しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

日本中に自転車専用レーンを!

2009-05-31 10:06:14 | 日記
 5月30日付の産経新聞11面に 変わるか道路行政(下)整備進む自転車道という記事がありました。

 国道14号(京葉道路)亀戸付近の道路と歩道の間に幅員2メートルの自転車専用レーンを設け、歩行者と自転車による事故を無くそうというねらいだ。
 このあたりはよく車、バイク、自転車それぞれで走っているので良く理解できます。車道は拡幅工事によって今では片側3~4車線もあり、右折車線や左折車線を新設する箇所も増えて車の流れはよりいっそうスムーズになっている。しかし残念な事に車道の流れがよくなれば路肩に車を駐停車しやすい状況にもなってしまう。
 歩道を走るな!と言われる自転車にとっては、路肩を走るしかないのだが一番やっかいなのが駐停車してる車だろう。これを避けるために隣の車線にはみ出しては車との接触事故もかなりあるのです。
 現在この自転車道は400m完成しており今後1,2kmまで延長される予定。

 以前自身のブログでも「東海道サイクリングロード」という構想を提案しています。こんな素人ブログで書いてもあまり読んでくれる人はおりませんが、道路行政なんて利権や予算確保だ、地域の雇用確保だといつまでたっても同じ議論を繰り返すばかりで、なんにも変らないこの日本。無駄な道路を造るよりは現在ある道路に自転車専用レーンを設置するなんて発想は国会議員の中からは聞こえてこない。

 特に高速道路なんてのは全国的にかなり整備が出来ており、未開通な部分はやはり交通量が少ない、無駄な道路と言われても仕方ないと思う。そんな無駄な道路を造るからいつまでも高速道路は無料にならないのでは?全国の知事さんも国の金で地元に道路を造ることには一生懸命だが、建設費の半分を負担するとなれば急におとなしくなってしまう。

 環境に良い(ECO)、健康作りに良い(医療費の抑制)からと自転車を持ち上げる国会議員や知識人は多い。しかし国会議事堂に自転車で乗り付ける議員もいなければ、テレビ局に自転車で来る評論家もいないだろう。国民や視聴者に奨めるくせに自分たちは高級車で送り迎えだ、これこそ上から目線でものを言うではなかろうか?

 メタボを気にして自転車で通勤してる方も、雨の日は傘をさしたり、カッパを着てまで自転車に乗りますか?事故にあったらメタボどころでは無く職を失いかねませんので程々に!

 定年後に自転車で日本中を旅するなんていかがでしょうか?旅から戻ったら道路行政に御意見番として加わってください!まずは自分の住む地域から始めましょうかね。
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トラバ初参加 寄り道道草遠回り

2009-05-30 09:59:57 | トラバ練習板
 仕事柄、配達先へはカーナビで行きますが、帰り道は寄り道というか走った事の無い道を使う事が多いですね。新しい発見もしますが道を覚える為ですね。車では気になっても停まれない事も多いので、休日にスクーターやマウンテンバイクで確かめたりもします。日常生活にほんの少しスパイスをふりかけるような、好奇心と冒険心を維持するきっかけにもなる。景気が悪いとそんな遊び心も失われがちになるけど、寄り道だらけの人生でも好いかも知れませんね!
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さぼってました

2009-05-30 06:49:34 | 日記
 今週は月曜日から町会の寄り合いがあったりで、当然お酒を飲んじゃいます!

 ブログの更新をさぼってました。アクセスも最低を記録しましたよ。

 43歳、独身、自営業の男にそんなドラマチックな出来事もあるわけないしね!

 でも書きたい事はまだまだあります。

 山歩きの話はいずれまた書きます。(アクセス数が落ちますが)

 東京は二週続けて日曜が雨だったので、ブックマークにあるイルカベーコンさんをはじめ多くのライダーやサイクリストはストレスを溜めているはずだ!この週末もヤキモキするような天気だろうか?兄の二人の子供がそれぞれこの土日に運動会を予定しているが、昨年も土曜日が雨で翌日の日曜日に重なってしまい、両家のジジ・ババは小学校の運動会は見に行くけど、お兄ちゃんの中学校へはだれも行きたがらないという可哀相な事態になってしまい、応援要請があって仕方なく中学校に行かされました。しかも妹の子供二人を連れて(妹は小学校の運動会に行ってしまい)お弁当持って行きましたよ!だれも来ないのでは?と心配だったろうお兄ちゃんにも気が付いてもらえたし、「来てよかったね!」と喜んでいました。

 しかしである、中高一貫の男子校の運動会は予想以上につまらないのである。燃えるような闘魂も、ぶつかり合う肉弾戦も皆無だし、飼いならされた草食系男子の集まりでしかない!自分たちの頃は体育祭や球技大会があると必ずといってもいいほどケンカがあったもんです。みんな頭から湯気が立ち上るほど熱くなってね!こんな時ほど成績が悪い連中にとって目立てる機会は他に無いのだから・・

