こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日で連休も終わりですねぇ。 充実した連休に成りましたか? 私は連休関係なく、田圃へ水を引いたり、野菜の定植準備でした。 農家の子弟から東日本大震災復興事業で田圃に表土を剥いで、替わりに山砂が入れた田圃の稲作りを相談受けました。 土壌構造上は水持ちが悪くなる事、代掻きから植え付けまで早くやらないと植えずらくなる事、肥料持ちが悪いこと。 美味しさが今までより落ちること等お話しました。 それらを知った上で栽培方法を替えなければならない事を伝えました。 難しい田圃に変身させたのです。 塩害処理・瓦礫処理と称して表土を持ちだし、効率を良くしようと必要以上に大型機械で処理してしまいました。 何百年もかけて培った表土が一瞬にして失う羽目になったのです。 ごく一部の方はそのままにして貰い、自分で瓦礫処理をした方もおりました。 周りからは白い目で見られたという話も聞こえてきます。 自分の田畑を・財産を守ろうとするのにも、周りに気兼ねしなければならない農村社会です。 公の農業機関は効率という数字を追うことで、肝心の物を失う事を知りません。 TPPも農民に消費者に伝え切らないうちに国民不在で進んでいます。 国土の広さが決まっています。 輸出出来る範囲は微々たるものです。 日本人は輸入品を食べて、日本の農産物を輸出すれば利ザヤが生まれる妙案??かもしれません。