鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

遠くへ

2005-08-24 15:02:20 | 雑事

どういう性分なのか、時折、何もかもを放り出してゼロになりたい、と思うときがあります。
別に欝になっているのでも、ヤケを起こしているのでもありません。
それはまるで、友人とお茶を飲んで談笑しているとき、
ふと「あら、時間だわ」と席を立つにも似た気軽さで、
それまでの全てに「じゃあ、またね」と背を向けたくなるのです。
まるで、自分の中に見えない砂時計があるみたい。
砂が落ちきってしまったら、ぐるりと逆方向へとひっくり返すしか、再び時間を進める方法はないのです。
ま、基本的に飽きっぽい…てことかな。

大体そういう時は、趣味にしても生活方針にしても極端な針路変更をしてしまうので、
もっとこのままやればいいのに、とか、なんか勿体無いなぁ、などと
周囲に言われることも多々あるのですが、一度イキオイを失うと、なかなか元には戻れません。
昨日まで当たり前にやっていた行動に「あれ?なんでこんなことしてんだ?」
とか思い始めたら特に要注意。

世の中には、ひとつのことに、しっかりじっくり何年も取り組める人もいて、
そういう人たちが着々といろんな経験や実績を積み上げてゆくのを見ていると、
どうして自分はこうなんだろう? と呆れてしまいますが、
なんだかんだとコレで30ウン年やってきたことを考えると、きっともう直らないのでしょう。

幸い、生活の基盤たる「家族」や「仕事」に対して、
そういった気持ちになったことが無いことだけは救いですが(笑)
明日、一週間後、一ヵ月後の自分が、何に興味を持っているのか
予測できないのは、なかなかに困る事態です。
特に人間関係は、話合わなくなっちゃうからね(汗)

ああ、もうちょっと、ちゃんと落ち着きたい。

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