厳しいゼロコロナ政策を続ける中国・上海で、きのう夜、習近平国家主席の退陣を求める大規模な抗議デモが行われました。

「共産党退陣しろ、習近平退陣しろ」

上海で抗議デモが行われたのは、新疆ウイグル自治区にちなんで名付けられた道路の交差点です。

ここで、24日に新疆ウイグル自治区で起きた火災の追悼式が行われていましたが、厳しいコロナ対策を維持する習近平指導部への批判に発展したということです。

この火災をめぐっては、コロナ対策による封鎖のため消火が遅れたという指摘が出ていて、批判が高まっていました。