住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

秋津に象が来た日。「明日の秋津を考える会」会報第49号

2022-03-26 22:42:40 | 市民の声

「明日の秋津を考える会」会報第49号が発行されました。

それでも学校は楽しい!

母校である秋津小学校にわが子を通わせているお母さんからのお話です。

 受け継ぐ記憶

 秋津まつりの歩行者天国を練り歩く巨大な象の姿。秋津小学校の校庭から気球に乗って見下ろした町の景色。

  • 母校に子どもを通わせて

 今聞くと「嘘でしょ!」と思われるような行事だが、活気溢れる秋津で過ごした幼少期のピッグイベントは楽しい思い出だ。

(編注)1984年10月頃だと思います。三上市長の時代。市制30周年の行事にキグレサーカスを呼びました。秋津が興行場所として多目的広場を提供することになり、ちょうど秋津祭りと重なって祭りに象の参加が実現しました。こんな行事は二度とないでしょう。写真はその時撮影したもの。

 

 だけど家族を持って再びここに暮らす今、町のそこここでよみがえるのは大したことない日常の断片。「あそこで派手に転んだなあ」とかそんなこと。でもそれが温かい。あいかわらず洒落たカフェや商業施設は無いけれど(笑)、町並みとそこに漂うおだやかな空気感は私がランドセルを背負っていたあの頃のままだ。

 安心感からか、母校である秋津小学校にわが子を通わせるママ友がたくさんいるのもうなずける。

  • コロナ禍の学校

 コロナ禍と同時に秋津小学校に入学した末娘は、この春3年生になる。

 「イベントはほぼ無し」「絶食は全員前を向いて無言で食べる」などと聞くと、なんてかわいそう…と思ってしまうが、コロナ禍入学の娘にとってそれは当たり前で、それ以外知らないから不幸ではないのだ。自宅からのオンライン授業も楽しそうにやっている。

  • 小さな幸せの有り難さ

 「来週、おやつを持って香澄公園へ遠足に行くことになった!」と声を弾ませ喜ぷ娘。さまざまな制約の中、少しでもと企画してくださる先生方には感謝しかなく、どんなことも全力で楽しもうとする子ども達にイベントの大小は大した問題ではないのかもしれない。そんな子ども達の姿から、小さな幸せの有り難さを実感している。

 秋津で過ごした幼い頃の記憶は、間違いなく私の心の糧となっている。秋津小学校に通う子ども達が、どんな状況にあっても、幸せを感じられる人生を歩んでくれることを願う。ここでの記憶とともに。(K・S)

谷津干潟の魅力

 秋津から歩いて約10分で行ける谷津干潟。羽を休める鳥を見ながら散歩やジョギング、干潟観察センターで小中学生によるレンジャー活動(ジュニアレンジャーといいます)、センターやボランティアグループによる様々なプログラム(工作、野鳥観察、秘密基地づくり等)、谷津干潟公園でのピクニックや水遊び、色々な魅力があります。

 子どもたちと一緒に行って遊ぶたびに、こんな場所が近所にあるなんて贅沢!と思っています。

 夏に公園で野外コンサートをしたり、周辺にカフェを増やしたり、一部だけでも干潟の水辺に触れるようにしたり、そんな工夫ができればもっともっと魅力が増えるのに~とも思います。これからも谷津干潟を楽しんでいきたいです。(K・O)

谷津干潟へ提案

 秋津団地に入居した頃、まだ新習志野駅はなかった。駅ができるという情報とともに、駅名の募集があり、干潟に近い駅なので「谷津干潟」と書いて応募したけど採用されなかった。

 新しい駅名は「新習志野」と決まったが、秋津・香澄・茜浜と万葉の地名がつけられたこの地区に「習志野」という名は相応しくないと思って、ちょっとがっかりした。

 新習志野駅を降りて干潟まで、初めての方には、わかりにくい。案内板も少ないしね。新習志野駅に、干潟に行ってみたくなるような。楽しいイラスト入りの大きな案内飯があるといいなあと思う。

