 「本当に行って来たのー?すっごーーーいじゃん!!」

 またもや店の女の子たちの人気者だよ。



 ところで30年目はどうする?

 自問自答が続いております。

 10月10日に予定はしてたけど仕事が忙しくて断念したまま今年もすでに終わろうとしているのだ。

 サイクリングを終えた翌日は階段の上り降りが出来ないくらいに足は筋肉痛になるので正月休みあたりにどうでしょうか?

 おっといけねえ、一人で行くんだろ?

 ちょっとズルして電動アシストを買うかな?

 航続距離に問題はあるけど木更津まではバッテリーは外して走ればなんとかなりそうだ。

 木更津を超えるとアップダウンが始まるからね。

 無事に成功したらブログで報告しまーす!
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山歩きいろいろ4(富士山)

2009-05-29 06:49:11 | 旅行
 富士山 標高3,776m

 今さら説明はいらないかも知れない。日本一の山であり外国人も日本に来た際は登る人も多く、むしろ外国人の方が東京の高尾山などを積極的に登ることを考えても登山を身近なスポーツとして考えているのだろう。近年富士山を訪れる人数は過去最高を記録してるそうだが、頂上まで登った人は意外と周りにはいない。かつては24時間テレビでも登っていたはずだ。

 お盆休みにいつものように夜の9時頃に家を出る。車の中には山道具と寝袋は積みっぱなしなので、前日から冷凍庫に数本のペットボトルを凍らせておいてクーラーボックスに入れる。首都高から中央自動車道に乗ればあっという間に富士スバルラインに到着する。コンビニで明日の朝食と山頂で食べるポテトチップを買い五合目の駐車場で車中泊の予定だったが、駐車場のかなり手前で渋滞になっている。交通整理をする警備員が「五合目駐車場はすでに満車なので引き返すか、警備員の誘導に従って路肩に停めるしかありません」正直そんなに混雑しているのかと驚いてしまう。路肩に停めたまわりの車もやはり登山が目的で車中泊をするらしい。夜中の富士山にはご来光を山頂で見ようと懐中電灯の光の筋が長く続いており、予想よりもかなり多くの登山者が富士にいるんだと実感。さあ、缶ビールを飲んでひと眠りだ。それにしてもあまり涼しくないなぁ~

 人の話し声で目が覚めるのはようやく空が明るくなり始める朝の4時である。朝食をかきこみ身支度を整えて五合目の駐車場へ向いトイレで用を足してから顔を洗う。ここから頂上までガイドブックによれば4時間55分とあるが登りが苦手な私には7時間以上もかかりました。駐車場から林道を歩いて六合目へ向かうがここは馬車が走る、歩きたくない人はこれを利用すればいいだろう。佐藤小屋の裏手からつづら折れの石段が続いており、すでにかなりの人が登っているのが見えるが終わりも見えず山頂も全然見えない。これから3時間はひたすら石の階段を登り続けて休憩したければ横にそれて、後ろから次々と登る人の邪魔をせぬようにマイペースで登り続けると頭がズキズキと痛い!軽い高山病の症状か?休憩してもこの痛みは治まらないので諦めようか頑張って登るか悩んでしまうが、もう一度この登りにはチャレンジしようとは思わないので、仕方なく頂上を目指すことにする。八合目からは石の階段から解放されて山登りらしくなるのだが、すでに森林限界を超えている富士山は緑の全くない石炭みたいな石がゴロゴロしてるだけの山。九合目の鳥居をくぐり人の話声が聞こえてくれば頂上に到着だ。

 ものすごい量の汗でシャツはビショビショに濡れているのでこの頂上では寒くてゆっくりしては風邪をひきそうだ。下界は35度くらいなのにここは10度くらいしかない。パンパンに膨らんだポテトチップスの袋を開けて、溶けてぬるいポカリで流し込みすぐ下山する。下山に使うブルドーザー道はかかとでブレーキをかける要領で慎重に下りないと、走り出したら止まれない程の急斜面がずーっと続くので気をつけたい。下りは休憩もしないであっという間である。いつも登りの半分くらいの時間で下りて来れる。

 高速の渋滞を避けるために時間調整で車内にいると、雷雨がやってくる。もう土砂降りでなんにも見えないのだから、登山中に天気が崩れてきたら危険だし途中でやめてしまうだろう。今は富士山は観光目的で訪れる人が多いけど、もともと登る事自体が信仰でもあったのだから楽では無い。と言っても五合目までは車で行けるのだから車中泊でならその日に山頂に行って来れる。くるぶしが隠れるハイカットシューズは必携である。下山時にあの石炭みたいなのが靴の中に入ったら痛くて歩けないだろう。さあ、今年は富士山にチャレンジしてみてはいかが?
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山歩きいろいろ3

