街道を歩く

旧街道を中心に歩く旅日記。歩行距離は、2021年11月以降は活動量計の表示にしたがっています。

東海道(知立~美合)

2017年12月31日 20時45分55秒 | 街道を歩く
昨日、東海道を知立から美合まで歩きました。

10:20 名鉄知立駅。ここから前日到達地点に戻り、10:23スタート。



10:58 牛田にある知立松並木。



11:15 来迎寺一里塚。塚の上の樹木は榎が多いですが、この塚は松です。
阿野一里塚とともに、道の両脇に一里塚が残っています。



12:05 安城市に入ります。ここも松並木が整備されています。



12:25 安城市尾崎町にある熊野神社。鎌倉幕府が置かれた時に京都~鎌倉間に整備された鎌倉街道は、
ここから南東に下っていったので、神社の松が「目印しの松」とされていたとのことです。



14:02 岡崎市に入ります。矢作川にかかる矢作橋の西詰に立つ出合之像。
奉公先から逃げ出して寝ていた日吉丸(豊臣秀吉)と蜂須賀小六がこの橋で出会ったという伝説に基づいた像です。



14:13 岡崎の名産・八丁味噌を生産するまるや八丁味噌。創業延元2年(1337年)の老舗です。



15:18 岡崎城下にある籠田公園の中を通ります。
岡崎城下は、防衛上の理由から「二十七曲り」という複雑に曲がった道となっています。



15:20 岡崎信用金庫資料館。大正6年(1917年)、岡崎銀行本店として建てられました。



15:45 岡崎宿東端にあるモニュメント。「岡崎城下二十七曲り」はここで終わりとなります。



16:20 日本橋から80里の所に立つ大平一里塚。



16:57 名鉄美合駅。16:50に美合駅近くの交差点に着き、今回はそこまでとしました。美合駅より帰宅。
32673歩、19.6kmでした。



今年は132万4933歩、795.0km歩きました。ではよいお年を。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐屋街道(烏森~熱田)、東海道(熱田~知立)

2017年12月31日 19時45分18秒 | 街道を歩く
一昨日、佐屋街道を烏森から熱田まで、東海道を熱田から知立まで歩きました。

8:23 近鉄烏森駅より、駅前の交差点に戻りスタート。



9:10 JR等の金山駅近くにある金山新橋交差点に立つ道標。美濃路(熱田~垂井)の分岐点でもあります。



9:58 熱田神宮の西の縁を進みます。途中で神宮に寄ります。



10:14 東海道との交差点。ここで佐屋街道は終了です。この日は10530歩、6.3kmでした。
佐屋街道全体では39441歩、23.7kmでした。



10:38 やや南西に移動して、宮の渡し公園へ。東海道はここから再開します。
東海道で最も栄えたのがこの宮宿で、「宮」は熱田神宮のことです。



11:05 1号線に入ります。名古屋市瑞穂区にあるパロマ本社。



11:58 瑞穂区の笠寺一里塚。名古屋市内を通る東海道に残る唯一の一里塚です。



13:11 緑区の丹下町常夜燈。鳴海宿の西の入り口に立っています。寛政4年(1792年)設置。



13:53 名鉄名古屋本線(有松~左京山駅間)と名古屋第二環状自動車道の交差点にある有松一里塚。
5年前に復元されました。



13:56 去年、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された旧有松町(現名古屋市緑区)の街並み。



14:00 「ありまつ」と染められたのれんが方々の建物にかかっています。



14:32 豊明市に入ります。名鉄中京競馬場駅の付近にある桶狭間古戦場。現在は小さな庭園になっています。



15:13 阿野一里塚。愛知県内の東海道に立つ一里塚で、左右両側に残っているのはここと知立市の2カ所のみとのこと。



17:03 知立市に入ります。名鉄知立駅付近の交差点。今回はここまでとしました。33494歩、20.1kmでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桑名~佐屋、佐屋街道(佐屋~烏森)

2017年12月24日 19時19分21秒 | 街道を歩く
昨日、東海道・桑名の続きの道を名古屋の烏森まで歩きました。

今回歩いた道について。江戸時代の東海道は、桑名から熱田までは海上ルートでした。
「七里の渡し」と呼ばれ、約28kmを船で渡っていましたが、定期運行している船は現在はありません。
海上ルートとは別に、東海道の陸上迂回路(脇往還)として佐屋から熱田を結ぶ佐屋街道があるので、この道を烏森まで歩きました。
ただ、桑名から佐屋までは「三里の渡し」により船で渡っており、江戸時代の道はないので、佐屋までについては現在ある道を歩きました。

