DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

How To Make Your BLOG?

2007-01-08 | コネタ
明日、三学期始業式な息子が、
いきなり「ブログを作る!」と言いだして
(今までもROMってましたが)
昨日から、新規アドレスを入手したり、
急きょネチケットを即席に叩き込んだり(ふぅ;)、
危険性を教えたり・・・(はぁ)。

昨日はIDやHNを決めるのにダンナと大騒ぎして(;
今はBLOGタイトルとテンプレを決めるのに
大騒ぎ・・・
ダンナよ、君はなんでそんなにはしゃいでおるのか?

なんとゆーか、こうやって考えると
ブログを作るって、
けっこう常識問われる世界だったんだなぁ、と・・・。
まだまだ×まだまだ世間&常識シラズな息子には
教えても教えても全然足りない気がして・・・
息子に「心配性だなぁー」なんて言われとります;;

・・・過保護?

コメント他、多分仲間内のコミュニティブログにする
みたいで、私とはもちろん接点ありません。
こちらからはこっそり見に行くかも、だけど。
あ、息子には宣言済みです。
(とゆーか、その辺、私に似ず慎重なヤツなので、
トラブルチェックスタッフとして、見ていてほしいみたいですw)
慣れたら、私にはわからない別ブログを作ればいいと
思っています。

でも高校時代にブログがあったら楽しかっただろうなぁ。
きっと完全音楽&マンガミーハーブログだったと思うけど。(笑


さて、今から赤坂で仕事仲間と初カラオケでーす♪
(飲み会避けて二次会のみ参加w)
行ってきまーす♪
コメント (8)
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武士の一分★淡々と流れる時間だけが育てる愛

2007-01-08 | ドラマ・映画・演劇・アート
武士の一分

uoco様のお楽しみぶろぐで記事を拝見して
絶対見よう、と思った作品。
ようやく見に行けました!
6日からちょうど吉祥寺バウスシアターで公開がはじまったので、
すごくいいタイミングだったかも。

行列はあったけど、少し早めにいけば見れる、という感じ。
お客様はけっこうご高齢の夫婦の方が多くて、
案外キムタクファンらしき層が少なかったです。
一緒に行った友達と「こういう層が見たい映画が少ないのでは?」という
結論に達しました。
高齢化社会なのに・・・そして一番時間ある層なのに・・・
もったいないことになってるのかも?

以下ネタバレありです。




評価的には語り尽くされた感もあるのですが、
淡々とした中に、独特の人間模様が描かれていて
きちんと描かれた水彩画のような印象。
見たあと、なんだか心が癒される部分、ありました。

ある種、季節を追いながらの究極のスローライフを
体感できる部分があるからかも。
人間関係も感情も、ゆったりと流れてゆきます。

そんな中、主人公だけが違うスピードで駆け抜けようとする。
でも、結局、大きな時間の中で自分のペースを取り戻す。
そんな感じ。

笑えるほど形式的な
でもある種サラリーマン社会の縮図のような、
城内ワーカーの仕事ぶりは、かなり哀しかった。
30石の侍・・・(友達いはく、たそがれ清兵衛で50石)
今の感覚だとどれくらいなのかなぁ?

お毒味役に達成感を見いだせず、隠居後の生活を
活き活きと語る新之丞。
そんな夫を心から愛しく思い、どこまでも尽くす加世。
父親のような兄のようなそんな視線で新之丞と加世を見守りつつ
でも立場的には絶対服従の徳平・・・。
つつましくも確かなしあわせがそこにはありました。

それが一気に新之丞の失明と、新之丞を思うあまりの加世の不義で
崩れていく・・・ぽんとドミノを倒すように、音もなく。

物語も筋書きも変哲ないのですが
その分、役者の演技が要求されるなぁ、と思いました。
なんというか、決闘シーンも決して仰々しくなく
あるべくしてあって・・・すごく日常感があって
それがよかったです。

個人的に「お前もいつか、いやになって離れていってしまう」というセリフが
ささりました。そしてそれをなじる加世に涙しました。
看病が、時間が変えてしまう愛はたしかにある・・・
それを自覚している新之丞が切ない。

最後は思いがけずハッピーエンドで、
そこも妙なギミックもなく、淡々と、素直に「よかったね」と
思うことができました。

キムタクは目の演技が凄い。若さゆえのあせり・葛藤、
プライド、心の揺れがしっかりと伝わってきました。
いたずらっ子っぽい笑顔は、この人の宝物だと改めて思った。
壇れいさん、キレイ・・・これから注目したいです。
(昔、私の好きだった男役トップさんの相手をしたことが
あり、その時からていねいな演技が好きでした。娘役としては
顔が大きい、と言われていた彼女ですが、画面だと超美形。
他の娘役さん、どんだけ顔小さいんだよ!)