2009-05-24 11:34:24 | 旅行
 日光白根山 標高2,578m

 土曜日の夜に車で出かけ登山口で仮眠する山歩きを覚えてからは、関東近辺のあちこちの山へ行くようになり中でも日光白根山が一番のお気に入りです。この当時二週続けて山歩きに行く事もあり、山頂では先週会ったばかりの男性と話込んだりもし、日本百名山登頂を目指す人に初めて出会うのである。
 初めてこの山にチャレンジした時は湯元温泉のスキー場ゲレンデを歩いて行ったのだが、つまらないので途中で下山し、もう一つの登山口である金精峠の向こう側にある丸沼から入山しこれが正解。林道のゲートの脇をすり抜けクマ笹の中を抜け一登りすると目の前に阿弥陀池が現れる。まさに歩いて登った人だけが見る事の出来る美しい風景がご褒美みたいに思える。沼のまわりには木道が整備されているので靴を汚さないで済むし、高山植物も踏みつけないで済む。沼を過ぎてなだらかな登りを続ければ目の前には小さな山脈が横たわり、それを超えるとやっと日光白根山が姿を現す。足元に五色沼が広がり堂々とした構えで、所要時間の割に随分と山深く入った気分になる。でも正直ここまで登って来たのに、さらに目の前にそびえる山頂に登る気力はすでに無い。次の機会に取っておく事にして、湯元側に下る道を軽く下調べしてから下山した。
 私の山歩きの基本はいつも一人歩きです。無計画にとりあえず行ってみないと解らない的な失敗も多くて、自分で実際体験して大まかな所要時間を調べてからでないと誘いはかけない。日光白根山はその後材木市場の社員を誘って登り、無事に山頂にたどり着いた。彼は尾鷲の林業家の息子であり、関東の山を一度見てみたいとの願いで連れて行ったのだが、そのスケール感と美しさにはえらく感動してましたよ。

 国師ヶ岳 標高2,592m

 秩父の奥から長野県側に抜ける中津川林道をよくバイクで走りに行きました。山梨県側から入るには今は雁坂トンネルが開通してだれでも行けるようになったが、それまでは塩山から林道川上牧丘線と峰越林道を使い雲取山から続く秩父連峰を越える、荒れた林道を走る目的の人しか走らないルートしか無かった。この山脈越えの大弛峠は標高2,000mくらいに位置しており、秩父連峰の縦走路上でもあり山小屋もある。ここからだと国師ヶ岳まで1時間くらいで登れます。さらに北奥千丈ヶ岳2,601mをつないだり、峠の西側の金峰山2,599mを目指す為の登山口と考えるのもおもしろい。この国師ヶ岳に登った時は陽が傾いている時間で下山して車を停めてある場所に近い大きな岩の上に寝袋を拡げているお兄さんがいたので話かけると、この星の下で眠るそうです。秩父連峰を縦走してる途中で私の車の中で寝ないか?と誘ったのだが断られてしまう。街へ下りずに歩き続ける縦走の邪魔をしたくはないので諦めたけど、以前に私もこの縦走を計画してただけに話を聞きたかった。
 注意しときますがこの時使用した車はアベニール4WDだったけど、もう下廻りをガリガリこすってやっと登りました。出来れば車高の高い4WD車で行く事をお勧めします。また山登りよりも林道走行がメインになると思いますのでガソリンの残量や食料の調達をしてから林道に入りましょう。また当日は天気が良くても前日まで大雨が降ったりすると、通行止や林道の道の真ん中が川のように水が流れて通行が困難な時は無理をしないでください!まあ自己責任で行動ですよ。

 おまけの話

 登山口まで行くのに林道を走る事も多いですが、車のすれ違いは困難な場所も多いし方向転換も出来ない事もあります。一度だけかなりの距離をバックで戻るしかない状況で、目の前のジムニーはその小さな車体を利用して山斜面にぎりぎりまで下がっては切り返してUターンをしてました。邪魔なのは無駄に大きいランクルでマナーが悪い車も多い。勘違いはランエボとインプの2車種に多い。山の中で見かける24時間レッカーサービスの看板がある場所は、特に注意されたし!
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山歩きいろいろ2

2009-05-23 09:02:11 | 旅行
 私の住む江戸川区からは山は見えない。冬になると学校の3階の窓から雪をかぶった富士山が見えるくらいで、どこかの展望台にでもいけば高層ビルのはるか後方に関東平野の境界線を意味する山々が見えてくる程度。山歩きをするには実に不便な場所に住んでいるので、電車とバスを乗り継ぎ登山口に立つまでに3~4時間がかかる。バイクや車で夜出発すれば夜明けと同時に登山が可能である。