 干潟観察センターの玄関前広場は結構広い。木立の広場にして、洒落たカフェなんかがあれば、子どもだけでなく、若者も楽しめるのにな。(R)

秋津の今

 秋津に住み始めてから、都合4回の転出入を繰り返す転勤族でした。家族で引越したり、単身赴任のときもありました。新幹線の駅近くもあれば、野生猿の出没する山裾にも住んだり、はたまたサーファーの多いビーチ近くだったりもしました。

 転出先で様々な環境・歴史・文化を感じながらの生活をしてみて、秋津は利便性に恵まれた緑豊かな環境で、とても住みやすい街とあらためて感じます。

街として40数年間、高齢化と若返りを織りなしながら文化ができましたが、一方では高齢化で様々な問題が生じています。

入居当初は、「秋津砂漠」と揶揄したこともある街が、現在は緑豊かとはいえ育ち過ぎた樹木は、もてあまし気味になっています。共有地はどうにか手入れされるも、強く剪定された樹木が痛々しい。個人の専用庭は放置されると衛生・防犯面で問題が生じたり、団地としての資産価値にも影響がでてきます。

 近所づきあい・肋け合いが地域を守り、その価値を高めることにあらためて気付かされる思いです。(TK)

2022花の実園さくら祭り

3年ぶりの開催です。皆さん、出かけてみませんか。

4月2日(土)9時から

4月3日(日)9時半から

 

 

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習志野市文化ホール建て替え問題、パブリックコメントを市役所に提出しましょう

2022-03-26 12:45:07 | 文化ホール

習志野市文化ホール建て替え問題、パブリックコメントをどしどし市役所に提出しましょう

4月1日(金)〜5月2日(月)

「金がない」と言って市民や職員(特に低賃金の非正規職員)への金は出し渋っているのに、野村不動産に言われたら、文化ホール建て替えに「ポン」と100億円?と、とかく批判の多い文化ホール建て替え問題、4月1日から5月2日までの間、市がパブリックコメントを募集するそうです。

https://www.city.narashino.lg.jp/joho/mayor/houdou_ririsu/r3_narashino_riri-su.files/R40325.pdf

ブログ読者の方が問題点を整理する設問票を作ってくれました

問題点を整理しやすくするため、ブログ読者の方が以下の設問票をつくってくれました。

パブリックコメント作成の資料としてお使いください。

 

<新文化ホール問題に関する設問票>(ブログ読者作成)

 

論点【1】 新ホールの建設について

       □A 「多目的ホール」とする市の案に賛成

→□① 現在と同じJR津田沼にすべし

→□② 鷺沼の旧市庁舎跡地にすべし

       □B 「多目的ホール」とする市の案はこう修正すべき

→□① 修正の上、現在と同じJR津田沼にすべし

→□② 修正の上、鷺沼の旧市庁舎跡地にすべし

       □C 市の案に反対

         □イ 現在のホールを存続させるべきだ

         □ロ 現在と同じくクラシック音楽専用ホールとすべきだ

→□① 現在と同じJR津田沼にすべし

→□② 鷺沼の旧市庁舎跡地にすべし

         □ハ 文化ホールなどもう不要だ

 

論点【2】 現ホールについて

       □A なぜ建築後50年もしないで新ホールを建築しなければならないことになったのか、責任を問うべきだ

          □イ なぜ区分所有建物などという、市単独では将来像を決められないような手法を取ったのか

          □ロ なぜ耐震補強や大規模修繕に漫然と、繰り返し多額の予算を投入してきたのか

       □B 今さら過去のことを追及しても仕方がない

 

論点【3】 リハーサルルームやオーケストラの練習場について

       □A ぜひ必要

         □イ 新文化ホールはJR津田沼に建設し、それとは別に、リハーサルルーム等を鷺沼の旧市庁舎跡地に、美術館や防災拠点等と合せて建設すべきだ

         □ロ 新文化ホールは鷺沼の旧市庁舎跡地に建設し、その中にリハーサルルーム等を併設すべきだ

         □ハ 現在の文化ホールを存続させ、一方リハーサルルーム等は鷺沼の旧市庁舎跡地に、美術館や防災拠点等と合せて建設すべきだ。

       □B 不要

 

