「奇譚の青にねむる」
探索ADV・乙女要素有・かなり高難度
制作者:kouta様(そらとぶもちもち)
=======================
難易度が緩和されて、やっとほぼ全てのエンディングが迎えられました!
いまのところ残すはお兄ちゃんエンド?スチル?1枚のみ!です。
ただ、コレ、私最初の選択肢ですでにミスしてるので…ほぼ最初からやりなおしなのねぇ…;
…えっと、まずはざっくりと物語のアウトラインを。
先代の6人の妻が次々と変死したという噂の、ティフォージュ伯爵家へと嫁いできた大商人の令嬢・エクリュ・イヴォワール(名前のみ変更可能)
そこで待っていたのは、エクリュを冷たい目で見て罵倒する夫…ユーゴ・ド・ティフォージュ伯爵だった。
結婚式の話もしないまま、仕事に出かけようとするユーゴは、エクリュに屋敷の鍵束を渡してこう言った。
この鍵束で全ての部屋の扉が開く。ただし、一番小さな金の鍵の部屋だけは、絶対に入ってはいけない、と。
しかし、その夜。屋敷の中を散策するエクリュは「七番目の花嫁」と呟く謎の人物に襲われる。
果たしてこの屋敷では、一体何が起こっているのか。
…青髭を絡めたゴシックダークな設定とシナリオがすごく良かった~
グラフィックも綺麗! 立ち絵の表情付けが豊富で魅力的。
主人公のエクリュちゃんの笑顔がめっちゃ可愛い!
今まで犠牲になった6人の妻たちのグラフィックも華やか、かつ、それぞれの「世界」も性格に合わせてよく練られていて、次はどんな部屋だろう?とわくわくしながら進めました。
マップも、ただでさえ広い屋敷のマップに「異界」の差分があって、かなり広く感じます。
現実と異界を行き来しながら進む物語は、慣れるまでちょっと混乱しました。
同行者&攻略対象の二人もタイプの違うイケメンで、ちょっとした会話やイベントにそれぞれの性格がきちんと出ていて楽しい。
どちらを選ぶかで、たどり着けるエンディングが違うのも説得力がありましたね~
館の謎を解ききる…という意味では、伯爵ルートのほうが、真エンドって位置づけなのかな?
文句なしでやりごたえのある、面白いゲームでした!
…ただ、最初にも書いてありますが、難易度はかなり高め!
油断すると、とにかく死ぬ!死ぬ!死ぬ!
選択を誤ると自分だけでなく、同行者もガンガン死にます。
しかも、死にフラグから実際に死ぬまでに、ちょっと間がある時があるので…セーブポイントをミスるとなかなかツラいものがありますな…
アクションもやや辛口。
そもそも、最初の逃げから『「絶対入るな」と言われたところへ逃げ込むしかない』という、盲点すぎる仕様でした…;
いや、他に逃げるところなんてないので最終的にはそうするしかないんですが…そこに気付くまで何回死んだかなっていうね!
プラスして、動かない石像が連打で動かせるとか、切れたハシゴに砂かけたら出現する(←何故なの;)とか、初見ではわかりっこないものが多すぎて…;
しかも、全体に、ギリなタイミングを狙うアクションが多いうえ、逃げの時だけ現れる落とし穴や障害物に翻弄される!
いや…もう私、この石像あたり(←けっこう序盤)であきらめて、攻略を見てしまいましたよ…;
しかし、このゲームの鬼畜さは、実は死にフラグやアクション面だけではないのです…
謎解きが…いや、イベントを起こす行動順…タイミングが、ごちゃごちゃに混在してるんですよね。
特に、キャラエンドに必要な好感度イベントが…順序を踏んでいかないと起こらないので…
ここさっき来たけど何もなかったよなー、と、話を進めてしまうと手遅れになったり…します…
さらにさらに、仕様上、異界となった部屋を一つづつクリアしていく作りなのですが…そのイベントの合間、あるいは攻略中でなければできないサブイベント(薬作り)があったりするので。
とりあえず、この部屋クリアしてから手をつけよう!なんて思ってると、がっつりハマりますぞー。
(薬づくりのための情報は、異界の図書室で手に入ります。薬をつくるために重要なユーゴの部屋は、現実のもののほかに微妙に違う異界のものが2種ありますので、前に探索したし!と油断せずにしっかりチェックしておきましょう…)
正直、ノーヒントでこれをプレイ&コンプできる人はいるのだろうか…;
少しプレイして、難しいと感じたら、素直に攻略に頼るのもテではないかなー?
