福島に行った時の車の様子はこんな感じです。
使用車はスズキのスイフト1300XG。
昨年、父の車を相続しました。
段ボール箱は後部座席の上に積みました。
助手席は一番前にスライドさせて床も利用。
座席の上に3箱積み上げると後ろが見えないので
こんな感じで9箱、乗車人員は1人です。
父が車を買い替える時、私は日産のキューブ

を薦めました。
荷物の積載性は抜群だけど好き嫌いが分かれるスタイルだから
結局はこのスイフトに決めました。
でも今は私も気に入って乗ってます。
後部荷室にはタイヤチェーンと長靴、
白いレジ袋にはドッグフード

が入ってます。
正月休みににゃんこはうすを訪問した時に犬がいっぱい居たから
個人で犬の保護活動をするオヤジさんへの支援です。
「にゃんこはうすは猫シェルターなのでブログで変なこと書かないで」と
これまであまり会話をしなかった方に釘を刺されてしまった。
支援する側にも様々な思い入れがあるのです。
かなり気を遣って記事に書いているつもりです。
ましてやこのブログは猫ブログではありませんので
「福島では今でもペットレスキューなんてやってるの?」と
初めて知る方もいるかも知れません。
文中、スタッフAさんでは説得力に欠けると思いHNを使います。
登場する方たちは既に有名人だと思い遠慮無く(笑)
確かに私は表面上に見えている一部しか知らないし
現地に滞在中には裏側でとても悲しい事があったのにも関わらず
気丈に振舞ってくれたのも気が付かずに
ただ面白可笑しく記事を書いているかも知れない
そんな失礼があったらお許し願いたい。
でも、哀しみばかりでは希望を持てないし
幅広い支援も集まらないと思う。
これはチョコレートだよ。
事故渋滞の時間調整で食べた朝食はミニとろろ丼とワカメうどん。
いつもなら同じ時間に那須高原SAで食べる朝食なのに
この時はまだ埼玉の羽生PAで足止めをされてしまって…
にゃんこはうすに向かう道、いつもの撮影ポイントで。
雪は日陰に残っている程度、東京より少し寒い位。
にゃんこはうす付近に除雪していないアイスバーンがあったけど(-_-;)
連休ということもありレスキュー班の皆さん勢ぞろいでした。
荷物を下ろしたら水汲みを頼まれました。
にゃんこはうすは水道が壊れていて他所から水を分けてもらってる。
スイフトと同じようなコンパクトカーの荷室部分に
造園屋さんが使うようなオレンジ色の100Lタンクが積んである。
使用状況からしてバッテリーは上がっているので
スイフトを横付けしてブースターケーブルを繋ぎエンジンを始動する。
給水中もエンジンはかけたままです。
グレード的にリアハッチバックドアはキーで開け閉めするので
ドアを開けたまま走行します。しかもマニュアル車。
くすぶるエンジンはアクセルをふかし気味に坂道を登ります。
エンストしたら歩いてにゃんこはうすに戻るか救援を呼ぶしかありません。
アクセルを踏んだら満タンの水タンクが道路に落ちてしまった
100kgの重さなので1人ではどうにもなりません。
しかも蛇口代わりに取り付けてあるバルブが折れてしまい
水がジャブジャブと漏れていた。
まるで凍結した道路の融雪をするかのようにジャブジャブと…
トボトボと歩いてにゃんこはうすに帰りありこさんに事情を話すと
「買ってきて(笑)」と簡単に言う。。。
水が使えないにゃんこはうすの生命線である水タンクを壊してしまい
責任を感じていたからねぇ。
「街中にあるコメリで売っているはずだから給水車の充電も兼ねてね(笑)」
「そっ、それだけは勘弁だよ。自分の車で行ってくる」
三陸の被災地ではタバコを買いに車で1時間走る。(現在は仮設のコンビニがあるが)
福島に希望を感じるのは南相馬市等、普通の暮らしがあるってところ。
沿岸部には津波被害もあるけど避難生活をする人の自宅は無事であることも多い。
放射能の健康被害が少ないならば家に戻って欲しいのです。
街中を歩くご婦人に道を尋ね、コメリに辿りつく。
水道機材売り場でバルブや継ぎ手を組み合わせて現状に近い形を復元。
修理が完了するまでは帰れませんからね(-_-;)
塩ビパイプをカットしたりは道具が無いから無理だけど
なんとか復旧させました。(自分で壊したくせに)
荷締めベルトで水タンクを運転席のヘッドレストの軸と結んで
落下防止の処置も施す。
100Lのお湯を満タンにして任務完了!
これがタイトルの「壊してしまいました」のお話です。
にゃんこはうすを出発する頃には既に暗くなりかけていて
スモールライト

を点灯させて峠越え
路面にはほとんど雪が無いから安心です。
福島松川スマートICで東北道に乗るがここで食事休憩したら
あとはノンストップで家路を急ぐ。
帰路は4時間15分のハイペースでした。