論点【4】 パイプオルガンについて

       □A 新ホールに移設すべきだ

       □B 新ホールにはパイプオルガンは要らない

          →□① どこか引き取り先を見つけて譲渡するべきだ

          →□② 現ホール取り壊しの際、建築廃材として処分することもやむを得ない

 

論点【5】 公益財団法人習志野文化ホールについて

       □A 引き続き存続させ、新ホールの指定管理者にすべきだ

       □B 役目を終えた。解散すべきだ

 

論点【6】 市は「習志野市は“音楽のまち”である」と言っているが、どう思うか

       □A そのとおりだ

       □B 現状はそうではないが、そうあるべきだ

       □C まったくそうは思えないし、音楽にばかり力を注ぐのもおかしい

 

パブコメ書きたいけど、書き方がわからない、という方はこちらをご覧ください

書式が決められているわけではないので、自由に書いてかまいませんが、まず
習志野文化ホール再建設基本構想(案)

1_kihonkousouan..pdf

1_kihonkousouan..pdf

Google Docs

 

をお読みになって、次の書式を参考に下書きを書いてみてはどうでしょうか。

また、コメントを提出できるのは
①市内在住・在勤・在学者、
②市内に事務所又は事業所を有する人、
③その他関係者、となっていますので、市外在住で在勤・在学、または事務所等を有する場合は、連絡先の次に勤務先の所在などを加えた方がよいでしょう。③の場合も、どんな関係者なのか説明を入れて、門前払いされないようにすべきです。

受付期間は4月1日(金)から5月2日(月)まで。市役所政策経営部総合政策課に持参するか、郵送、FAX、ちば電子申請サービスのいずれかにより提出します。総合政策課に持参する場合は、5月2日(月)午後5時までに、また郵送等の場合は5月2日(月)必着となります。

 

 

これまでの「住みたい習志野」の文化ホール関連記事もご参照ください。

全然「老朽化」していないのに、業者の都合で取り壊される文化ホール - 住みたい習志野

(読者投稿)ネットの書き込み「文化ホール不要論」 - 住みたい習志野

文化ホールをどうするか、4月のパブリックコメントが大事 - 住みたい習志野

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聴いたことありますか、習志野文化ホールのオルガン(読者投稿) - 住みたい習志野

習志野から消される?ドイツ人捕虜収容所の歴史(菩提樹、聞き書き民話、西郷寅太郎) - 住みたい習志野

(追記)

全然「老朽化」していないのに、業者の都合で取り壊される文化ホール - 住みたい習志野

の記事について「フーミン」さんから以下のコメントをいただきました。有難うございます。

 状況がとてもよく解りました。 有り難うございました。 そして今日一日掛けて「基本構想」案も目を通しました。 半分はもうどうにもならない--- けれどそれを踏まえて、どうしても譲れないと思うことは要望を発信しようと思いました。 国庫補助金を受ける条件は分かりませんが、受けられるものなら検討すべき、とも思いました。
 大久保のプラッツは「スターツ」?という会社みたいですね。 先日改めて見に行ったら、見事にハンディの有る方への配慮が感じられない、文化の薫りもない、見事に安っぽい仕上がりにあ然としました。 業者もありますが、市の発注者のビジョンやセンスが全く感じられないので これは金銭や経済的なことばかりに終始して 反文化の町に成り下がった とがっかりしました。
 ますます旧庁舎跡地は財源化などとんでもないし 当面箱ものは遠慮いただいて、 広域避難所と市民の広場として それこそたまに津田沼モリシア前の広場でやっている、特設ステージやバザーなど ⚪⚪市の会場に有効活用できる市民の資産として維持する事の重要性も再認識しました。

 

 

 

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