街道を歩く

旧街道を中心に歩く旅日記。歩行距離は、2021年11月以降は活動量計の表示にしたがっています。

若狭街道(上中~小浜)

2016年12月18日 06時03分41秒 | 街道を歩く
昨日、若狭街道を上中から小浜まで歩きました。

JR上中駅よりスタート地点へ向かいます。



上中駅から少し南下したところにあるこの地点よりスタート。



715年に紀ノ国より勧請されて創建された熊野神社。
祭神の櫛御気命(くしみけのみこと)は「水の神」「田の神」であり、農耕守護の信仰があります。



若狭町井ノ口にある町立三宅小学校。



6世紀初めにつくられた十善の森古墳。全長68mの前方後円墳で、後円部と前方部にそれぞれ異なる形態の横穴式石室があります。



旧道より国道27号線を臨む。



北へ向かい、小浜線を越える。



北川を渡る。



南へ向かい、再び小浜線を越える。



松並木のある道を進む。



6世紀中頃につくられた下船塚古墳。全長85mで、若狭の王墓としては最後の前方後円墳です。



小浜市に入ります。松永小学校発祥の地。1873年、この栄松寺を借りて松永地区の公立小学校・啓心校が発足しました。



国道27号線を臨みつつ遠敷(おにゅう)川を渡る。



遠敷地区にある、721年創建の若狭姫神社。安産・育児の神徳があるとのこと。
安産の神は豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、育児の神は豊玉姫の妹・玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。



舞鶴若狭道を小浜IC付近でくぐる。



南川を湯岡橋で渡る。



小浜駅付近で小浜線を踏切で渡る。



テレビ小説『ちりとてちん』のロケが行われたいづみ町商店街に入ります。



商店街のアーケードの床にある「さば街道 起点」とある碑。



碑の少し手前に「おいでやす鯖街道 ここが起点」とある看板がつり下がっていたので、ここをゴールとしました。
1歩60cm換算でもグーグルマップでも12.8kmでした。
若狭街道全体としては、1歩60cm換算で80.0km、グーグルマップでは76.8kmでした。



「ここが起点」の看板のある位置にある鯖街道資料館。
「小浜ではよく『京は遠ても十八里』と呼ばれ、その『遠ても』と言う言葉には『京が近い』と言う思いが込められています」とのこと。



先週立ち寄った出町商店街の陶板にも「京は遠ても十八里」が書かれていました。



JR小浜駅へ向かう途中にある小浜市役所。



杉田玄白の銅像がある杉田玄白記念公立小浜病院。杉田玄白は牛込矢来の小浜藩邸で生まれ、幼少期を小浜で過ごしました。



小浜駅より帰宅。



おみやげに買った鯖寿司。



帰りに、阪神百貨店で開催中の司馬遼太郎展に立ち寄りました。
街道歩きの行き帰りでは『街道をゆく』シリーズを読んでいることが多いです。
右上は昨日読んでいた「本所深川散歩、神田界隈」の巻。



若狭街道のルート。

コメント
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