こんばんは 鈴木有機農園です。
今日はササニシキのカメムシ被害米の除去でした。カントリーパーク新浜という団体？の遠藤さんが、ササシグレという珍しいお米を14袋持ってこられました。カメムシ被害と雑宋のタネの除去の為に持ってきました。私のを中断して1時間ほどで除去作業は終わりました。50年ほど前に栽培した品種で誰も栽培して居ないと思っていたササシグレでした。ササシグレの改良品種がササニシキです。収量伺ったところ、どう考えても採算割れのようでした。淘汰される品種と良い品種でも農家から見放されるものもあり、こぞって新品種が生まれ永続的に定着するのは少ないものです。コシヒカリとササニシキは両横綱と言われながら衰退の一途をたどったササニシキは、品種の特性を知らないことで5パーセント迄落ち込んだ品種です。ササニシキは化学物質過敏症だつたのです。化学物肥料を使わずに栽培したら、強いわ作りやすいわ、何でこんなに良い品種を捨てたのか、指導機関で化学肥料だけでの試験で見落としが原因かも知れません。矢張りササニシキは日本一の品種です。
