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Narashino Geography 149   「憲法9条」は殺された。

2023-09-24 01:09:30 | 地理学

「憲法9条」は殺された。

 

「安保三文書と南西諸島への自衛隊・米軍配備」をテーマにした講演を聞きました

9月10日に「沖縄戦首都圏の会」総会で石井暁(ぎょう)さん(共同通信編集委員/1961年生、防衛庁・省を1994年から30年担当)の「安保三文書と南西諸島への自衛隊・米軍配備」をテーマにした講演を聞きました。

「戦争をする国」へ

「戦争ができる国」から「戦争をする国」へと変貌してきた日本について安倍政権下の安保法制と、集団的自衛権の実行への道筋をつけた岸田政権について整理されていて大変分かりやすいお話でした。

集団的自衛権⇒軍事費倍増⇒憲法改定

日本を戦争ができる国にしたのは集団的自衛権行使容認の閣議決定から、安全保障関連法の強行採決(2017716日)でした。

安倍政治による一里塚と言えるでしょう。そしてこの安保関連法を踏まえて実際に戦争を行うための実質的な準備態勢を整えているのが岸田政権による自衛隊予算の倍増などということになります。

そして、最後の仕上げが「憲法改定」ということになります。

安倍政治の下で日本の平和主義は空洞化され、国民を置き去りにした軍事拡大路線を進めてきた

日本の平和主義は安倍政治の下で空洞化され、実質的に何でもできることにされてしまいました。安倍晋三元首相は核兵器保有まで口にし、台湾有事や朝鮮のミサイル発射も利用して、「日本守る」ことを口実に軍事拡大路線を進めてきました。しかし、「国民を守る」と言いながら、国民は置き去りにされています。

「日本を軍事力で守る」は妄想。紛争に巻き込まれないように外交環境を整えることが大事

そもそも日本を軍事力で守るということが妄想と言わざるを得ません。日本政府の責任は、日本が紛争に巻き込まれないように外交環境を整えることです。

国際社会から信用されなくなった今の日本。「台湾有事」などという危機を煽る報道に惑わされず、世界平和のために賢く、真剣に行動しよう

今の日本は以前ほど国際社会から信用されていません。それはこの国が国際社会に誠実に対応していないことと合わせ鏡です。国連総会での岸田文雄首相の発信力も弱いものでした。今、世界は様々な危機に直面しています。その危機は人類の生存にかかわるような危機で。どれも容易に解決できるわけではありません。今こそ、原則に則って行動することが肝心だと考えています。「台湾有事」などという危機を煽る報道などに惑わされず、世界平和のために賢く、真剣に行動することが求められています。(近)

 

 

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