DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

12/16★新国立美術館/フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展

2007-12-17 | 日記/備忘録/独り言/その他


昨日は、前々からお仕事ご一緒したくって狙ってた(キラーン<オイオイ)
uoco様にお願いして、調査ワークをお手伝いいただいて、
(uoco様。本当にお疲れさまでした!レポ、よろしくです~!)
その後、六本木まで遊びに行きましたー♪
てか、どうしても下記を見たくて・・・

フェルメール 「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展
期間が明日までということで、メチャ混んでるのを覚悟のうえだったのですが、
お仕事頑張った私たちへの神様からのご褒美か、
待ち時間は10分ということでとりあえず、入館♪
が、展示会場は予想にたがわずすごい人・・・列が動かないー;;;
ただ、風俗画ということで、作家そのものへの強い関心
というよりは、17~18世紀のオランダの日常生活やものの見方・考え方
(んとにシニカル;)をかいま見る、という感じで
個人的には、比較的サラサラと観る感じでした。

目玉の「牛乳を注ぐ女」は、思いがけない小ささ。
こういう絵画のギャップは、情報量の多さと画面サイズとのズレ
から来るらしいのですが
モナリザといい勝負かも?(言いすぎ?

さりげない日常の1コマをそのまま切り取ったかのような1シーンが、
遠近法や大胆な画面分割等、画家の緻密な計算と感性のうえに
成り立ったものであることが、よくわかる展示説明でした。
本来はありえない角度の手前の机が、画家だけに見える超リアルなんだろうなぁ。

全部を観たあと、もう一度作品に戻って、しみじみ見直したのですが
この絵のスゴさを改めて感じました。
他の作品とは格が違う感じ・・・。

で、前回、ここで観た『大回顧展モネ』でも感じたのだけど、
ここの美術館の企画の趣味なのか、周辺作品をフェルメールに結びつけて
説明しているのですが、観ていてちょっと違和感を感じるものもあったり。
1つのテーマにまとめたいのはわかるのですが、
なんでもフェルメールを軸にしてしまうと、フェルメールの作品が
「牛乳を注ぐ女」しか来てないだけに、個人的にはムリを感じてしまいます。

オランダの画家って、ブリューゲル、 ボッシュ、レンブラントと
けっこう好きな画家多いのだけど、案外他の作家に触れる機会はないので
なかなか面白い企画展ではありました。
&蝋燭の炎はレンブラントの十八番ではないのね、ということがよくわかりましたw
(とにかく、暗い画面の中に人物を浮かび上がらせる、とゆー作品を堪能いたしましたー。)

その後、ミッドタウンで軽く食事を、と思ったら
めぼしいお店はほとんど予約で満席、
カジュアル系のお店も満席&とんでもない行列で、
「しまった、こっちが行列本番だったか」と・・・(汗;
Okawari.jp
でも海鮮丼にデザートまでしっかり食して、
美味しい一時を過ごさせていただきました♪

大満足っ♪

フェルメールと同じくらい感動した美しい夜景。(写真の出来はさておき;

新国立美術館は、夜になると光がガラスを鏡に代えて、
建物内もまた雰囲気が一変。外から観ると、光のオブジェのよう。
&ミッドタウンの中庭に通じる並木道がイルミネーションで
飾り付けられて、息を飲む美しさでした!(すごい冷え込みでしたが;
残念ながらカメラがダウンして映像が残せませんでしたが、
揺れる光の枝々がダンスをしているようで、とても幻想的。
夜景&イルミネーションウォッチャーの皆様、お薦めです!

ミッドタウン/イルミネーション フォト・ギャラリー
コメント (4)
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