DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

第15夜 場所

2008-12-23 | 夢・百十一夜
こんな夢を見ました。

従姉妹の1人とジャンフェスに行っている。
私は今の年齢なのだが、彼女は12歳くらい。
日本人形のようなさえざえと切り込まれた一重の瞳が美しい
少女時代のままだ。
利発でややシニカルな目線は私とよく遊んだ頃と変わらずで、
すっかり老け込んだ、こちらの正体を問いかけるように見つめている。

私は懐かしさと、驚きでいっぱいになりながら
彼女を連れて食事に行こうとしている。

頭の中で、先日オフで行った「場所」が素敵だったので
そこをイメージしているのだけれど、
どうしても場所、駅名が思い出せない。



大きな道路の脇でダンナに食事してくる旨、メールを入れる。
向こう側に国立代々木競技場の第一体育館のような、
ちょっとシュールな建物がいくつか見えている。
ダンナからすぐに「それで彼女は●●●(キャラクター名)が気に入ったの?」
という返信が来る。私はどうだったのかな?と思うのと同時に
あれ、そんな話したっけ?とも思う。



相変わらず場所、駅名が思い出せない。
頭のなかをいくつものイメージの断片がよぎる。
花が咲き乱れる美しいガーデン、先日行った竹芝桟橋のような空間、
でも手がかりになる決定的なイメージに到達できていない。
焦燥感が起る。

とりあえず歩き出す。
地下鉄(メトロではなく)に乗ろうと思っている。

歩いているうちに、小さな店の並ぶ狭い路地のような道に入り込む。
年末のせいか、客がいっぱいでなかなか前に進めない。
そばの魚屋さんに「●●駅に行きたいのですが」と声をかけると
接客の手を休ませず「すぐ隣だよ」と気前よく教えてくれる。

確かに、狭い店の隣に、なぜか工事中でなぜか火花がとび散っている、
狭い入り口がある。そこを人が降りていっている。
1人ずつしか通れない、らせん階段を手すりをたどって慎重に降りていく。
顔のすぐそばで火花が散るのだが、
その光景は私には客観的に見えていて、
私はそういう体験を面白がっている。

★覚醒後記
起きてすぐに書いています。

夢の前半でジャンフェス会場らしき場所を見ていた気がするのですが
きちんと思い出せませんでした。
って、今回は私は行けなくて、息子から話を聞いただけなんですが。

7歳離れた大阪在住の従姉妹とは20年以上会っていません。
どちらかというと、彼女の姉である5歳離れた従姉妹とのほうが
仲がよかったのですが。

行きたかったのは横浜の西洋館だと、起きてすぐに思い出しました。
夢の中なのに、その中で思い出そうとしてる時に映像が浮かんでたのが
興味深い。

駅の夢は数年前によく見たのだけれど、
多分、今回めざしていたのも実は地下鉄ではなく、同じ小さな駅で
そこの場所は夢の中に繰返し出てくる。
ちょっとポール・デルヴォー入った感じの駅なのです。
が、乗ろうとしていた●●駅は大阪の御堂筋線。

夢の中でめまぐるしくスイッチングが起っている感じを、
実際に体感できていたので、日記にしようと思いますた。

あぁ、いくらなんでも御堂筋線では、横浜には行けないなぁ。
だから脳が映像を結びつけられなかったのか。
それとも場所が思い出せなかったから、適当な駅を選び出したのか・・・
なんてことを、起きてから考えてるとなかなか楽しい。

吉祥寺のハモニカ横丁にも似た路地の夢もけっこう定番。

ちなみに、国立代々木競技場の第一体育館のような、
ちょっとシュールな建物がいくつか見えている道路は
基本は汐留あたりの風景で、
ここんとこあちこち集めた楽しかった&美しかった風景や情景を
脳が整理してるんだと思います。

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