![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/72/d047133222d107a3f24f973e3b0835bc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/13/f0e02446705a3e4c0708fd6f31d86d13.jpg)
ゲキ×シネ『蛮幽鬼』
遠い昔。ようやくひとつの政権で統治され始めた島国・鳳来(ほうらい)の国にまつわる物語。
無実の罪で監獄島に幽閉された《伊達土門》(だてのどもん)。10年の歳月が流れてもなお、濡れ衣を着せた者たちへの復讐を生きる糧にしている。監獄島の奥深くに捕らえられていた《サジと名乗る男》の力を得て脱獄、復讐への道を着実に歩む土門の前に立ちはだかったのは、かつて将来を誓った女、《美古都》(みこと)だった――。
土門の復讐は果たされるのか―
サジと名乗る男は一体何者なのか―
美古都の心の奥底に秘めた想いとは―(バルト9)
上川隆也、堺雅人、稲森いずみ、 早乙女太一
橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、山内圭哉
山本亨、千葉哲也
『モンテ・クリスト伯』をベースにした、
架空の国での権力争いと復讐劇×劇団☆新感線、
面白くないわけがない。
それにしても、脚本が非常によくできている!!
ここまで面白く力のある脚本は、映画でもお芝居でもアニメでも、
なかなかお目にかかれない。
個人的には、生涯ベストに入れたい、素晴らしい完成度でありました。
その脚本の面白さを倍増させている演出、
その演出のすごさを倍増させている役者陣の演技、
その演技の迫力・役者の魅力を最大限にひきだす脚本
・・・・とぴったり三位一体、トリニティループ☆∞
しまったぁー!これは舞台を見るべきだった。
と猛反省。
ただ、ゲキ×シネは単純に舞台中継ではなく、
映画として編集されているので、これはこれで密度高く
観ごたえ十分。
シリアス&大見得な芝居あり、華やかな殺陣あり、歌あり踊りあり、
絶妙なギャグあり、アドリブありな『いのうえ歌舞伎』は、
エンターティメントの極地ですが、
しっかり社会風刺も効いていて
それぞれの正義とエゴが交錯する様は、
今の政治家不在な治世の混乱にも通じます。
役者がまた強力に魅力的で、
復讐に燃えるど迫力のリベンジャー・上川隆也、
怪しくクールな魅力全開の天才暗殺者・堺雅人、
熱血なのにはかなげな美女・稲森いずみ、
たおやかに美しい守り人・早乙女太一と、
目が楽しいー♪
コスプレのような(爆)メイクも衣装もナイス!!
NAL的NO.1は死に物狂いで殺陣を覚えた、とゆー堺雅人氏。
殺す時も笑顔を絶やさない。
その彼が一瞬見せるとてつもなく冷酷な表情・・・LOVE♪
エヴァとかガンダム系・因縁もの好き男子にも
&役者が極めて美しいので、黒執事好き女子にも
&音楽・音響のレベル高いので、ロック、HM、プログレ好きにも
超お薦め作品です。
DVD購入予定♪
参考:
『ゲキ×シネ 蛮幽鬼』(ゲキシネ ばんゆうき、GEKI X CINE BANYUKI)は、舞台演劇をデジタル撮影して劇場スクリーンで上映する『ゲキ×シネ』作品。舞台では見落としがちなシーンであっても入念に編集され、音声もスクリーン用に再調整されている。(wiki)
『蛮幽鬼(ばんゆうき)』公式ブログ
《ゲキ×シネ》「蛮幽鬼(ばんゆうき)」上川隆也が舞台の魅力を語る
脚本、役者、演出の3拍子そろったエンターテイメント!!しかも、私の大、大、大好きな上川、堺、稲森とくりゃ~見ないわけにはいきません。しかも、このコスプレにも目が奪われてしまいます!!
で、最初、劇団・新感線とわかり、観劇?と思っちゃいました。さすが、東京、面白いものが多いな~、でも観に行くのは無理かな…と。で、ゲキシネに気付き、こりゃ~早速映画館に足を運ばねば!!と。
NAL様、いつも最新エンタのご紹介ありがとうございます。すっごく、参考になるわ~。
今、丁度関西を回ってるんじゃないかと。
上川、堺のような芸達者な役者さんがコスプレ系派手さで活躍する、
っていうのがまたツボであります。
私も友人に教えてもらって、
「でもお芝居の映画ってどうなのかぁ」と思ってたのですが
これは値打ちありです!