(ただ、攻略見てさえハマる複雑さなので、セーブはこまめに残したほうがいいっすね)
詰まりそうな謎解きは…うーん…
遊戯室(現実)の落とし物かな。
あれはたぶん、攻略みないと探せなかった。
あとは、伯爵ルートのラストステージ。
床の模様はオレンジではなく「赤」です。
私ここがっつりハマって、3ケタパスを力技で解くことになりましたぞよ。
(オレンジはたぶん4か9だと思っていたので、その二種でほか2桁を全て試した)
しっかし…こんな長シナリオを、こんな複雑な設定と謎解き、手の込んだアクションを絡めてつくれる作者さん…いったいどんな頭脳を持ってらっしゃるのでしょうね…;頭良さそうだなぁ…
ともかく、これだけ死なされてもハメられても、最後まで見たい!知りたい!と思えるだけの、魅力あるゲームはそうありません。
個人的には、全てが明らかになる伯爵ルートがお気に入り。
最後のエクリュのドレス姿のドット絵が可愛いので、ぜひともごらんくださいませ!
死んでも死んでもへこたれない方におすすめです^^
エクリュを含めた7人の妻は、そのまま7つの大罪になぞらえているのかな?
嫉妬、虚飾、強欲、色欲、憤怒、怠惰、そして暴食…
7人目に拘ったのは、これで全員揃うから?
探索ADV・乙女要素有・かなり高難度
制作者:kouta様(そらとぶもちもち)
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難易度が緩和されて、やっとほぼ全てのエンディングが迎えられました!
いまのところ残すはお兄ちゃんエンド?スチル?1枚のみ!です。
ただ、コレ、私最初の選択肢ですでにミスしてるので…ほぼ最初からやりなおしなのねぇ…;
…えっと、まずはざっくりと物語のアウトラインを。
先代の6人の妻が次々と変死したという噂の、ティフォージュ伯爵家へと嫁いできた大商人の令嬢・エクリュ・イヴォワール(名前のみ変更可能)
そこで待っていたのは、エクリュを冷たい目で見て罵倒する夫…ユーゴ・ド・ティフォージュ伯爵だった。
結婚式の話もしないまま、仕事に出かけようとするユーゴは、エクリュに屋敷の鍵束を渡してこう言った。
この鍵束で全ての部屋の扉が開く。ただし、一番小さな金の鍵の部屋だけは、絶対に入ってはいけない、と。
しかし、その夜。屋敷の中を散策するエクリュは「七番目の花嫁」と呟く謎の人物に襲われる。
果たしてこの屋敷では、一体何が起こっているのか。
…青髭を絡めたゴシックダークな設定とシナリオがすごく良かった~
グラフィックも綺麗! 立ち絵の表情付けが豊富で魅力的。
主人公のエクリュちゃんの笑顔がめっちゃ可愛い!
今まで犠牲になった6人の妻たちのグラフィックも華やか、かつ、それぞれの「世界」も性格に合わせてよく練られていて、次はどんな部屋だろう?とわくわくしながら進めました。
マップも、ただでさえ広い屋敷のマップに「異界」の差分があって、かなり広く感じます。
現実と異界を行き来しながら進む物語は、慣れるまでちょっと混乱しました。
同行者&攻略対象の二人もタイプの違うイケメンで、ちょっとした会話やイベントにそれぞれの性格がきちんと出ていて楽しい。
どちらを選ぶかで、たどり着けるエンディングが違うのも説得力がありましたね~
館の謎を解ききる…という意味では、伯爵ルートのほうが、真エンドって位置づけなのかな?