脇役もきっちりと、出過ぎない演技で要所要所を締めていました。
桃井かおりのいやらしい叔母様役もよかったかな、いるいる!って感じで。
そういえば、目の見えなくなった新之丞をどうするかの
親族会議って、今もあるっぽい・・・世知辛いっす
(私は親戚のご縁を意図的に切ってきてるので、少ない方だと思いますが)。

それにしてもこの時代の奥方様はたいへん。
1日中なにかと働いていらっしゃいます。
『明智光秀』でもしみじみと思ったのですが
家庭科2な私は今の時代でしかゼッタイ生きられない!と・・・。<そこか!
コメント (6)
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NEWS★ホワイトカラー・エグゼンプションのゆくえ/日本の行く先

2007-01-08 | NEWS/TREND
選挙前の法案提出は困難 労働時間規制の一部撤廃(共同通信) - goo ニュース
自民党の中川秀直幹事長は7日のNHK番組で、労働時間規制を一部撤廃するホワイトカラー・エグゼンプション(適用除外)について、現時点での導入に慎重姿勢を示した。与党の公明党も同制度の導入には基本的に反対で、政府が目指していた夏の参院選前の関連法案提出は困難な情勢となった。

まぁ当然といえば当然。
日本のワーカー・モチベーションを一気にさげ、それだけでは
留まらないダメージを与える危険性がある法案を
ここ数年のインナー議論のみで可決していいわけがありません。
・・・って今後の議論も、首相のこういう発言があると、
ダークですが・・・。

残業代ゼロ 首相「少子化対策にも必要」(朝日新聞) - goo ニュース
安倍首相は5日、一定条件下で会社員の残業代をゼロにする「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入について「日本人は少し働き過ぎじゃないかという感じを持っている方も多いのではないか」と述べ、労働時間短縮につながるとの見方を示した。さらに「(労働時間短縮の結果で増えることになる)家で過ごす時間は、例えば少子化(対策)にとっても必要。ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を見直していくべきだ」とも述べ、出生率増加にも役立つという考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

この問題は、昨年から仕事先でもかなり話題になっています。
個人的には確かに一部、論旨やあり方として正しいなぁ、と思う部分もある。
私自身は東京に来てからは、成果報酬の年棒制の会社ばかりだし、独立してからは契約という形で、ここ20年・自己裁量性が高く、残業という発想がまったくない仕事のしかたをしてきているので、案外違和感ない部分もあります。
なにより、大企業で完全に残業代稼ぎな「おいおい;」な仕事の仕方をしている輩も見てきてもいるので・・・それが会社の管理責任となると、こういう発想も出てきてしまうだろうなぁ、と。

ただ、今回の、どうひいきめにみても現実を全く見ていない、首相の美しくもたわけた(失敬!)脱力意見は、導入時「親子の時間が増え、あらゆる面でプラス効果が期待される」とされた『ゆとり教育』の再来を見るようです。こういう「パンが食べられないのなら、お菓子をたべればいいじゃないの」的発言(や、イメージです;)を今時できるのは、さすがな「純粋培養者(翻訳:世間知らず)」だなぁと・・・。それともたわけたふりをして、さくっとカマを振るう独裁者かな?

当たり前のように基本給を削って残業代で調整する残業デフォな会社、
当たり前のようにさぼってできる限り残業代を稼ごうとする社員、

この2つの悪徳層が問題をややこしくしてるように思います。
基本給の問題もあるし、個人の労働観もあるだろうから、
一概にいい・悪いとは決められない。

というわけで、現状のネット上情報で要素整理してみました。

ワーカーサイドのベネフィット/オポチュニティ
●労働時間短縮につながる
●労働者が働く時間を弾力的に決められ、結果として家で過ごす時間も増える
●残業代稼ぎのためのズルやさぼりが減る
●自分の裁量が増えるので、仕事時間を調整しやすい

