掃除屋クトレナ

「掃除屋クトレナ」
お掃除ADV・事故物件を清掃せよ！
制作者：ゴルゴンゾーラ三国様（環状水葬）

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ワケアリ事故物件を清掃する簡単なオシゴトです！

どうやら、作者様の前作「住者の魔師」と同シリーズの番外編の位置づけらしく、シナリオらしいシナリオの無い、ごくごくアッサリ終わる短編ですが…お掃除楽しいんですよねぇ（←ｗ）

床にぶちまけられた血の痕や、壊れた床、本棚、破れたシーツ、割れた鉢植えに至るまで、あっという間に綺麗に掃除し修繕できるのはちょっと快感。
お掃除してるうちに、いろいろ日記など出てきたりして、その内容から何が起こったか深読みできるのも良い。

個人的には、仕事を終えたとき「さあ終わった」とか「やっと帰れる」とかいうセリフを入れてくれるとうれしかったかなぁ。
帰るタイミングが掴めなくて、「まだどこかにイベントある…？」と屋敷ウロウロしちゃったよ。




ついでに未プレイだった前作「住者の魔師」も、今回あわせてプレイしてみました。


初作とのことで、作りの粗さ（と若干のバグ）はあるものの、キャラに魅力のある面白いゲームでした。
守銭奴の魔女と、その助手のかけあいが楽しい。
会話の中で、この世界の魔法に関するウンチク…というか設定が、自然にプレイヤーに伝わるところも良い感じ。

謎解き面は…どれも、もう少しヒントが欲しいかな。
最初の宝箱は、メモと時計を関連付ける何かが、もう一つあったら良かったかも。
もう一つの宝箱は…これはノーヒントではわからないなぁ；
ウィルチカのいるこの世界にそもそもキーボードはあるんだろうか。

詰まりやすい部分は、公式サイトのブログで作者様からヒントが出ていますので、詰まったらそちらを見てみると良いと思いますです。

「住者～」は全般に、一つ謎を解かなければ次の手掛かりがみつからない設計なので、何かコトが起こるたびに、全室全てのオブジェクトを調べなおしになるのがちょっと面倒でしたね…；
たとえばまだモノが手に入らない時点でも、調べた時に「ここには〇〇があるわね」とか表示してくれると、ぐっとプレイしやすくなると思うなぁ。

あ、そういえば、私がプレイした初回バージョンだと、食べ物イベントは魚と肉だけでもイベントクリアできてしまいます。
ただ最後まで手持ちにりんごが残ってるだけで、詰みはしないので大丈夫。



シリーズ…ということは、たぶん、まだ同じキャラ？で何作か作る予定があるのでしょうか～
しっかりした世界観を作ってらっしゃる方なので、この先が楽しみですね～