9:02 JR桑名駅から東海道の前回到達地点へ向かう。



9:32 桑名七里の渡し公園にある伊勢神宮一の鳥居。ここからスタートします。



9:36 廻船業者の航海の安全を祈願するために正徳5年(1715年)に建てられた住吉神社。



9:44 揖斐川沿いより伊勢大橋を臨む。伊勢大橋は昭和9年(1934年)供用開始で1105.7mあります。



10:48 伊勢大橋で揖斐川と長良川を渡ったあと、尾張大橋で木曽川を渡ります。
途中で三重県長島町から愛知県弥富市へ入ります。



10:56 木曽川を渡ったところにあるふたつやの渡しの石碑。ふたつやの渡しは、佐屋三里の渡しの途中にありました。



12:46 愛西市佐屋にある「佐屋三里之渡趾」とある石碑。桑名からここまで17834歩、10.7kmでした。
ここから佐屋街道が始まります。



12:48 上記の石碑のはす向かいにある佐屋代官所趾の石碑。
徳川方が勝った大坂夏の陣において、家康はこの佐屋から船出したため徳川方吉祥の地であることなどが、左の石碑に刻まれています。



14:57 津島市に入ります。神守(かもり)の宿場跡の標示。
名古屋の万場宿と佐屋宿の距離が長いため、正歩4年(1647年)、ここに宿場が置かれました。



14:58 神守の宿場の中心であった憶感(おっかん)神社。左奥の建物は憶感山吉祥寺。



15:07 神守の一里塚。佐屋街道の一里塚で最後まで残っていたのがこの神守の一里塚とのこと。



15:40 あま市に入ります。七宝焼原産地道標。
尾張七宝の窯元を訪れる外国人のために明治28年(1895年)建てられたもので、上部にローマ字表記があります。



16:42 大治町を経て名古屋市中川区に入ります。國玉神社。
神社の南西曲がり角は万場宿の高札場となっていました。



16:52 万場大橋で庄内川を渡ります。頭上に名古屋高速5号万場線が通っています。



17:09 庄内川を渡ると中村区に入ります。足下に、このような佐屋街道の案内が所々にあります。



17:31 近鉄烏森駅近くの交差点までとして、烏森駅より帰宅。佐屋から烏森までは、28911歩、17.4kmでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西近江路(敦賀~今庄)

2017年12月02日 22時59分30秒 | 街道を歩く
西近江路を敦賀から今庄まで歩きました。

7:49 JR敦賀駅から前回到達地点へ向かう。



8:19 北陸本線の踏切前からスタート。



8:20 踏切の東側から北陸トンネルが始まります。



8:29 北陸自動車道と並行する道を進む。



9:13 新幹線が通る新北陸トンネル・田尻工区の工事現場。



9:45 11年前の3月に閉校した敦賀市立葉原小学校跡地。校歌の石碑が立っていました。



10:21 敦賀海陸運輸の新保停留所。元はJRバスの停留所でした。ここで休憩。



11:12 木ノ芽古道に入ります。休み石(腰掛け石)。
人の手で物資が運ばれていた時代に、荷物を背負ったまま腰を掛けて休めるように置かれた石です。



11:25 明治天皇御膳水。弘法大師お手堀の湧水とのことです。



11:27 南越前町に入ります。栃ノ木峠などとともに福井県(越前国)を嶺南・嶺北に分かつ木ノ芽峠。
放し飼いの犬が吠えているので、足早に通り過ぎます。





11:34 木ノ芽峠は標高628mです。



11:39 言奈(いうな)地蔵。旅人を乗せて木ノ芽峠を越えた馬子がこの地でその旅人を殺して金を奪い、
地蔵の面前だったことに気づいたので「地蔵言うな」と独りごちたところ、「地蔵は言わぬがおのれ言うな」と
地蔵に言い返され、それをきっかけに改心したという伝説があるとのこと。ここで昼食をとります。



11:57 スキーのリフトをくぐる。このあたりは今庄365スキー場です。今年は12月16日オープンとのこと。



11:58 ゲレンデを通り抜ける。



12:15 コースを下る。



13:11 二ツ屋地区は、柿がイルミネーションのように鈴なりでした。



13:32 つるし柿。



14:11 南今庄駅を通過する貨物列車。



14:40 北国街道との合流地点。ここでゴールとしました。32834歩、19.7kmでした。



14:50 整備が進むJR今庄駅と駅前。





15:38 駅本屋に併設されている今庄まちなみ情報館にあるかつての今庄駅のジオラマ。今庄駅より帰宅。



今回で、西近江路を完歩しました。189625歩、113.8kmでした。
また、西近江路(大津~今庄)と、これまでに歩いた東海道(大津~草津)、中山道(草津~鳥居本)、
北国街道(鳥居本~今庄)をつなぎ合わせると、琵琶湖を囲んだ形となります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする