伊勢参宮街道を千里から松ヶ崎まで歩きました。
4月28日 9:22 近鉄千里駅より前回到達地点に向かう。
9:23 近鉄名古屋線の踏切前よりスタート。
9:41 上野公民館。ここに立つ伊勢参宮街道の説明看板によると、上野宿にあり、
伊勢上野城跡の近くにあります。明治天皇御小休所として2回使われた元秋田家住居跡とのこと。
9:50 旧上野村の道路元標跡の石碑。元の道路元標は大正2年(1913年)に立てられたもので、
損傷が激しいため中央公民館の中庭に保管されているとのこと。
11:30 名残松と天保10年(1839年)建立の常夜燈。右の道は巡礼道と呼ばれます。
手前の道標に、「右 白塚豊津道 左 上野 白子 神戸 四日市道」と刻まれています。
11:35 嘉永4年(1851年)建立の常夜燈。高さ2.8mある荒い彫りの山燈籠です。
11:47 江戸橋で志登茂川を渡る。車道は工事中でした。橋を渡ると江戸橋常夜燈があり、
ここで、三重県の関から江戸橋に至る伊勢別街道と合流します。
13:00 津観音(観音寺)。和銅2年(709年)創建で、三重県では2番目に参拝者の多い寺です。
14:33 JR高茶屋駅付近にある高茶屋神社。
15:33 雲出(くもず)川を渡り、松阪市に入る。
15:56 街道沿いにある松浦武四郎の実家。武四郎が数え13歳の年に経験した、400~500万人が参拝したという
文政のおかげ参り(1830年)での旅行客に刺激を受け、旅を志すようになります。
16:04 街道付近にある松浦武四郎記念館。
武四郎は、弘化2年(1845年)から安政5年(1858年)にかけて蝦夷地探査を6回行い、多数の地名を収録。
維新後の開拓使判官時代に「北海道」の名付け親となりました。
17:21 三渡(みわたり)川を渡り、初瀬街道と合流。
17:53 近鉄山田線をくぐり、松ヶ崎駅近くのここの交差点までとしました。
43328歩、26.0kmでした。平成の街道歩き旅は、183回目となる今回を最後とします。
17:57 近鉄松ヶ崎駅より帰宅。