(ANNニュース)
秋本真利衆院議員“受託収賄”で逮捕 風力発電の国会質問 謝礼は“競走馬”(2023年9月7日)
国会質問の見返りに6000万円以上の賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部が衆院議員の秋本真利容疑者(48)を逮捕しました。
■風力発電の国会質問 謝礼は“競走馬”
秋本容疑者は洋上風力発電事業への参入を目指す「日本風力開発」の塚脇正幸前社長から会社に有利になるような国会質問をするよう依頼を受け、その見返りに合わせて約6146万円の賄賂を受け取った疑いが持たれています。
自民党(当時) 秋本真利議員:「2回目の公募から評価の仕方というのをちょっと見直していただきたい」
秋本容疑者は入札で事業者を選ぶ時の審査基準の見直しを国会で求めていました。
その秋本容疑者と塚脇前社長が共同で設立した馬主組合が所有する競走馬のうちの1頭。秋本容疑者への謝礼とみられる資金は、いずれも競走馬を巡って提供されていました。
(朝日新聞デジタル)
菅氏が「オヤジ」で河野氏が「兄貴」 秋本議員、再エネ促進は利権に:朝日新聞デジタル
(文春オンラインより)
“河野太郎の最側近”秋本真利政務官の地元事務所に違法建築の疑い
【河野太郎の最側近】秋本真利「再エネ汚職」捜査に震える黒幕の正体【デイリーWiLL】
(デイリー新潮の記事より)
「河野さんにゴマをするために競走馬を…」 再エネで収賄疑惑の秋本議員は河野大臣の最側近
「河野さんにゴマをするために競走馬を…」 再エネで収賄疑惑の秋本議員は河野大臣の最側近(全文) | デイリー新潮
秋本氏は河野氏を総理候補として推してきた菅義偉前首相のグループ「ガネーシャの会」にも名を連ねた。
「河野さんにゴマをするため」
地元政界関係者
「市議時代、秋本先生が“馬好き”なんて聞いたことはなく、明らかに河野さんにゴマをするためだったといわれています。河野家は馬と縁が深く、河野さんはかつて日本競走馬協会の会長を、父の洋平さんはいまも日本軽種馬協会の会長を務めています」
(LAST JOURNALの記事より)
秋本真利の経歴、河野太郎となぜ親密?
秋本真利のwiki経歴&学歴(高校・大学)!河野太郎となぜ親密? | LAST JOURNAL
2003年4月、秋本真利さんは27歳で千葉県・富里市議会議員選挙に立候補され当選。
その、任期中に秋本真利議員は法政大学大学院でエネルギー問題の研究を重ねます。
そして2007年、千葉県・富里市議会議員選挙で2期目の当選。
千葉県・富里市議としては2期8年務められます。
その市議時代に河野太郎衆議院議員に出会い、そして国政に誘われます。
河野太郎議員は秋本真利議員を、「私の大切な右腕でございます」と街頭演説でも紹介するほど。
秋本議員が市議の傍ら法政大学の大学院に通っていたころ、同じ母校の河野議員が特別講師として登壇したことで始まります。
そして、授業で河野議員が出した核燃料サイクルについての問いに、秋本議員は完璧に答えたことで河野議員の目に留まり、
『お前、国会議員になれよ。俺と一緒に働こう』
と、市政から国政への転身を決めたという経緯です。
秋本議員の2020年出版の著書『自民党発!「原発のない国へ」宣言』には、河郎議員が「自民党一の『脱原発』男だ」と推薦文を寄せるほど。
秋本議員は河野議員を、『政界の兄貴』と呼ぶほど慕い、河野議員は秋本議員を『大切な右腕』と語るほどの間柄です。
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