「デンシャ」 電車探索ADV・一世紀近い時を一気に駆け抜ける超特急
制作者:逢海様、羅伊紀様(小麦畑)
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そして電車繋がりでもう一作。
電車の出てくるフリーゲームなら、これは忘れてはいけない。
「マヨヒガ」「オシチヤ」で和モノ独特の昏がりを表現し、
「冠を持つ神の手」や「ダンス・マカブル」では独特の世界観を魅せてくれた
サークル(なのかな?)小麦畑様の、ちょっと昔の作品です。
もともと深い作品を作る方々で、どのゲームもプレイしたあと、
心に残る「味」…「余韻」?があるものが多いのですが…
中でもこれが、本当に好きで好きで。
まず、最初に心を掴んでくるのが、演出。
ところどころさしはさまれる、狂言回しのモノノケ達がすごく良く、
一見とりとめのないセリフも、二周目をプレイすると、
意味がわかって唸らされることうけあい。
そして、ただ探索するのではなく、
謎解きやパズルチックな要素があるのも良い。
パネルをひっくりかえして裏返して、新しい車両を見つけるの楽しいっす。
そして圧巻なのは、シナリオ…というか舞台設定と言うか、
主人公の男の子が探索する「デンシャ」そのものの「意味付け」
ゲームを始めたら、多分最初に電車の「号数」についてアレ?って思うはず。
その理由は、物語を進めていくにつれ明らかになりますが…
「電車の車内」という、一つ一つはごく狭い、限定されたマップなのに、
物理的にも、概念的にも、これだけの広がりを持たせられるのは凄いと思う。
短いゲームながら、いつまでも心に残るゲームです。
あなたのデンシャは、今何号車?
制作者:逢海様、羅伊紀様(小麦畑)
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そして電車繋がりでもう一作。
電車の出てくるフリーゲームなら、これは忘れてはいけない。
「マヨヒガ」「オシチヤ」で和モノ独特の昏がりを表現し、
「冠を持つ神の手」や「ダンス・マカブル」では独特の世界観を魅せてくれた
サークル(なのかな?)小麦畑様の、ちょっと昔の作品です。
もともと深い作品を作る方々で、どのゲームもプレイしたあと、
心に残る「味」…「余韻」?があるものが多いのですが…
中でもこれが、本当に好きで好きで。
まず、最初に心を掴んでくるのが、演出。
ところどころさしはさまれる、狂言回しのモノノケ達がすごく良く、
一見とりとめのないセリフも、二周目をプレイすると、
意味がわかって唸らされることうけあい。
そして、ただ探索するのではなく、
謎解きやパズルチックな要素があるのも良い。
パネルをひっくりかえして裏返して、新しい車両を見つけるの楽しいっす。
そして圧巻なのは、シナリオ…というか舞台設定と言うか、
主人公の男の子が探索する「デンシャ」そのものの「意味付け」
ゲームを始めたら、多分最初に電車の「号数」についてアレ?って思うはず。
その理由は、物語を進めていくにつれ明らかになりますが…
「電車の車内」という、一つ一つはごく狭い、限定されたマップなのに、
物理的にも、概念的にも、これだけの広がりを持たせられるのは凄いと思う。
短いゲームながら、いつまでも心に残るゲームです。
あなたのデンシャは、今何号車?