企業サイドのベネフィット/オポチュニティ
▲時間という概念を考えないで人員配置などの経営計画をたてやすくなる
▲残業の多寡による給与変動がなくなる
▲対象従業員の健康管理義務が無くなる


ワーカーサイドのプロブレム/リスク
●過重労働/長時間労働を助長する
・企業によっては、仕事を増やすだけ増やして賃金は増やさない、処理しきれなかった仕事の分は減給という事にもなりかねない
・短時間で成果を上げた労働者に賃金はそのままで次々に仕事を与えるだけ(労働強化)になる
●不払い残業、サービス残業が野放しになる
●休日労働の常態化の危険も指摘される
●過労死の原因になる/万が一従業員が過労死した場合も、従業員の自己責任で片付けられる可能性が出てくる
●単に残業代を不払いとしてその分が賞与として実力のある労働者に再配分されることがなされず、企業による実質的な人件費カットのツールとして使われるだけの可能性がある
●仕事が一部の人間に集中する恐れがある。/人材カットしやすい
●「年収400万円以上」という適用除外水準が下げられていく危険性がある
●残業代が減ることでの経済面へのマイナス影響
●共働きの場合、家事や子育てを担っている女性への負担が大きくなり、結果的に少子化に拍車がかかる

企業サイドのプロブレム/リスク
※現状特に言及なし


オピニオン
★ワコール社長:「そもそも時間内に仕事を行うことが評価されず評価も出来ない日本の労働環境化では,導入しても過重労働を招いて生産性の低下を招くだけ」
★経済同友会:「仕事の質・量やスケジュール(納期)にまで裁量のある労働者は多くないのが現実であり,また仕事の質や種類によって労働時間は決定されるべきであるため,まずは現行の裁量労働制の制度の活用を更に推進して仕事の進め方の改革を進める方が先」


今までも企画関係等、残業代のない働き方はありましたが、今回論点になってるのは、事務系含む大半のホワイトカラーです。企画のように実作業時間があいまいな職種とは異なり、確実に日々の作業時間が派生する職種も入ってくる。
そうすると、適正労働の測り方は極めて難しくなる。
ここをきちんと定められるのかどうか・・・。
マイナス面ばかりクロースアップされるのは、悪用が目に見えてるからでしょうが(誰にでもわかるよね、安倍首相以外は。)、本来的には、能力ある社員は今より報酬があがる場合もなくてはならないはず。まともに適応されれば、簡単に人件費カットにはならないはずだと思います。
完全年棒制にすれば問題は少ないように思いますが、そうすると今度はそれを逆手にとったワーカーも出てくる懸念がある。

ようするに双方が納得できる適切な報酬設定ができるのが大前提。
そのうえで、いくら報酬があがっても健康を害したら何にもならないので
健康管理の徹底は企業責任とすべきかな、と。
労災システム等福利厚生面を労働者有利に切替えればいいんだと思います。

でもなぁ、どういう設定になるかはわかりませんが、毎月毎月成果に応じた給与支給って、ものすごーーーーーーーーく大変だと思うぞ、人事・経理部(ホワイトカラー・エグゼンプション対象でもあるわけですが)。
現場が思いきり右往左往した『ゆとり教育』とここも合致しそうです。成果設定者のスキルも今以上に厳しく問われることでしょう。いいかえれば、会社業績の全責任から逃げ場を失うわけだな、管理職。いい度胸だw

なる@的課題
●正しい個人能力の賃金転換
●労働者自身が働く時間を弾力的に決められる制度的・法的保証。
●完全な成果主義の裁量性を活かすシステム面含む就業環境の企業サイドの整備義務
●事務職のように、作業がある程度時間管理できるものと、企画系のように、時間では測れないものとがある。適応職種を明確にする。
●公平さを期すために導入手順に関してはISO並みの企業チェックを義務づける。
●ルール違反をおかした企業の罰則を厳しくする。
●公的な相談窓口とオンブズマン制度を設ける。


・・・まぁ、抜け道やズルできない監視は必須だと思いますが・・・。

能力ある人材がどんどん条件のいい会社に流出して、
悪徳会社が自然淘汰される、というのもアリですけどね。

参考:
「ホワイトカラー・エグゼンプション」(wiki)

SAFETY JAPAN 森永 卓郎氏コラム

日本の人事部

痛いニュース(ノ∀`)
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