DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

七夕サミット

2008-07-07 | NEWS/TREND
駅からゴミ箱が撤去されたり、警戒強化の駅アナウンスが入ったり
そんなところで洞爺湖サミットの影響を伺い知る今日この頃でしたが、
都心部では(てか、吉祥寺でさえ)警備にあたる警察官や巡回パトカーが
めっちゃ多くってびっくり!!メトロ構内も複数名がいつも巡回。
なんか不穏な感じです。

あー、サミットなんだなぁ。
って、この程度の認識で、んな記事を書いてすみません;;

・・・が、サミットって、毎回ながらどうもピンときません。
日々実践すべきことを、今更首脳陣が集まって討議する、
船頭が集まって地球という船の行く末を決める・・・結果は見えてるわけで。
各国のプレゼンテーションがどうしてもパフォーマンスにしか見えないからかな、と。
PDFのいかにもな、きれいにまとまった&上から目線な(多分「客観的表現」というだけなのだろうが)資料を読んでたら、テンションもモチベーションもどうにもすさむんですケド;;;<なる@性格的に難ありシリーズ;

各国のトップ的には国を背負って(・・・どこまで&どのように背負ってるかはさておき)参加することに意義がありそうだけど。
あ、それとも期限切れの借金を一応できる限り精算する機会、と考えたほうがいいのかな?
うーん。
ただ1つ言えるのは、またたくさんのお金が投入され消化されたことであらう。
(グローバル化って、つまるところ世界中の拝金主義者の拝金主義者による拝金主義者のためのマネーゲーム活動、だと思う、って言いすぎでしょうか?;)

先日から思ってるんですが、こうして見ると日本って、つくづく、宵越しの金を持たない国だなぁ、と。そのうえ、かなりの見えっ張りだ。
先進国のブランド性を維持するための必要経費と考えれば、致し方ない部分もあるのだろうか?とも思うけれど。実際、かさむばかりの借金は、スタッフ(国民)の大幅な質的変化(超少子高齢化)にあって維持できるんだろうか???
問題の先送りが基本で、その先をみないある種大胆などんぶり勘定と、ある種異常なほどの公私混同がデフォな一部の国家公務員。国会にもまたいぱいいいぱいな船頭さんがいて、舵取りの結果は放置され、未来に「大問題」になるのがわかっていても、もくもくと目先の決まりごと(それが借金になろうとなるまいと、それが効果があろうとあるまいと)をこなす。
こういう大イベントがある度に東京はキレイになってくし、開催地は整備されていくわけで、マイナスだけではないんだけど、費用対効果なんてことを考えてしまう。

壊れたらまた作ればいい、焼けたらまた作ればいい。
そういう文化が日本には以前からあった。いわゆる紙の文化。
それが長期活用とメンテナンスを重視する石の文化に関わって変わってきて・・・
でも生活の本質は変わってないんじゃないかな?と。
つまるところ「その場しのぎ」「一夜漬け」体質。

んなことを、『人間失格』を読みながら、たまに松ケン表紙をながめながら(♪)
つらつら考える。
・・・ひさびさに読んだけど、
人生を完全に他人任せ、てか他人のせいにできてしまえるのって、
自分放棄って、すっごく楽じゃん!
なんて言ったら本人に「わかってないっ!」と罵倒されそうですが。
自分のふがいなさを他人に背負ってもらって
お金や愛(めいたなにか)でトレードオフする、これぞ自堕落オフセット。<オイ!
確か中3〜高1時代にマイ・大宰&谷崎&三島ブームがあったと思うんだけど
感想は「この時代にこういう文章が書ける生活っていいな」だった記憶が<オイオイ
今もあんまし変わってませんね;;

・・・どうも他人事に見えてしまうサミットの各種資料も
こういう「~すべきだ」系上から目線な文章が書ける立場っていいな、かも<オイオイオイ

洞爺湖サミット


参考:

北京五輪と地球の格差(きっこのブログ)

温暖化懐疑論のまとめ(池田信夫 blog)
コメント (2)
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