日光男体山ツーリング&山歩き

 深夜の国道4号はバイクで走ると気持ちがいい!中古で買ったSRX-250Fは単気筒ながらDOHCエンジン32psをたたき出す、ツーリングにぴったりのバイクだった。今現在所有してるレイドも同じエンジンを搭載してる、フルパワーのツーリングバイクである。
 夜中のいろは坂は峠族の四輪車がケツを流してカウンターをあてる、ドリフト大会になっているので危険だ。それもへたくそが登り坂で無理やりドリフトにもっていくものだから失速して道を塞いでしまう。

 中禅寺湖の前にそびえる男体山は標高2,466mで、真裏にある登山口から登るため志津林道をロードバイクで走ったのです。男体山はきれいな円錐形の緑に覆われた独立峰で見た目は美しいけど、直登が連続してかなりハードではあるが視界を遮るものが全くない抜群の展望であり、一度は登ってみたい。ちなみに中禅寺湖側から登る階段は頂上からも見えるけど、これは精神的にも絶対無理だと思う。二荒山神社の鳥居と社(奥宮)も頂上にあるから修験道と考える。

 バイクツーリングと山歩き、かなり欲張ったこの計画は帰りがとてもきつい。何せ一週間仕事して土曜の夜寝ないでバイクで移動して山登りだから、寝不足と肉体的な疲れのダブルパンチである。途中国道からはずれた公園のベンチで仮眠をしてやっとの思いで家に辿り着いた。

 この後は頂上まで30分とかの山には登るけど、バイクツーリングと山歩きの欲張りな組み合わせは止めることにした。
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山歩きいろいろ

2009-05-22 22:02:45 | 旅行
 町会ボランティアが忙しくてもう何年も山歩きはしていない。過去のたいした事のない経験ですが参考にでもなればと思います。

雲取山に登る

 尾瀬で知り合った方と行ったのが雲取山で東京で一番高い山は標高が2,018m。東京・埼玉・山梨の3県にまたがる一等三角点で東京の西端に位置してるので、東京の東端に住む私にとっては、西遊記の御一行がガンダーラを目指すようなあこがれを子供の頃に地図をみながら感じたものです。(大げさな!)
 朝4時頃に家を出て歩いて30分くらいで駅に着き総武線~中央線~青梅線と乗り換えて終点奥多摩駅からはバスに乗り、バス停から林道を歩いて登山口に着くのは9時頃になってたかな?いくつもの山を越えた奥に雲取山が見えて、避難小屋を覗くがちょっと一泊するのには勇気がいるので、三峰側に少し下るが雲取山荘に泊まる事とした。山小屋は予約もしないのに受け入れてくれるのでありがたい。この山小屋は電気を引いてないランプの宿としてテレビで紹介されていた。夕食後ビールを飲んで少し眠くなっているのだが、この日はインドかどこかの国の民族舞踊集団が踊りを披露し、9時を過ぎても布団を敷くことを禁じてやっと実現した「星を見る夕べ」とか言ってたイベントの成功を祝い、酒宴が続いたのです。自分の親世代の登山者の夫婦が疲れていて、特に奥さんの方が具合が悪そうなので、山小屋のオヤジに掛け合ってその奥さんだけでも布団に寝かせてあげて!と頼んでみたのですが「みんな楽しくやってるのに何言ってるんだ!文句あんなら今すぐ出て行け!」絶句しましたよ。まさかこんな山小屋で興味の無いイベントやっていて、この小屋で何をやろうが俺の勝手だ!とまで言われたのですから・・結局10時をまわってから布団に入ることが出来た。翌朝、小屋の前の水場で顔を洗っていたら目の前は見事な雲海で、雲の上の世界にいたのでした。昨夜の嫌なことなんて吹き飛ばしてくれる 見事な雲海でした。

丹沢縦走(あわや遭難か?)