 運動会の会場には30分くらいしかおらずに近くのアスレチックで汗を流しお弁当を食べた、苦しい言い訳をするハメになりました。

注意:幼稚園の運動会は何か目印が無いと、どれが誰なのかさっぱりわからん!
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山歩きいろいろ4(富士山)

2009-05-29 06:49:11 | 旅行
 富士山 標高3,776m

 今さら説明はいらないかも知れない。日本一の山であり外国人も日本に来た際は登る人も多く、むしろ外国人の方が東京の高尾山などを積極的に登ることを考えても登山を身近なスポーツとして考えているのだろう。近年富士山を訪れる人数は過去最高を記録してるそうだが、頂上まで登った人は意外と周りにはいない。かつては24時間テレビでも登っていたはずだ。

 お盆休みにいつものように夜の9時頃に家を出る。車の中には山道具と寝袋は積みっぱなしなので、前日から冷凍庫に数本のペットボトルを凍らせておいてクーラーボックスに入れる。首都高から中央自動車道に乗ればあっという間に富士スバルラインに到着する。コンビニで明日の朝食と山頂で食べるポテトチップを買い五合目の駐車場で車中泊の予定だったが、駐車場のかなり手前で渋滞になっている。交通整理をする警備員が「五合目駐車場はすでに満車なので引き返すか、警備員の誘導に従って路肩に停めるしかありません」正直そんなに混雑しているのかと驚いてしまう。路肩に停めたまわりの車もやはり登山が目的で車中泊をするらしい。夜中の富士山にはご来光を山頂で見ようと懐中電灯の光の筋が長く続いており、予想よりもかなり多くの登山者が富士にいるんだと実感。さあ、缶ビールを飲んでひと眠りだ。それにしてもあまり涼しくないなぁ~

 人の話し声で目が覚めるのはようやく空が明るくなり始める朝の4時である。朝食をかきこみ身支度を整えて五合目の駐車場へ向いトイレで用を足してから顔を洗う。ここから頂上までガイドブックによれば4時間55分とあるが登りが苦手な私には7時間以上もかかりました。駐車場から林道を歩いて六合目へ向かうがここは馬車が走る、歩きたくない人はこれを利用すればいいだろう。佐藤小屋の裏手からつづら折れの石段が続いており、すでにかなりの人が登っているのが見えるが終わりも見えず山頂も全然見えない。これから3時間はひたすら石の階段を登り続けて休憩したければ横にそれて、後ろから次々と登る人の邪魔をせぬようにマイペースで登り続けると頭がズキズキと痛い!軽い高山病の症状か?休憩してもこの痛みは治まらないので諦めようか頑張って登るか悩んでしまうが、もう一度この登りにはチャレンジしようとは思わないので、仕方なく頂上を目指すことにする。八合目からは石の階段から解放されて山登りらしくなるのだが、すでに森林限界を超えている富士山は緑の全くない石炭みたいな石がゴロゴロしてるだけの山。九合目の鳥居をくぐり人の話声が聞こえてくれば頂上に到着だ。

 ものすごい量の汗でシャツはビショビショに濡れているのでこの頂上では寒くてゆっくりしては風邪をひきそうだ。下界は35度くらいなのにここは10度くらいしかない。パンパンに膨らんだポテトチップスの袋を開けて、溶けてぬるいポカリで流し込みすぐ下山する。下山に使うブルドーザー道はかかとでブレーキをかける要領で慎重に下りないと、走り出したら止まれない程の急斜面がずーっと続くので気をつけたい。下りは休憩もしないであっという間である。いつも登りの半分くらいの時間で下りて来れる。

 高速の渋滞を避けるために時間調整で車内にいると、雷雨がやってくる。もう土砂降りでなんにも見えないのだから、登山中に天気が崩れてきたら危険だし途中でやめてしまうだろう。今は富士山は観光目的で訪れる人が多いけど、もともと登る事自体が信仰でもあったのだから楽では無い。と言っても五合目までは車で行けるのだから車中泊でならその日に山頂に行って来れる。くるぶしが隠れるハイカットシューズは必携である。下山時にあの石炭みたいなのが靴の中に入ったら痛くて歩けないだろう。さあ、今年は富士山にチャレンジしてみてはいかが?
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イライラするな

2009-05-28 07:32:35 | 日記
 このところ道路を走る車の中に明らかにイライラして運転してる車が増えてきているように感じられる。車間を詰めては頻繁に車線変更をし、強引に信号をわたるのだが既に赤信号ですよ!確実に事故を起こす確率を高めているのだ。

 実は私も昨年の免許の更新の直前に信号無視で捕まり、ゴールド免許から20年ぶりにブルーの免許証に戻ってしまいました。安全を確認さえすればまだまだ渡れるな、どんどんとそんな気持ちが助長していて毎日運転する者にとってはかなり危険な精神状態だと思う。あの時に捕まったから事故を起こさないでいるんだ、自分にそう言い聞かせてそう信じることにしている。

 配達先のリフォーム工事の現場でもピリピリムードが漂っていて、顔なじみの職人さんも笑顔が少ない。予算が少ない、工期も少ない、打ち合わせも悪いのでやり直しもある、でもやっとありついた仕事だ。ありがたい、感謝である。
 荷物を降ろしてさあ出ようと思えば、打ち合わせの為に他の現場から呼び出された電気工事の業者の車が停まっていて出られない。タバコを吸って待つがまだ終わらないみたいなので、声を掛けてみたら「うるせえな!」と返事がかえってくる。せめて「ちょっと待ってろ!」と言われるなら我慢できたもののを。この後5分もしないうちに帰るのだからねぇ。

 顔見知りではあるがお互いに仕事をもらったりする関係はないので上下関係もないのだが、たった一言で人間関係は壊れるものです。少なくともこんな男に仕事を頼むことはないだろう。些細なことでもこれから運に見放されることだってあるしイライラした状態での運転は危険だ。自分自身でこのイライラを治めないと次から次へとミスが続いて、やがて大きな判断ミスにもつながる。

 この数年間のあいだに同業者もかなり減ってしまいました。職人相手の材木屋稼業はやはり性格も職人っぽい人間が多い。

 短気は損気である!あせっても良い事は無い。
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山歩きいろいろ3

2009-05-24 11:34:24 | 旅行
 日光白根山 標高2,578m

 土曜日の夜に車で出かけ登山口で仮眠する山歩きを覚えてからは、関東近辺のあちこちの山へ行くようになり中でも日光白根山が一番のお気に入りです。この当時二週続けて山歩きに行く事もあり、山頂では先週会ったばかりの男性と話込んだりもし、日本百名山登頂を目指す人に初めて出会うのである。
 初めてこの山にチャレンジした時は湯元温泉のスキー場ゲレンデを歩いて行ったのだが、つまらないので途中で下山し、もう一つの登山口である金精峠の向こう側にある丸沼から入山しこれが正解。林道のゲートの脇をすり抜けクマ笹の中を抜け一登りすると目の前に阿弥陀池が現れる。まさに歩いて登った人だけが見る事の出来る美しい風景がご褒美みたいに思える。沼のまわりには木道が整備されているので靴を汚さないで済むし、高山植物も踏みつけないで済む。沼を過ぎてなだらかな登りを続ければ目の前には小さな山脈が横たわり、それを超えるとやっと日光白根山が姿を現す。足元に五色沼が広がり堂々とした構えで、所要時間の割に随分と山深く入った気分になる。でも正直ここまで登って来たのに、さらに目の前にそびえる山頂に登る気力はすでに無い。次の機会に取っておく事にして、湯元側に下る道を軽く下調べしてから下山した。
 私の山歩きの基本はいつも一人歩きです。無計画にとりあえず行ってみないと解らない的な失敗も多くて、自分で実際体験して大まかな所要時間を調べてからでないと誘いはかけない。日光白根山はその後材木市場の社員を誘って登り、無事に山頂にたどり着いた。彼は尾鷲の林業家の息子であり、関東の山を一度見てみたいとの願いで連れて行ったのだが、そのスケール感と美しさにはえらく感動してましたよ。

 国師ヶ岳 標高2,592m

 秩父の奥から長野県側に抜ける中津川林道をよくバイクで走りに行きました。山梨県側から入るには今は雁坂トンネルが開通してだれでも行けるようになったが、それまでは塩山から林道川上牧丘線と峰越林道を使い雲取山から続く秩父連峰を越える、荒れた林道を走る目的の人しか走らないルートしか無かった。この山脈越えの大弛峠は標高2,000mくらいに位置しており、秩父連峰の縦走路上でもあり山小屋もある。ここからだと国師ヶ岳まで1時間くらいで登れます。さらに北奥千丈ヶ岳2,601mをつないだり、峠の西側の金峰山2,599mを目指す為の登山口と考えるのもおもしろい。この国師ヶ岳に登った時は陽が傾いている時間で下山して車を停めてある場所に近い大きな岩の上に寝袋を拡げているお兄さんがいたので話かけると、この星の下で眠るそうです。秩父連峰を縦走してる途中で私の車の中で寝ないか?と誘ったのだが断られてしまう。街へ下りずに歩き続ける縦走の邪魔をしたくはないので諦めたけど、以前に私もこの縦走を計画してただけに話を聞きたかった。
 注意しときますがこの時使用した車はアベニール4WDだったけど、もう下廻りをガリガリこすってやっと登りました。出来れば車高の高い4WD車で行く事をお勧めします。また山登りよりも林道走行がメインになると思いますのでガソリンの残量や食料の調達をしてから林道に入りましょう。また当日は天気が良くても前日まで大雨が降ったりすると、通行止や林道の道の真ん中が川のように水が流れて通行が困難な時は無理をしないでください!まあ自己責任で行動ですよ。

 おまけの話

 登山口まで行くのに林道を走る事も多いですが、車のすれ違いは困難な場所も多いし方向転換も出来ない事もあります。一度だけかなりの距離をバックで戻るしかない状況で、目の前のジムニーはその小さな車体を利用して山斜面にぎりぎりまで下がっては切り返してUターンをしてました。邪魔なのは無駄に大きいランクルでマナーが悪い車も多い。勘違いはランエボとインプの2車種に多い。山の中で見かける24時間レッカーサービスの看板がある場所は、特に注意されたし!
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注目のブログ

2009-05-24 09:25:05 | 日記
 ブログを始めて1か月が過ぎて、このところアクセス数が落ちてちょっとあせっております。閲覧数こそ3,000を超えたが、毎日がんばって更新もし、ここ数日は山登りの話でジリジリ下がり始めているのでテーマを変える。数字を気にすると自分のブログの方向性を見失ってしまいそうなのですが・・・

 アクセスランキングの上位のブログを色々と見ては勉強もするのだが、ネトウヨと言うんですか、なんか批判もののブログが多いのには正直おどろいてしまいましたね!タイトルに猫の文字を見つけては男性の書く猫ブログに出会える事を期待して、あれれ何だこりゃ!となるのですよ。女性の猫ブログはベタベタとしてうっとおしいのが多いが、アクセス数はすごい!自分の好きな猫とのちょっと距離をおいた関係はアクセス数にはつながらないのかも知れない。でもこれからも会社に住みついた野良猫の事は書いてゆきますよ。しゃちくんは野良猫ブログの名に恥じぬように!ただこのところ暑い日が続いて主役である猫がフラフラと出掛けてしまう事が多くてじっくり観察できないのですが・・・

 今一番の注目ブログは 特殊清掃「戦う男たち」なんです。

 かなりショッキングな内容なのであまりお勧めはしませんが、自殺や孤独死をした腐乱した死体を清掃する仕事の内容が紹介されて、グロテスクな表現もあるので食前・食後は避けてから読んでください。
 その死体が社会の底辺に生きる人だったり、社会から忘れ去られた人だったりと様々だが、葬儀を前に親族の「その変死体をなんとか、自殺では無いように修復してくれ」みたいなやりとりからも、その複雑な死の末路を見てる思いだ。
 そして何より文章が上手い!押しつけ感のない、この平和の国日本で毎日のように起きている事件、というか平和の裏側の部分を伝えてくれる。

 さあ、気を取り直して自分なりの表現方法でまた山の事、書いてみたいと思います!たとえアクセス数が落ちようとも、自分らしいブログの形を作らねば・・
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山歩きいろいろ2

2009-05-23 09:02:11 | 旅行
 私の住む江戸川区からは山は見えない。冬になると学校の3階の窓から雪をかぶった富士山が見えるくらいで、どこかの展望台にでもいけば高層ビルのはるか後方に関東平野の境界線を意味する山々が見えてくる程度。山歩きをするには実に不便な場所に住んでいるので、電車とバスを乗り継ぎ登山口に立つまでに3~4時間がかかる。バイクや車で夜出発すれば夜明けと同時に登山が可能である。

日光男体山ツーリング&山歩き

 深夜の国道4号はバイクで走ると気持ちがいい!中古で買ったSRX-250Fは単気筒ながらDOHCエンジン32psをたたき出す、ツーリングにぴったりのバイクだった。今現在所有してるレイドも同じエンジンを搭載してる、フルパワーのツーリングバイクである。
 夜中のいろは坂は峠族の四輪車がケツを流してカウンターをあてる、ドリフト大会になっているので危険だ。それもへたくそが登り坂で無理やりドリフトにもっていくものだから失速して道を塞いでしまう。

 中禅寺湖の前にそびえる男体山は標高2,466mで、真裏にある登山口から登るため志津林道をロードバイクで走ったのです。男体山はきれいな円錐形の緑に覆われた独立峰で見た目は美しいけど、直登が連続してかなりハードではあるが視界を遮るものが全くない抜群の展望であり、一度は登ってみたい。ちなみに中禅寺湖側から登る階段は頂上からも見えるけど、これは精神的にも絶対無理だと思う。二荒山神社の鳥居と社(奥宮)も頂上にあるから修験道と考える。

 バイクツーリングと山歩き、かなり欲張ったこの計画は帰りがとてもきつい。何せ一週間仕事して土曜の夜寝ないでバイクで移動して山登りだから、寝不足と肉体的な疲れのダブルパンチである。途中国道からはずれた公園のベンチで仮眠をしてやっとの思いで家に辿り着いた。

 この後は頂上まで30分とかの山には登るけど、バイクツーリングと山歩きの欲張りな組み合わせは止めることにした。
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山歩きいろいろ

2009-05-22 22:02:45 | 旅行
 町会ボランティアが忙しくてもう何年も山歩きはしていない。過去のたいした事のない経験ですが参考にでもなればと思います。

雲取山に登る

 尾瀬で知り合った方と行ったのが雲取山で東京で一番高い山は標高が2,018m。東京・埼玉・山梨の3県にまたがる一等三角点で東京の西端に位置してるので、東京の東端に住む私にとっては、西遊記の御一行がガンダーラを目指すようなあこがれを子供の頃に地図をみながら感じたものです。(大げさな!)
 朝4時頃に家を出て歩いて30分くらいで駅に着き総武線~中央線~青梅線と乗り換えて終点奥多摩駅からはバスに乗り、バス停から林道を歩いて登山口に着くのは9時頃になってたかな?いくつもの山を越えた奥に雲取山が見えて、避難小屋を覗くがちょっと一泊するのには勇気がいるので、三峰側に少し下るが雲取山荘に泊まる事とした。山小屋は予約もしないのに受け入れてくれるのでありがたい。この山小屋は電気を引いてないランプの宿としてテレビで紹介されていた。夕食後ビールを飲んで少し眠くなっているのだが、この日はインドかどこかの国の民族舞踊集団が踊りを披露し、9時を過ぎても布団を敷くことを禁じてやっと実現した「星を見る夕べ」とか言ってたイベントの成功を祝い、酒宴が続いたのです。自分の親世代の登山者の夫婦が疲れていて、特に奥さんの方が具合が悪そうなので、山小屋のオヤジに掛け合ってその奥さんだけでも布団に寝かせてあげて!と頼んでみたのですが「みんな楽しくやってるのに何言ってるんだ!文句あんなら今すぐ出て行け!」絶句しましたよ。まさかこんな山小屋で興味の無いイベントやっていて、この小屋で何をやろうが俺の勝手だ!とまで言われたのですから・・結局10時をまわってから布団に入ることが出来た。翌朝、小屋の前の水場で顔を洗っていたら目の前は見事な雲海で、雲の上の世界にいたのでした。昨夜の嫌なことなんて吹き飛ばしてくれる 見事な雲海でした。

丹沢縦走(あわや遭難か?)

 年賀状に使う写真を撮りに初めて一人で、初めての冬山と、初めてづくしでそれも正月に丹沢へ行きました。数カ月前に小田急線に乗って大倉から丹沢山に日帰りで登っており、今回は午後から家を出て夕方急いで駒止めまで登り、3人しか宿泊客がいないので夜遅くまで酒浸り。うだうだとしてたら9時過ぎに小屋を出発し、丹沢山頂でも二日酔いで頭が痛くて、これで下山すれば良かったのに蛭ヶ岳へ向かうヤセ尾根がバリバリに凍っていて、四つん這いで進んだりでしてたから時間がどんどん過ぎてしまい、東海自然歩道にぶつかる姫次で日没を迎えた。頭にはヘッドランプ、手に持つ懐中電灯はたえずグルグル回して広い範囲を照射。突然目の前を二つの光が横切る。動物の目が光ったのだがあまりに突然だとウォーだかギャーだかみっともない悲鳴をあげている。何度か枝分かれする道があり水の流れる音が聞こえるので近道かな?と迷ってしまうのですが、真っ暗で町に通じるようには思えない。とにかく真っすぐ朝まで歩けば山脈は終わり国道に出るのは判っている。
 立ち止まって地図なんか見る余裕は無い(怖いので)。そんながむしゃらになって歩いていたら町に下りる案内板が出てきて、登山道から林道に変わり街灯があった。遭難しかけてたのかな?国道沿いの食道兼飲み屋に飛び込んで「何でもいいから飯を食わして!」と頼む。店内で飲んでる客に話しかけられて「今下山してきたのか?」と厳しい口調。なんでも地元の消防団で何度も遭難者の捜索をしてるからこの時間に下山はかなり危険な状態だと言う。早く町へ出たい思いで川の水音に誘われて道をはずれると遭難してたはずだ、と言われました。太平洋側なら川を下れば海に向かうが、こっちの山梨側は谷深く川が流れて町には出られないし動けば動くほど方向感覚を失いパニックになるそうです。危機一髪でしたね。一度きりの丹沢縦走はこうして終わった。

 この後は電車に乗る山登りには行かなくなる。マイカーで行く山登りという本を買って、登山口に車を停めて林道歩きの時間を節約する方向に変えるのである。
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山登りのすすめ

2009-05-21 17:08:20 | 日記
 私は過去にバイクで日本一周をしてる。17,000kmの道のりは鉄腕DASHのソーラーカーでの日本一周と基本が同じ反時計回りで海岸線をなるべく走ろうと考えて走るのだが山脈を越えて内陸にも入って行く。だからこの日本一周と言っても旅の仕方でずいぶんと距離の違いが出てくるものだ。

 数年前のツーリング誌の企画で「サラリーマンだって日本一周」というおもしろい連載があって、週末利用の分割日本一周というかなりきつい内容だ。アイデアはいいのだが毎回前回の続きをするために高速道路でそのスタート地点に舞い戻り、また次の旅が始まる文章にはだんだんと旅の楽しさが抜けてしまい、自分に課した義務のために走るみたいな悲壮感に包まれてしまう。

 話は戻りこの日本一周に使用したバイクが初めてのオフロードバイクだったためその後だんだんと林道を走る機会も増えてくる。それまで見てた道路地図では林道なんて走る事がないので意識してなかったのですがけっこう山深く続く林道が全国あちらこちらにある。だいたい道路地図には道路も無いような山深い地域は省略されてることの方が多いみたいだ。

 詳しい数字は忘れたがこの日本の国土の70%くらいが森林で、残った30%くらいの地域に住んで活動してるのだからこの国の事は知っているようであまり知らないのかも、と考えてしまうのです。

 サラリーマン時代に仲間と尾瀬に行ったのです。夜行バスに乗って夜明けと同時に三平峠を越えてヒウチガ岳(漢字が出ない)に登り、中学の遠足以来の山登りをしたのです。東北最高峰の森林限界を超えたこの山はけっこうきつくて山を好きになるどころか、自分には山登りは向かないと感じてしまう。長蔵小屋に泊まり次の日は尾瀬ケ原を歩いて鳩待峠から帰るのだが、この尾瀬ヶ原は歩いて来た人だけが見る事の出来る風景なんだ!車やバイクで行ける場所なんて限られている!もっと知らない行った事が無い場所は、歩いて行かないと入る事が出来ないんだ!今更のようにこんな事に気づいてしっまたのである。

 帰りのバスの中では山頂付近で会ったグループと再会し、意気投合してバスの中で酒盛りとなり、職場も近い事もありその後は飲み会や山登りと交流が深まりいくつかの山へも登っている。

 山登りはあえて趣味とは言わないようにしてる。きつい登りは嫌いだし、雲取山荘のおやじとはけんかして「出て行け!」とまで言われている。団塊の世代のころにはブームがあったそうだが、山で若い人に出会うことは少ない。外国人の登山者は気軽な服装で山歩きを楽しんでいる。自分もTシャツに短パン姿で背中にリュックを背負い、気負わないで歩く主義。たとえあと少しで頂上なのに下山時に暗くなるといけないのでさっさと諦めて下山をする。関東主脈登頂とか日本百名山とかの目標は作らない。山にもブランド意識を持っている人が多いし、混雑している。

 歩いてしか行けない場所が日本にはたくさんある。そこに行きたい!と思ったら
結果登山になっているだけです。山について詳しい訳でも無い、自分流の旅のスタイルです。
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やりすぎたいたずら

2009-05-20 21:15:22 | 日記
 先週の土曜日に会社の前の駐車場に停めてある近所の乗用車4台が故意に傷を付けられているのが発覚したので、自転車に乗ったお巡りさんが来て被害届けを出してください、とのことで各所有者が書類を書いていたら、やはり道路端にカーポートがある近所の乗用車数台も同じような被害に遭っていた。

 まあ悪質ないたずらだろうし犯人を特定するのは難しいだろうと話が終わった。
防犯カメラを設置する程のことでもないし、これ以上のいたずらもしないだろうとだれもが言って、次第に忘れられるはずだったのです。

 昨日の夕方、その向かいの駐車場で騒ぎが起こってしまったのです。車の所有者の一人がその犯行現場を目撃したので、捕まえて以前に傷つけたのもあなたたちなのか?と尋ねたら素直にみとめたから被害届を出してある以上警察に連絡をとってまもなくパトカーが1台やってきました。このあたりで事態が飲み込めてきたのですが、小学3年生くらいの女の子二人が泣き叫び「ママに怒られるから連絡しないで!」と懇願しているのです。まもなく二人の母親たちがやってきてひたすら謝っているのですが、けっこう時間が経過してるのに解決しないのです。

 正直かわいそうな気がしました。所詮子供のいたずらではないか!

 様子を見に現場に行ってわかったのですが、土曜日に傷つけられた車を今度は塗装ををガリガリに削ってしまいリアガラスも傷だらけ、道路から見られない場所で1度目に見つからなかったのに味をしめてさらに過激にやってしまった。
それに通学路沿いで他にも複数台の被害届けが出されていて、すべてはこの二人がやったと認めています。

 警察官がきっぱりと言いました。「名前は出しませんが、学校に連絡をします。これはかなりの修理代が請求されて、子供のいたずらでは済まない金額になってしまいます。2度と同じ事が起きぬよう、きちんと指導してもらいますので」

 子供たちもストレスを感じるのだろう。

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頑張れ!舛添厚労相殿

2009-05-19 07:41:32 | 主張
 連日の新型インフルエンザ関連での記者会見で気になるのが、舛添厚生労働大臣の目が赤く充血してることだ。水際で阻止する処置からとうとう国内感染に事態が
急展開して、感染源の特定や感染の拡大を食い止める処置等の対応に追われきっと睡眠時間が少ないせいであろう。

 正直、舛添要一という人物にはそんなに興味があったわけでもなく、むしろ東大卒のエリート意識が鼻に付くような、悪い印象を持っていたが今は違う。
 年金問題ではミスター年金こと民主党の長妻議員の厳しい追及に押されている感もあったが、毒入りギョーザから食品の産地偽装、賞味期限の偽装、汚染米と厚生大臣としての問題が次々と発生し、年末には派遣切りの問題で労働大臣としての職務に追われて、その度にあの充血した目で記者会見をしてる。

 麻生総理からも年金問題に集中して取り組めるよう、補佐する大臣を2名付ける申し出があっても断り、一人で職務を全うするつもりなのでしょう。

 しかし今回のインフルエンザ問題は坂口元厚労大臣や鴨下元環境大臣みたいな医師に任せた方が防疫学等の知識を生かした対応が出来るはずです。

 近頃では職務を途中で投げ出す総理大臣から党首までいるのに、舛添大臣の仕事ぶりは評価するべきだ!文句ばかりで行動につながらない民主党は彼を見習うべきではないだろうか?
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民主党はすでに死んでいる

2009-05-18 21:08:24 | 主張
 党首選から役員人事に至るまで席替えをしたにすぎない。せめて椅子取りゲームをするべきだったと思う。それも10人くらいで5つの椅子を争うべきであり、すわる椅子のないあぶれる者も出さない、こんな出来レースは一昔前の自民党そのものではないか!

 TVタックルによく出てる原口氏や安住氏みたいな若手の論客は何をしてる?きっと緘口令が敷かれているのだろう。以前にも書いたが党首選に向けて一か月くらいは全国でタウンミーティングなどを行い、有権者の声に耳を貸し、民主党が政権を獲ったあかつきにはどんな国作りをするのか確かめたかったのです。麻生総理との党首会談を控えての辞任だったから尚更である。敵前逃亡そのものになってしまったのだから言い訳はするな!

 このままでは民主党の有望な若手議員はどこぞの県知事選か市長選に鞍替えするのではと心配するのは私だけでしょうか?

 日本人は忘れっぽいのか、自自公政権の時いざという時に小沢自由党の裏切りによって小渕総理は殺されてしまった。

 小沢一郎は政党を率いる器では無くて、ゲリラ部隊の隊長しか務まらない。勝ち目のない戦いは捨てるし、守るべき国を持たない。地元岩手の支持と東北地方の公共工事からの裏金で潤沢な資金もある。

 次期衆院選後には民主党の勝敗いかんではまたあやしい動きがあると思う。

 ああ、ブログを始めてちょうど一ヶ月の記念に何を書いているのだ!民主党なんてどうでもよいではないか!自分らしいへなちょこな冒険の話でも思い出して書いていたから楽しいのだ。アクセス数も昨日は初日に並ぶ少なさになっている。今は一生懸命に書くしかない。それともう少しテクを身につけないと・・・

 いつも読んでくれてる方、初めて読んでくれた方、共にありがとう!

 また読んでもらえるブログ作りに頑張りますので今後共よろしくおねがいします! 

  
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冒険心を失う事件2

2009-05-17 07:55:55 | K.O.F.R 骨折入院
 前回の続き

 大月を過ぎ笹子トンネルの温かさにホットしてると甲府市の夜景が見えてきて山間部の凍える寒さから解放された。これが気の緩みにつながったのだが、まだ十分寒いのである。勝沼を過ぎて国道20号はぶどう畑の中を走るバイバスとなり、グングンとペースが上がり制限速度を超えたスピードだったと思う。急にハンドルが軽くなったようなグリップを失っている状態!転倒したくないという思いでハンドルを力いっぱい握って氷の上をやりすごしたかったのに、後輪が流れて転倒。激痛を感じながらかなりすべって、やっと止まっても痛くて起き上がれない!このままでは後続のトラックに轢かれる心配があるので呻き声をあげながらバイクを起こして歩道に避難する。

 痛い、過去最大級の痛みである。とにかく痛みが和らぐのを待つしかない。どこか休める場所に移動したい。バイクはどこも壊れて無さそうだがエンジンがかかるか心配だ。始動はキックのみなのでエンジンは動くのか?キックペダルを踏んでエンジンをかける事は出来るのか?激痛の為、なんか夢の中にいるような感覚がするし、時間を確認する度に20~30分が経過してるので意識も飛び飛びみたいだ。自走で帰るのが無理なら、電車で帰りトラックでバイクを取りに来るかな?意識がもうろうとしてるので時計で時間を確認すると、転倒してからすでに2時間も経過してるではないか!路面の凍結さえ見えないこんな真っ暗な場所にいても、だれも気づいてくれないばかりか「凍死」の恐れもある。

生還への一歩(自力で帰るのを断念)

 思考力が鈍ってしまい客観的にどう見えるか?痛みに慣れたのか感覚が麻痺してるのか、身支度を整えてチョークを引き祈るように激痛の走るキックペダルを踏み込んだら一発でエンジンがかかる。両足は地面をこすりながらの低速でどれくらい走ったのだろうか、光に吸い寄せられるように24時間営業のガソリンスタンドに入り、事情を話し休ませてもらった。バイトのお兄さんが以前にバイクで転倒し肋骨を骨折した経験から救急車を呼んでくれました。

 やはり肋骨が骨折していて背中側が6か所と胸側の2か所はすごい記録みたいで飛び降り自殺者並みだそう。肺は折れた骨が刺さらないで済み、僅かだが空気が漏れて血が溜まっている状態。重傷で入院が必要なので地元の病院で入院を希望して父と兄に迎えに来てもらった。身内は何も知らないので電話をした時はすごく惨めな思いでした。ガソリンスタンドに菓子折りを持ってお礼に行き預けたバイクを向かい側にある黒猫ヤマトの営業所でバイク専門の運送業者を手配してくれ、本人もバイクも江戸川に帰還した。

 2ヶ月後には仕事に復帰して、現在に至るのであるが恥ずかしくて痛い思い出なのです。それでも生命保険に加入してまでバイクに乗るんだからバカですよね!

 自力で帰る事が出来ればリベンジも出来るし、他にも冒険を色々とやっていたはずだが、今ではかなり冒険心が失われているのである。昔の自分を思い出しては原点の自転車で遠くに行っては、冒険心を取り戻そうと必死にもがいてます。

 

 
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冒険心を失う事件

2009-05-16 10:13:07 | K.O.F.R 骨折入院
 さりげなくすごい事をやってのける男には憧れます!
 
 パリ・ダカみたいな海外レースに出たいとかは思わないし、実際問題不可能でしょう?バイクに関わる仕事や生き方をしてない限り、お金はかかるわレース前後の日数も含めると時間も必要だから、テクニックがあったとしても一般人は失業するし自営業は会社をたたむしかない。

 国内ですごい事やってる人は?以前雑誌で読んだけど真冬の北海道でバイクや自転車で稚内を目指す人々のレポート。1度や2度では成功しないそうで読んでるだけで遭難した気分。あとはシェルパ斉藤の東海自然歩道全 1,343kmを全部歩いた、名前は忘れたけど厳冬期の北海道の山を南端から北端まで縦走なんてすごいのもありました。この人たちは本格的な登山家で作家でもあるからこれらのチャレンジを本に書いて飯食えるから別次元。

 そういえばバイクのツーリング雑誌が相次ぐ廃刊となり残念です。まあ素人のツーレポはおもしろいのが少ないし、編集部員の企画ものもマンネリ化、あとは女の娘を使った企画?どこも同じことやってたからねぇ。アウトライダーなんて写真がきれいだったけどどうしたかな?私も日本一周に行く時に読んだ寺崎勉はビーパルでポンコツ軽トラで(ゴキブリ号)旅してるし、加曾利隆は還暦過ぎてもまだスズキのバイクで日本一周をしてるからすごいなあ!

 でもモト・チャンプ誌で見つけてしまいました!町会行事もない厳冬期はバイクや自転車もあまり乗らないし、10年前ならスキー場に通っていた時期に冒険心をあおる過酷なツーリングを毎年行う集団!名前は明かせないが(もうかなり有名だとは思う)土曜の夜、日付の変わる12時にスタートし高速を使わないので排気量も問わない、二輪車で参加するのが条件。新宿~富山間を24時間以内で往復するかなりSMチックな耐久ツーリングと申しましょうか・・・

 5年前の当時はインターネットをやってないので出版社に問い合わせをしたのですが、答えてもらえずに他のバイク雑誌でヒントを見つけて参加にこぎつける事が出来ました。自分のまわりのバイク乗りにも声をかけるけど興味を示してはくれないし「それって無謀じゃない!やめた方がいいぞ」と言われるだけ。  
 
 荷台にコンテナを取り付け、予備のガソリンタンクやオイルや工具を入れた緑色の80ccのバイクでスタート地点に早めに行き、受付を済ませてから参加車輌を見て廻るとバイクなのにスパイクタイヤを履いている?その意味は後で知ることになるのだが2月1日に日付が変わる時報を合図に各車一斉にスタート、夜中の国道20号は渋滞も多くすり抜け大会みたいな感じ。高尾を過ぎると山間部に入るので気温がぐっと下がり、頭上の表示板で氷点下になってるのを知り路面が薄っすら白くなっていたので緊張する。ハンドルカバーは効果抜群だが防寒対策にもっと金をかけるべきだと痛感するくらい、寒さで体の感覚は麻痺してる。

 参加ライダーは各々自分のペースで走ってるのか前後にバイクは走っていないし、夜中の峠越えはとても孤独な気持になるけど、初対面だが同じ条件でみんな今現在も走っていると思うから頑張れるのである。ああ、やっとこのイベントに参加することが出来た!たとえ途中でリタイアしても後日のイベントでこのすごい人達と知り合いになれるのだ!体は凍るほど冷たいのに、心は熱いのです。
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