鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

ピトロクス・ギア

2018-03-05 12:59:10 | フリーゲーム(SF)
「ピトロクス・ギア」
シューティングアクションADV・箱に萌える・ゴルブッフバッキュロッケ!
制作者:とっととねろ太郎。様(盛り合わせC

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そこは、とうの昔に人間が滅びてしまった世界。
地上には「箱神(ピトロス)」と呼ばれる機械生命体のみがわずかに生き残り、細々と暮らしていた。
そんなある日、空から落ちてきたピクセルと名乗る少女と、箱神の青年?エックスとが出会ったことから、この物語は始まる…


というわけで、シューティングがメインのアクションゲームです。
アク下手でも大丈夫かな?と思いつつ、シナリオがすごく面白そうだったのでチャレンジしてみました。
難易度が4段階から選べる親切仕様のおかげで!なんとかエンディングまでたどり着けましたよーん。

世界観がしっかり作られていて、シナリオが面白かったっす~
キャラもグラフィック、性格ともに魅力的。
ピクセルをはじめとする、人型キャラたちはもちろん(リリのグラフィックがすごく可愛いと思う!)
箱に目がついただけの造形の、エックスが…すごくイイ!!
途中のクシャミ?のイベントを見た時から、なんだこいつ可愛いぞ?と思っていたけど、最後の最後にすべてを持ってかれたわー;まさか箱に萌える日が来ようとは!w 
男と箱は見た目じゃなく、中身が肝心ってことですね!ww

また、属性のメリハリの利いた各ステージ構成、いい具合に込み入って作られたマップや、各種ペンダントを付け替えることで細かく変わるキャラグラ&攻撃アクションなどなど…
どれをとっても高レベル!な、作りのとても細やかで面白いゲームでした。

戦闘の細かいバランスとかは、迷わずベリーイージー一択の私(←w)にはわかりませんが…
私にとっては、最後までクリアできる難度を備えてくれるゲームは皆、良ゲーム。
ショットがガンガン連射できたり、クロックアップでダメージを倍増できたり、戦闘に「爽快感」があるのも良いですね。
私はもともと、戦闘のプロセスを愉しむタイプのプレイヤーではないので…そこが苦行になっちゃうと、長編ゲームほどキッツいものがあるのですが…その点、このゲームは優しかった!最後まで楽しく戦闘できました。

他の箱神からクエストを依頼されたり、謎のアイテム屋からアイテムを買ったり、エックスをひたすら強化したり…と、やりこみ要素が豊富にあるのも気になるところ。
エンディングが気になってたまらなかったので、今回はイベント飛ばして先にクリアしちゃったんですけど…まさかマルチエンドだったり…しないよね?^^;

ちなみに、最後?の宝石集めのクエストは未クリアのままです。リットスって……アイテム屋とは違うのかな??
あと、競争も勝てなかったし…そうだ、考えてみれば「ニューロヘイトになりかけの子に使える」薬も使う機会がなかった…?
…ううっ、けっこうイベント落としてる気がしてきたな…
ラストダンジョン前のデータ取ってあるから、あとでもうちょっと粘ってみましょうかね…

シナリオはけっこう重めで、悲惨っぽい展開もあるように思うんですけど。
不思議と、全体の印象は軽やかで、希望に満ちたものに感じます。プレイ後の印象もとても爽やか。
これはピクセルとエックスの前向き加減や、アクションの爽快さのためもあるけれど…全体に明るめの音楽のお陰でもあるかなぁ? 

プレイして気持ちの良いゲームでした! 
アクション苦手な方も、ぜひぜひこれを機会にプレイしてみてくださいな^^






最初、喋れるキャラの近くで出る「Z」を見て、寝ている表示だと思っていた私。
『みんな夜だけでなく、昼間も寝てる!話しかけないとイベント進まないのに、どうすれば起きるのさ!』とかしばらく悩みました。
……自分アホすぎる……orz

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