 年賀状に使う写真を撮りに初めて一人で、初めての冬山と、初めてづくしでそれも正月に丹沢へ行きました。数カ月前に小田急線に乗って大倉から丹沢山に日帰りで登っており、今回は午後から家を出て夕方急いで駒止めまで登り、3人しか宿泊客がいないので夜遅くまで酒浸り。うだうだとしてたら9時過ぎに小屋を出発し、丹沢山頂でも二日酔いで頭が痛くて、これで下山すれば良かったのに蛭ヶ岳へ向かうヤセ尾根がバリバリに凍っていて、四つん這いで進んだりでしてたから時間がどんどん過ぎてしまい、東海自然歩道にぶつかる姫次で日没を迎えた。頭にはヘッドランプ、手に持つ懐中電灯はたえずグルグル回して広い範囲を照射。突然目の前を二つの光が横切る。動物の目が光ったのだがあまりに突然だとウォーだかギャーだかみっともない悲鳴をあげている。何度か枝分かれする道があり水の流れる音が聞こえるので近道かな?と迷ってしまうのですが、真っ暗で町に通じるようには思えない。とにかく真っすぐ朝まで歩けば山脈は終わり国道に出るのは判っている。
 立ち止まって地図なんか見る余裕は無い(怖いので)。そんながむしゃらになって歩いていたら町に下りる案内板が出てきて、登山道から林道に変わり街灯があった。遭難しかけてたのかな?国道沿いの食道兼飲み屋に飛び込んで「何でもいいから飯を食わして!」と頼む。店内で飲んでる客に話しかけられて「今下山してきたのか?」と厳しい口調。なんでも地元の消防団で何度も遭難者の捜索をしてるからこの時間に下山はかなり危険な状態だと言う。早く町へ出たい思いで川の水音に誘われて道をはずれると遭難してたはずだ、と言われました。太平洋側なら川を下れば海に向かうが、こっちの山梨側は谷深く川が流れて町には出られないし動けば動くほど方向感覚を失いパニックになるそうです。危機一髪でしたね。一度きりの丹沢縦走はこうして終わった。

 この後は電車に乗る山登りには行かなくなる。マイカーで行く山登りという本を買って、登山口に車を停めて林道歩きの時間を節約する方向に変えるのである。
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ちょっとした冒険

2009-05-15 17:49:11 | 旅行
 とにかく昨年までは町会ボランティアで休みがつぶれる事が多かったので、たまに日曜日が自分のものになると突発的に出かけてしまう。

 東京に住んでいると各国道が日本橋を起点に放射状に延びているのだが、自転車でどこまで行けるか試したいのである!一人で思いつきで行くのだから何かあればやめてしまう事も多いのだが・・・興味がある人にしかわからない冒険で、特に女性にはなかなか理解してもらえないので話さない方が良いでしょう。

 背中のリュックにはパンク修理セットと電車で帰るのに必要な輪行袋が入っており、雨具は入れない。雨が心配な時は自転車とバイクは乗りません。

 国道1号(東海道):横浜市を抜けるまでは都心部を抜けるつらいルートであった。実は大好きな箱根駅伝のルートを走りたくてね。保土ヶ谷あたりから坂が始まるのだが、ありましたよ権太坂。ここから登りに強い選手が後続を引き離すポイントで、ダラダラと続く登り坂に気が付けば自転車を押し歩きしてる。交通量も多いしバイパスなんかもあり自転車では走りづらいので藤沢市で海岸沿いの国道134号に出て平塚駅をゴールとする。せめて小田原までは行きたかったけど・・・

 国道4号(日光街道):車やバイクではよく走る道で江戸川区からは県道等を使った抜け道が使える。自転車で走るのは初めてだけど、春日部市入口まで県道をつないで北上し、すでに旧道と分岐したバイパスを走るのだが、単調な風景が続く真っ直ぐな道は面白みにに欠け飽きてしまう。「目指すは青森だ!」と自分に言い聞かせてはいるものの、新利根川橋を渡り茨城県に入ると「せめて栃木県に入りたい!」と目標は小さくなっている。暑さにやられ小山駅がゴールとなる。

 国道14号(千葉街道):30年前から走っているこの道も、東京湾沿いの内房は館山まで到達してるが、房総半島を横断して太平洋側には自転車で行った事が無い。最初のチャレンジで曲がった釘を拾いパンク修理がうまくいかず、浜野駅に自転車を置いてトラックで引き取りにいった。ブロックタイヤから路面の抵抗が少ないタイヤに交換して、目標は勝浦市にある別荘とする。道は国道14号から16号に変わるとペースが上がる。この感じなら行けそうな気がする!姉ヶ崎から県道24号で内陸に入り登り坂が始まり、スローペースながら頑張っているのだが大型ダンプが多くて危険を感じるとちょっと降りてタバコを吸って、それを何度かやったら疲れが出てしまい久留里駅がゴールとなってしまった。ここは名水の里なので、湧水をガブガブ飲む。

 その他国道6号(水戸街道)は土浦経由で筑波山まで29年前に行ってるし、国道20号(甲州街道)は高尾まで市街地走りで道幅せましだから、走る気は無い。残るは国道17号(中山道)なのだが高崎市を抜けるまでつらそうなのでパスしてる。

 中途半端で終わってしまいましたが、目標を持てば頑張ろうという気になるのでみんさんもチャレンジしてブログに書いてみてはどうでしょう?

 注意:輪行袋に入れた自転車はタクシーのトランク(クラウン)には入らないので後部座席に積んで、本人は助手席に乗せてもらいます。
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