文句なしでやりごたえのある、面白いゲームでした!
…ただ、最初にも書いてありますが、難易度はかなり高め!
油断すると、とにかく死ぬ!死ぬ!死ぬ!
選択を誤ると自分だけでなく、同行者もガンガン死にます。
しかも、死にフラグから実際に死ぬまでに、ちょっと間がある時があるので…セーブポイントをミスるとなかなかツラいものがありますな…
アクションもやや辛口。
そもそも、最初の逃げから『「絶対入るな」と言われたところへ逃げ込むしかない』という、盲点すぎる仕様でした…;
いや、他に逃げるところなんてないので最終的にはそうするしかないんですが…そこに気付くまで何回死んだかなっていうね!
プラスして、動かない石像が連打で動かせるとか、切れたハシゴに砂かけたら出現する(←何故なの;)とか、初見ではわかりっこないものが多すぎて…;
しかも、全体に、ギリなタイミングを狙うアクションが多いうえ、逃げの時だけ現れる落とし穴や障害物に翻弄される!
いや…もう私、この石像あたり(←けっこう序盤)であきらめて、攻略を見てしまいましたよ…;
しかし、このゲームの鬼畜さは、実は死にフラグやアクション面だけではないのです…
謎解きが…いや、イベントを起こす行動順…タイミングが、ごちゃごちゃに混在してるんですよね。
特に、キャラエンドに必要な好感度イベントが…順序を踏んでいかないと起こらないので…
ここさっき来たけど何もなかったよなー、と、話を進めてしまうと手遅れになったり…します…
さらにさらに、仕様上、異界となった部屋を一つづつクリアしていく作りなのですが…そのイベントの合間、あるいは攻略中でなければできないサブイベント(薬作り)があったりするので。
とりあえず、この部屋クリアしてから手をつけよう!なんて思ってると、がっつりハマりますぞー。
(薬づくりのための情報は、異界の図書室で手に入ります。薬をつくるために重要なユーゴの部屋は、現実のもののほかに微妙に違う異界のものが2種ありますので、前に探索したし!と油断せずにしっかりチェックしておきましょう…)
正直、ノーヒントでこれをプレイ&コンプできる人はいるのだろうか…;
少しプレイして、難しいと感じたら、素直に攻略に頼るのもテではないかなー?
(ただ、攻略見てさえハマる複雑さなので、セーブはこまめに残したほうがいいっすね)
詰まりそうな謎解きは…うーん…
遊戯室(現実)の落とし物かな。
あれはたぶん、攻略みないと探せなかった。
あとは、伯爵ルートのラストステージ。
床の模様はオレンジではなく「赤」です。
私ここがっつりハマって、3ケタパスを力技で解くことになりましたぞよ。
(オレンジはたぶん4か9だと思っていたので、その二種でほか2桁を全て試した)
しっかし…こんな長シナリオを、こんな複雑な設定と謎解き、手の込んだアクションを絡めてつくれる作者さん…いったいどんな頭脳を持ってらっしゃるのでしょうね…;頭良さそうだなぁ…
ともかく、これだけ死なされてもハメられても、最後まで見たい!知りたい!と思えるだけの、魅力あるゲームはそうありません。
個人的には、全てが明らかになる伯爵ルートがお気に入り。
最後のエクリュのドレス姿のドット絵が可愛いので、ぜひともごらんくださいませ!
死んでも死んでもへこたれない方におすすめです^^
エクリュを含めた7人の妻は、そのまま7つの大罪になぞらえているのかな?
嫉妬、虚飾、強欲、色欲、憤怒、怠惰、そして暴食…
7人目に拘ったのは、これで全員揃うから?